そこで、測定してみた。
一番大きく育っているのは、トスカーナバイオレットである。
紫がかった色合いのミニトマトである。
糖度もあり、アントシアニンがたくさん含まれている人気のミニトマトだ。
次に大きく育っていたのは、アロイトマトである。
アロイトマトは、桃太郎を固定させた大玉トマトである。
露地栽培が可能と云う優れものであり、糖度も桃太郎を超えたようである。
次に一番小さなのが、プチぷよである。
小さい性質ではなく、単に温度の関係で育ちが遅れたのだろう。
その分、しっかりとした苗に育っている感じがする。
次は今年のナスの画像である。
3種類の違ったナスを作ることにした。
真ん中の鉢の葉がまん丸である。
それが賀茂ナスである。
葉と実はもともと同じ器官であった証拠である。
賀茂ナスは、真ん丸な京野菜である。別名、大芹川である。
もう一つ変ったナスがある。葉にも茎にも紫色の色素が無い。
ナスのアルビノで紫色の色素が抜けたのだろう。
蘭科植物の趣味では『素心』と云って重宝される。
苗を見ていても、濁りのない緑色のきれいな姿である。
広島県の在来種である『狩留家ナス』の血を引いている。