のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

2019年03月

温床で育てた苗が大きくなってきた。
そこで、測定してみた。


一番大きく育っているのは、トスカーナバイオレットである。
紫がかった色合いのミニトマトである。
糖度もあり、アントシアニンがたくさん含まれている人気のミニトマトだ。


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次に大きく育っていたのは、アロイトマトである。
アロイトマトは、桃太郎を固定させた大玉トマトである。
露地栽培が可能と云う優れものであり、糖度も桃太郎を超えたようである。


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次に一番小さなのが、プチぷよである。
小さい性質ではなく、単に温度の関係で育ちが遅れたのだろう。
その分、しっかりとした苗に育っている感じがする。


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次は今年のナスの画像である。
3種類の違ったナスを作ることにした。

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真ん中の鉢の葉がまん丸である。
それが
賀茂ナスである。

葉と実はもともと同じ器官であった証拠である。
賀茂ナスは、真ん丸な京野菜である。別名、大芹川である。


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もう一つ変ったナスがある。葉にも茎にも紫色の色素が無い。
ナスのアルビノで紫色の色素が抜けたのだろう。
蘭科植物の趣味では『素心』と云って重宝される。
苗を見ていても、濁りのない緑色のきれいな姿である。

広島県の在来種である『
狩留家ナス』の血を引いている。

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チューリップは、毎年咲かせるのが難しい。
そのため、チューリップは毎年球根を買っている。

終わった球根は、秘密基地のあるブドウハウスの前の花壇に、地植えされる。



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赤いチューリップの花言葉  「愛の告白」
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ピンクのチューリップの花言葉  「誠実な愛」




ボタンの花は咲き始めると2,3日で終わってしまう。
そのため畑の花壇に咲いた花を切り取って、花瓶に飾っている。

畑に咲いているボタンの花を運んでくるのは、私の役目である。

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ボタンの花言葉  「風格」「富貴」「恥じらい」「人見知り」


豆知識

『 ともにボタン科ボタン属であるボタンとシャクヤク(芍薬)の花はよく似ています。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本です。やや小ぶりで端麗・若々しい印象をあたえるシャクヤクに対して、ボタンには重厚で凛々しい雰囲気があります。
 
女性の美しさを形容する言葉として「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」があります。これは、シャクヤクが長い茎の先端に花をつけるのに対して、ボタンは葉の上に座っているかのように咲くことにちなみます。』





昨日に右側の部屋の半分を切り返しを行い、今朝は左側の半分を行った。
それは、ポット植えの育苗苗を温床に直に並べるためであった。

下の画像が、温床の全景である。約畳2畳分の広さとなっている。


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温床は大きく左と右の二部屋に分けてある。
その理由は、温床の温度維持は、約2週間ぐらいである。
催芽蒔きの発根では、約1週間あれば良いし、発芽でも1週間で大丈夫である。
催芽蒔きでの発根したものを、ポットに植えつけて発芽させるまでには、温度が下がってしまう。
必要な温度は、25℃~35℃がひつようである。
そのために、途中で切り返しを行って、温度の回復を図る必要がある。
そのために、二部屋に分けている。


下の画像は、左半分の部屋であるが、さらに左半分の内部温度は20℃以下である。
苗がある程度育っているので、常温栽培に移行しているためである。

一方、右側にはナスやピーマン類の育苗だが、苗が小さいので今回切り返しを行って、温度を30℃ぐらいにしようと考えて、並べ替えたわけである。

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下の画像は、全部トマトの苗である。
苗屋さんのようにたくさん作ってある。
それは、友達も分や大先輩の分、さらには会社の同僚も欲しがっているためたくさん作ってある。

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下の画像は、ナス、シシトウ、ピーマン、唐辛子類が並べてある。
現在の内部温度は20℃以下であるが、明日には35℃ぐらいに上昇しているだろう。
表面温度が30℃になるには、内部温度が50℃以上で無いといけない。

