今年は、今までの短梢剪定だけから長梢を4本残す長梢剪定を一部取り入れた。

目的は枝の数と葉の数を増やすためである。
その事によって、たくさんの葉の光合成によって出来た養分を十分に実に送ることが出来て、花ぶるいを防げるのではないかと考えた。


                   短梢剪定 1本の単梢から1本の新梢が出ている

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長梢剪定 1本の長梢から20本の新梢が出ている
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右側2本の主枝から左方向に出た長梢
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下の太い2本が主枝で一番上が長梢
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花が終わりかけの房 何個着床するか?
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まだ開花していない蕾
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去年までは、短梢剪定で短梢を2本の主枝から40本ずつ合計で80本ぐらい残した。80本の新梢からは、それぞれ2房ぐらい生るが、50房ぐらい残して摘房した。
しかし、ほとんど花ぶるいしてしまった。花ぶるいとは、着果しないでぽろぽろと実が落ちてしまうことを言う。1房に5粒とか7粒のブドウが出来ることとなる。
スーパーに並んでいるピオーネの1房の実の数は40粒ぐらいである

昨年のブドウの房

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4年前の初めてブドウが生った時の画像
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今年は短梢を76本にして、長梢を4本残して剪定した。
その4本の長梢にそれぞれ新梢が20本ぐらいずつ出た。
すなわち、新梢の数が去年の倍の160本になったことになる

残している房数は、今年も去年並みの50房ぐらいであるから、葉や新梢の数だけが倍増したことになる。

ここ3年ぐらいは、まともにブドウが生っていない。
葉の数が少ないために、ブドウに十分な栄養分を送れないのではないかと考え、今年の長梢剪定の導入となったわけである。
もちろん、一昨年度から根にも肥料をたくさん与えた。


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