次々と菜園長老の定説を覆してきた友人の栽培法

1、玉ねぎの大量鶏糞ー発栽培で大成功
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約13cm 

2、にんにくの大量鶏糞栽培で大成功

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約8cmの幅    中国産の普通のにんにく種使用
3、ジャガイモの5.6年連作栽培も鶏糞大量栽培で毎年豊作
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4、サツマイモは出来ないと言われた畑で、大豊作
5、友人の後作でトウモロコシを作って大成功

これらに共通しているのは、元肥に大量の鶏糞を使うことである。

『1袋150円ですよ。4袋蒔いても600円、安いじゃないですか。』といって、ジャガイモの3畝に4袋ぐらい普通に撒く。
私の4倍位の量だ。
畑に鶏糞の厚みを感じなければ、撒いた気がしないそうだ。

そんなに鶏糞撒いたら、畑の神様の祟りがあるよ。』と言っても、
『だって、野菜がばっちり出来るんだもん。』と笑っている。

それで、鶏糞の効能をいろいろ調べて見た。


https://kurashi-no.jp/I0016312 
鶏糞には、窒素、リン酸、カリウムといった野菜の肥料に欠かせない成分が含まれる
ほかにカルシウやマグネシウムといった成分も含む。
有機堆肥なので割合にばらつきはあるが、肥料に必要な成分はバランスよく入っている。

鶏糞は栄養成分のバランスがいい堆肥。

『私も発酵鶏糞を多用していながらどれくらい持続しているのか疑問に感じながら何年も経ちます。ただ経験から言えば例えば冬野菜に元肥として入れておけば春の収穫が終わるまで追肥の必要が無いのは事実です。

とは言っても私が使っている鶏糞の袋には1反当たり10~15袋(1㎡150g~230g)と書いてあるのをその5倍位入れてます。』

なんと、友人と同じような考えの実践者が存在した。
1反=300坪=990㎡ 10袋(150㎏) 1㎡(150g) 15袋(225㎏) 1㎡230g


発酵鶏糞は、元肥として使用する場合は、 1平方メートル当たり200g~500gを種まきや植え付けの一週間前に施用し土と良く混ぜ合わせて馴染ませておく。

友人のジャガイモの畝
友人の実際は、60㎏投入 すなわち 6,7倍~16,7倍



http://gardecojapan.com/2018/03/26/post-2029/

発酵鶏糞の窒素肥効率は約60%

化成肥料に含まれている窒素を100として、発酵鶏糞に含まれている窒素を植物が利用できる割合(肥効率)は約60%。

発酵鶏糞に含まれる窒素は約1ヶ月でほとんど効果が切れる。
発酵鶏糞は投入後約1ヶ月でほぼ無機化され、その後はほとんど無機化が進まない。
中長期の肥効はあまり期待できない。

発酵鶏糞に含まれるリン酸( P )について
発酵鶏糞には4~6%のリン酸が含まれている。
これは主にリン酸カルシウム由来のもので、ほぼ植物が利用できる可給態リン酸。
発酵鶏糞のリン酸の肥効率は約80%と化成肥料なみの効果。

発酵鶏糞に含まれるカリウム( K )について
発酵鶏糞には2~3%のカリウムが含まれている。
カリウムは無機態として存在しているので植物が速やかに利用できる。
発酵鶏糞のカリウム肥効率はほぼ100%
発酵鶏糞に含まれるカリウムはほぼ化成肥料と同等。

発酵鶏糞には約10%~15%のカルシウム(石灰)が含まれている。

発酵鶏糞には約1%~2%のマグネシウム(苦土)が含まれている。
マグネシウムは葉緑素を構成する重要な要素で、カルシウムやカリウムと拮抗作用があり、長期間連用した場合はマグネシウム不足になる可能性がある。
比較的マグネシウムが豊富に含まれている米ぬかを上振りするなどしてバランスを取ることが望ましい。


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