東京FMで『時間とお金のどちらを取るか?』という命題についての話を聞いて、なるほどなって思った。
お金を優先して幸福感を得る上限が、年収900万円だと言う研究が紹介された。
つまり年収900万円までは、お金が増える毎に幸福感が増加して行き、それ以上になるとお金が増えても、幸福感は変わらないという研究結果だったと言う。
外国の大学生の就職先の決定で、この命題に似た選択のエピソードが紹介された。
大学を卒業して就職試験の結果、2つの就職先に合格した者がいた。
一つは、職場が自転車で自宅から15分程の所にある公務員。
もう一つは、一流企業の社員。こちらは公務員よりもはるかに給与の良い待遇。しかし通勤時間が往復で4時間以上を費やす。
大学生は、地元に職場のある公務員を選んだという話である。
話は変って、
昨晩の『ポツンと一軒屋の番組』で、二組の若いカップルが紹介された。
ー組目は、夫が神奈川県で妻が千葉県出身。
二人は、大地震がキッカケで、別々に都会の暮らしを離れて、自給自足の様な生活がしたいと香川県に移住した。
そこで出会った二人は、3年前に結婚し、2歳になるお嬢さんと3人暮らしをしている。
現在はにわとりを130羽育てて、卵を売って現金を得ている。
二組目のご主人のお仕事は、なんと猟師さん。
香川県に移住して自給自足の生活を始めた頃知り合った猟師さんにご馳走していただいた猪肉の鍋がとても美味しくその後弟子入りしたという。
今では狩猟から出荷まで自ら行っている。冬は猪の肉に脂がのって美味しく、夏は鹿の肉に脂がのると云っていた。
現在は、夫婦で麓の地元特産品の直売所兼カフェの運営を任されるまでに地域に溶け込んでいる。

この二組の若い夫婦の生き方は、お金よりも時間をとった生き方の典型だと思った。
過疎化の進んだ山間の地域には、年寄りたちが多く赤ん坊の声すら聞けない。
そんなところに、ピカピカ輝く若者が夫婦で飛び込んできた。
大事な身内のように、地域住民のみんなが力を貸してくれている。
私の若いころの時代は、少し違った。
子どもの頃は、みんな同じように貧乏だった。
乗用車1台の値段と家一軒の値段が同じだった。
中学生の頃、大学に行っているお金持ちのお嬢さんと話した時に、家は持つことはできるかもしれないけど、車は一生持つことは出来ないかもしれないと言ったら、笑われたことを覚えている。
将来一生懸命に働いて、車を持てるような生活がしたいと思っていた。
大人になって仕事についたけど、時間のことなんて考えたことも無かった。
仕事も楽しかったので、朝から晩まで1年中、休みなく働いていた。
早期退職して、遊んで暮らそうと思ったら、時間が膨大にあることにうんざりした。
遊んで暮らすには、有り余るほどのお金が無いことには、無理だった。
趣味は人の何倍も持っていたが、一人で遊んでいてもちっとも面白く無かった。
友達は、みんな働いていた。
遊んでくれるのは、定年退職した年寄りばかりだった。
そして、とうとう年金生活者になった。
お金は、生活を楽しめる分の金額でいいと思うようになった。
いい車を買いたいとか、贅沢三昧をしたいとはまったく思わなくなった。
相変わらずたくさんの趣味はあるが、その趣味だけでは時間を持て余してしまう。
そして、趣味を楽しむためには、生活費のほかに自由に使えるお金が必要だ。
そのお金は、パートタイマーとして何時間か仕事をして、必要なお金を得ている。
そして、いつも考えているは、どのようにしたら楽しい時間が過ごせるかと云うことである。
お金のために働いている時間は、決して楽しい時間ではない。
しかし、友達はみんな働いている。
少しぐらいの時間は、お金を対価に使っても、なお自由に使える時間は、たくさんある。
人生は、楽しくなくっちゃ生まれて来たかいが無いじゃないかと思えるようになった。
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コメント
コメント一覧 (6)
お金は持って死ねませんから好きなことをして生きていきたい~贅沢とかブランド品とかには興味なしです
そりゃお金がいっぱいあったほうがいいでしょうが、もういい車に乗りたいとかファッションに金使うとかまったく興味なくなりましたねえ、
年金プラス選り好みした仕事だけでもなんとか食べていけますから
精神面ではのほほんとしてます、
数年前まではぎっちぎちの仕事でしたからねえ、もう戻りたくありません!
両方ともに適当にあれば良いですね
ついに梅雨明けが宣言されました
これからしばらく暑い毎日になりますね