サトイモの越冬
サトイモは、10℃前後の温度があれば越冬が可能である。
毎年野菜残渣捨場に穴を掘って、籾殻を敷いてそこに泥付きのまま入れて越冬させていた。
今年は、籾殻と燻炭を混ぜて湿度を保ちながら越冬させることにした。
籾殻と籾殻燻炭を混ぜて、水を掛けて90%ぐらいの湿度を保つようにする。
下の画像のように、玉ねぎネットの中に籾殻と燻炭を入れて、そこにサトイモの親芋を包み込んで、野菜残渣捨場に穴を掘って、籾殻を敷いてネットにくるんだ親芋を入れて、更に籾殻を投入した。その上に土と野菜残渣を乗せた。
下の画像のように、上からどんどん野菜残渣を捨てるようにする。
ブルーの棒の位置の下の方に、サトイモと生姜を埋め込んで、越冬させている。
生姜の越冬の条件とは?
◎生姜の保管に最適な温度は13~15度
◎茎と根は切り落とす
◎土がついたまま保管する(できるだけ割らずに塊のまま)
◎保管温度が高いと芽が出て、低いと傷んでしまう
◎乾燥にも弱いため湿度は高く保つ
生姜は、実験的に上記の野菜残渣捨場の中にも、サトイモと一緒に越冬させる実験をしている。
生姜は比較的サトイモに近い温度で越冬できるので、内部温度がそんなに下がらなければうまくいくかもしれない。種用生姜の半分を使った。
もう半分は、以下のように発泡箱を利用し、中に籾殻と燻炭を混ぜたもので湿度を確保しながら、温床を利用して、越冬させるものだ。前に温床に直接埋め込んで越冬を試みたが、乾いてしまって発芽できなかった。
蓋をして、温床の上において、13℃を下回らないように保管する。
サツマイモの貯蔵のポイント
◎温度と湿度を一定に保つ。
◎温度:13℃~16℃、湿度:90%~95%
◎こまめに温湿度を確認・調整する。
年内は、温床の上に置いとくだけで、15℃以下にはならないだろう。1月ぐらいから温床にトンネルを設置する。さらに2月ぐらいにはトンネルを二重にする予定である。
極寒期の温床のビニール囲い
コメント
コメント一覧 (8)
もみ殻に燻炭を混ぜるんですね、やってみましょう、
いまだにサトイモの保存がうまくいったことがありません!
nojisan1
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nojisan1
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nojisan1
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里芋とヤーコン、生姜は、一旦掘り上げて泥付きのまま、畑に埋めてビニールを掛け越冬しましたが、生姜は、半分腐りました。
今年は、掘り上げずに茎をカットして、藁と籾殻を被せて霜が降りる頃ビニールを被せて越冬実験を計画しています。
nojisan1
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サトイモは、いい場所を見つけましたので大丈夫ですが、生姜はまだ成功していません。サツマイモの昨年は3回目でうまくいきました。
一番手がかからない場所で越冬させることが目標です。\(^o^)/
nojisan1
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