のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

家庭菜園で沢山の美味しい野菜を作っています。また秘密基地を作って、にわとりを飼ったり、金魚やメダカを育てています。田舎風の暮らしを楽しんでいます。

今年も踏み込み式温床は、大活躍した。昨年度は、3月に温度が急に上がった時に、切り返しをやったばかりの温床の内部温度は70℃近かった。
温床大爆発である。
小さな幼苗は熱と乾燥でちりちりになってしまって70%近くの苗が枯れてしまった。
今年は、危ない時はビニールを外してハウス内外気温と同じにした。

発芽させる時は、同じスペースを必ず隣に確保して、切り返しが出来るようにした。
つまり、大きく二部屋を作り、さらに1部屋を半分ずつ使ったわけである。

温床は第1次発酵が終わり、再度発酵させ1週間を過ぎると徐々に、内部温度が低下する。
そのため温度低下をあらかじめ予想して、隣の部屋を切り返して、引っ越しをさせるのである。
切り返し2日後には、20℃ぐらいに低下していても、50℃から60℃ぐらいに上昇する。


                     第1温床 畳一畳強の広さ

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第2温床上記と同じ広さ

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温床からハウス内 外気育苗中の苗

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温床内のポット苗の植え替え終了苗
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ハウスブドウの芽が伸びてきた。
ここ3年ぐらい不作が続いている。
たくさんの花は咲くが、摘花が足りないせいか着花せずにぽろぽろと花ぶるいしてしまう。
原因は、木の大きさと生らせる実の数があっていないためだろう。



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下の画像は、関東では一般的な剪定である『短梢剪定』である。
冬に2芽残して、先を切り落とす剪定の仕方である。

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今年度は、長梢剪定を一部取り入れた。
下の画像は、4本の長梢剪定の枝を残した内の1本である。
目的は、葉の数を増やして、残せる房数を増やそうと考えてのことである。



                   長梢剪定 たくさんの芽が出ている。

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長梢剪定(ちょうしょうせんてい)

『ブドウの剪定法は「長梢剪定」と「短梢剪定」に大きく分類される。
冬季の剪定時に結果母枝(種枝)をその枝の太さや充実の程度によって5~12芽を残して切り落とす剪定法を「長梢剪定」という。

一律に結果母枝の基部2~3芽のみを残して機械的に切り落とす剪定法を「短梢剪定」という。

東日本で「長梢剪定」、西日本では「短梢剪定」でブドウ栽培が行なわれている例が多い。長梢剪定では主にX字型自然形整枝法を基本とした整枝法が用いられている。』



今年は、4本だけ『長梢剪定』をした。
理由は、ここ3. 4年花がたくさん咲いても、実がポロポロ落ちてしまって、調子が悪かった。
木全体に実を育てるエネルギーが不足しているのだろうと理解していた。

そこで枝を長く残し、たくさんの新芽を出させることで、葉の全体量を増やせば、葉からの光合成による養分が全体に供給されるのではと、考えての実験である。

ぶどう栽培で難しいのは、『ぶどうの木の大きさ』と『生らせられる房の数』との関係を把握することである。


ぶどう園のぶどうの木は、何十年もの古い大きな木である。今までのデータで、ぶどうの房をいくつ残せば良いかが過去のデータで簡単にわかる。

ー枝の葉の数が何十枚に、1房残すなどという目安は、前提条件である木の大きさ、即ち全体のエネルギー量が分からなければ、何の意味も持たない。

その事が実が生り初めて5年目で、何んとなく分かってきた。
私の家のぶどうの木では、房の 数をうんと少なく生らせないと花ぶるいを起こして、実が落ちてしまうようだ。
              長梢剪定の先端の様子 大きな芽が出ている。

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以下は、長梢剪定の長所と短所である。

梢剪定の長所は、
(1)枝の太さや充実の程度によって残す芽数を調節できるので、樹勢調節が容易で、あらゆる品種に適応できる、

(2)ブドウ結果母枝の中間部の充実した芽が利用でき、新梢の初期成長が旺盛になる

(3)若木から樹冠拡大が速やかにすすむため、早期多収が確保しやすい

(4)主枝から直接側枝を出すことが少なく強剪定にならないため、主枝の枯込みが起こりにくく経済樹齢を長く維持できる、などがある。



短所は、
(1)枝の勝ち負けができやすく、樹形が乱れやすい、

(2)樹勢に応じて枝の長短を加減するなど剪定の判断が複雑なため、剪定に経験の伴った技術を要する、

(3)短梢剪定に比べ労力が必要である、などがあげられる。




『ぶどう樹は、生長するにしたがって太くなり幹の表皮の部分が老化して幾層にも重なった表皮がささくれるようになってきます。

そのささくれだった隙間がぶどう樹にとっての害虫の棲家になってしまいがちになります。』


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『特に、どこにでもいる部類の1mmにも満たないカイガラムシなどは口の針でぶどうの樹液を吸い、排泄物を撒き、それがまた病気を引き寄せ、大量発生でもしたら手に負えないので、こまめな防除が大切になります。』



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『しかも、ぶどう樹のウイルスを伝播する媒介者であるという研究結果も発表され、小さなカイガラムシにぶどう栽培スタッフは震撼します。』



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初めての温床を使っての苗作りである。

昔の農家は、サツマイモの苗を作るために、落ち葉を集めて踏み込み式温床を作った。
そして、落ち葉を発酵させることで熱を利用して、春先にサツマイモを温床に埋め込んで発芽させて、苗木を作った。

その原点ともいえる踏み込み式温床の本来の使い方を実践することとなった。
なぜ、初めての試みとなったかと云うと、私の畑ではサツマイモが出来ないことが定説となっていた。大先輩たちが何度も挑戦し、思わしくない結果であった。

ところが、昨年私の友人が大先輩の忠告を無視して、サツマイモを作った。
案の定、葉が生い茂り周りを葉で埋め尽くすほどであった。いわゆる蔓ボケと云われる肥料過多の状態だ。山を開墾した畑なので、落ち葉が腐葉土になった感じの黒土なので、窒素分の多い畑なのだろう。

しかしながら、収穫の時にみんながアッと驚いた。
なんと、どの株にも立派なサツマイモが3個から4個生っていたからである。
理由は、わからない。
サツマイモの葉が生い茂っても、それにひるむことなく伸ばし続けたことによって、葉から十分なエネルギーが、サツマイモの肥大につながったのだろう。


                        紅はるかの苗である。

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シルクスウィートは、あまり芽が出ていない。
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