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下の画像は、温床全体の右側の部屋である。
こちらは、ウリ科の催芽蒔きで発根したものをポットに植え込み、発芽を待っている段階である。

真ん中には、生姜とサツマイモの芽出しを行うため、温床内に埋め込んである。
周りには、サトイモをポットに植えつけて、芽出しを行っている。
左側3分の1は、昨日切り返しを行い、右側半分は本日上層部だけ切り返して30℃ぐらいの温度を確保したいと思っている。

真ん中のサツマイモと生姜の埋め込んである場所は20℃~25℃の温度を確保してある。

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下の画像は、カボチャとスイカ、メロンの発芽をさせている所である。


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下の画像は、オクラ、ヘチマ、ミニひまわり等の発芽をさせている所である。


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温床の内部温度が低下している場所をピーポイントで切り返し作業を行った。



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内部温度は17℃であった。



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フォークで部屋の半分の部分の温床の堆肥を、外に出した。

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下のが、掻きだした温床の内部の画像である。
全部を切り返すのではなく、上部の30㎝ぐらいの堆肥を糠を混ぜて切り返すわけである。

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糠は、バクテリアの餌としてとても重宝している。
炭素率の高い落ち葉などは、分解するまでに時間がかかり即効性が無い。
その点、糠を投入すれば2日で、50℃から70℃ぐらいの温度上昇が得られる。

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糠を堆肥に撒いて、フォークでしっかりと混ぜる。
これを、外に出した堆肥を入れながら何回か繰り返して、全体を均一に混ぜ込んでいく。

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堆肥の資材は、第1次発酵済みの牛糞堆肥と落ち葉、野菜残渣等なので、フォークで簡単に取り出せる。
藁やサツマイモの蔓を投入した時には、繊維が長くてフォークで持ち上げるのが大変だった。
それ以来、落ち葉のように小さい資材を投入することにしている。
もみ殻のような炭素率の高い資材は、なかなか発酵しないので使わない。

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山の落ち葉をかき集めてきて投入したので、枝や繊維の硬いものが混じっているので、見つけるたびにピップアップして捨てている。

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全部が終了した後、平らにしてまだ小さいナス科の苗をじかに載せた。
明日には内部温度は、35℃ぐらいになっているだろう。表面温度は20℃ぐらいになるだろう。

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キャベツを年間を通して、収穫できるように時期をずらしながら、いつごろ播種するのがいいか実験をしている。

今年の実験栽培
キャベツの年間栽培 計画(前期)
1月初旬日播種(温床)→5月~6月収穫   
1月中旬播種(温床)→ 6月中旬収穫
2月中旬播種(温床)→7月収穫  2019年度予定
3月中旬播種 →8月収穫  2019年度予定
4月中旬播種 →9月収穫  2019年度予定
5月中旬播種 →9月下旬  2019年度予定

                       今までの実践栽培の記録である。

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温床を利用して1月26日に播種したキャベツを先日定植した。
昨日の画像で活着したようだ。

                       1月26日播種→6月頃の収穫を期待

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同じ日に播種した水菜も、低温感応でトウ立ちするのを防ぐため、温床で大きくなるまで育苗した後、先日同じ日に畑に定植した。

                           定植後の水菜の生育状況

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ブロッコリーの定植した画像である。


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今年の実験栽培
キャベツの年間栽培 計画(前期)
1月初旬日播種(温床)→5月~6月収穫   
1月中旬播種(温床)→ 6月中旬収穫
2月中旬播種(温床)→7月収穫  2019年度予定
3月中旬播種 →8月収穫  2019年度予定
4月中旬播種 →9月収穫  2019年度予定
5月中旬播種 →9月下旬  2019年度予定




1月5日播種のキャベツ→期待する収穫日  5月初旬~

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1月26日播種→6月頃の収穫を期待

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2月23日播種→7月頃収穫

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