サトイモの越冬
サトイモは、10℃前後の温度があれば越冬が可能である。
毎年野菜残渣捨場に穴を掘って、籾殻を敷いてそこに泥付きのまま入れて越冬させていた。
今年は、籾殻と燻炭を混ぜて湿度を保ちながら越冬させることにした。

籾殻と籾殻燻炭を混ぜて、水を掛けて90%ぐらいの湿度を保つようにする。

20191201_113505-2160x1620



下の画像のように、玉ねぎネットの中に籾殻と燻炭を入れて、そこにサトイモの親芋を包み込んで、野菜残渣捨場に穴を掘って、籾殻を敷いてネットにくるんだ親芋を入れて、更に籾殻を投入した。その上に土と野菜残渣を乗せた。

20191201_114503-1620x2160



下の画像のように、上からどんどん野菜残渣を捨てるようにする。
ブルーの棒の位置の下の方に、サトイモと生姜を埋め込んで、越冬させている。

20191201_145812-1620x2160




生姜の越冬の条件とは?

◎生姜の保管に最適な温度は13~15度

◎茎と根は切り落とす

◎土がついたまま保管する(できるだけ割らずに塊のまま)

◎保管温度が高いと芽が出て、低いと傷んでしまう

◎乾燥にも弱いため湿度は高く保つ

生姜は、実験的に上記の野菜残渣捨場の中にも、サトイモと一緒に越冬させる実験をしている。
生姜は比較的サトイモに近い温度で越冬できるので、内部温度がそんなに下がらなければうまくいくかもしれない。種用生姜の半分を使った。

もう半分は、以下のように発泡箱を利用し、中に籾殻と燻炭を混ぜたもので湿度を確保しながら、温床を利用して、越冬させるものだ。前に温床に直接埋め込んで越冬を試みたが、乾いてしまって発芽できなかった。


PA261962


20191201_113824-2160x1620


蓋をして、温床の上において、13℃を下回らないように保管する。

20191201_113851-2160x1620




サツマイモの貯蔵のポイント

◎温度と湿度を一定に保つ。

◎温度:13℃~16℃、湿度:90%~95%

◎こまめに温湿度を確認・調整する。

エクスブロラーエラー



20191201_114054-2160x1620



20191201_114116-2160x1620




年内は、温床の上に置いとくだけで、15℃以下にはならないだろう。1月ぐらいから温床にトンネルを設置する。さらに2月ぐらいにはトンネルを二重にする予定である。

20191129_092107-1620x2160




極寒期の温床のビニール囲い





本日もランキングに、ポチお願いします。(*^。^*)
イメージ 5  イメージ 6