7月2日の記事の続きである。
「莢ごとに蒔くと、大根が二股になったりすることはないか?」との疑問がわいた。
そこでしばらくポットで育て、根の様子を確かめようと思った。

葉が黄色いものが出てきたので、ここで終了することにした。

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土を崩して、洗い流した。

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奇麗な長い根が伸びていた。大根として膨らむのはまだ先のことだろう。

下の参考画像のように、最終的に1本を残すので、1莢で5本から8本ぐらい発芽するので、その中から良いものを残して行けば、待った問題ないように思える。

私が大根の種を採ろうと思ったきっかけが、高校の教師だった時に校庭の空いた土地に、ジャガイモや大根を植えて育てたことがある。その土地は校舎裏の砂利がいっぱいある空き地だった。

裏山から落ち葉をかき集めたり、草を刈ったりして砂利と土を混ぜた小さな畑を作った。
ジャガイモに掛ける土は、山の落ち葉や腐葉土や刈り取った草だった。大根も上に持ち上がる青首大根を作った。結構普通に出来た。自然栽培では無く、無農薬の多肥栽培だった。

出来た大根の収穫した残りを、そのままにして置いたら花が咲き種が出来て、そのまま莢ごと朽ち果てた。
次の年に、たくさんの大根が発芽していた。そのままにしていたら小さな大根がたくさん出来た。
すなわちおのればえに青首大根だった。他にアブラナ科の花は無かったので、仲間同士で交配したのだろう。

その時思ったのは、大根の種からは大根が出来るということだった。その前に白菜の種を採って次の年苗を作って100株ぐらい白菜を作ろうとしたら、白菜とは全く違った小松菜と青梗菜を掛け合わせたような大きな野菜が出来てびっくりした。

実験の結論としては、莢ごと蒔いても特段の障害は起こらないだろうという推論できそうだということだ。
種を普通に蒔いても、子葉の奇形はでるだろうし、畑の中の木や石の障害物に当たって二股が出来たりするのと同じようなレベルであろうと推論できる。自然界では、固い殻に種が守られて、発芽時期をじっと待つ種がたくさんある。大根の莢は乾燥すると固いが、湿気の多い土の中に入れると1週間ぐらいで莢が腐り、発芽してくる。大根の種を蒔いても発芽までは3,4日は普通に掛かる。

ただ。あえて莢ごと蒔く意味はなさそうである。
大根を100本も作らないし、大根の種は寿命が1年と短いようだ。
下の画像の採種した箱の莢をゴロゴロ潰して、下に残った種を拾い集めるだけで200個から300個の種は簡単に採れる。その中から奇麗な種を選別しても、簡単に100粒は採れるだろう。

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参考画像元





大根の種を採種した。
大根の莢は硬い。
種を取り出すのは、結構面倒くさい。


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6月30日の画像である。
種をポットに蒔いてから、6日目に発芽した。

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6日前に、沢庵大根の種を莢ごとポット蒔きした。

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つまり、こういうことだ。
莢付きのまま大根の種を蒔いたら、6日で発芽したのである。

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どういう実験かというと、種を取り出さないで、莢ごと保管して置いて、種まきの時は1莢ずつ種まきすれば、4,5本発芽するので、調度いい感じだ。

結論  大根の種は、種を採り出さないで莢ごと蒔くことができる。


追加画像 7月2日
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これは、後で根がどの様に伸びているか確かめる必要がある。


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