今年は、何もしないで、着粒する状態を確かめた。昨年度は初めてジベレリン処理による強制的な着粒を行い、上手くいった。
ただ、どのくらいの数を残せば、普通の粒の大きさになるのかがわからなかった。
たくさん生らせてしまった房の粒は小さいままだった。
今年は技も葉も増えたので、自然な状態で、どのくらいの数の房を着けるのかを確かめたわけである。
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通常は、開花前に下か上に30粒から40粒位の塊に整粒する。
その後、開花したらそのままにするか、ジべ処理を行う。
今回は、何もしなかったので着粒した後、ポロポロと落ちてしまった。
ここに残った粒の数が、ブドウの木が実を育てられる力なのだろう。
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下の房は、15,6粒位である。
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こちらは10粒ほどだ。
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下は15粒だ。
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たくさん着いている物もある。
一枝一枝、みんな違う。技の勢い、葉の数によって一房一房みな条件が違うようだ。

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私のブドウの木で、ざっと数えたら100房位に、蕾が着いて花が咲いた。以前は、適当に摘房した。
しかし、花ぶるいは、とまらなかった。

昨年ジベレリンを使って、初めて花ぶるいは止まった。しかし、ジベ処理は2回やらないと粒は小さいままで大きく育たない。たくさん粒を付けてしまった房は、色も乗らないし、甘さも足りない。

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昨年、ジベレリン処理して生らせたぶどうは、房によって大きさも、色変わりの時期も違った。
たくさん粒を着けた房は、いつまでも青かった。
色が変わり始めた時に、ハクビシンの餌になった。
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今年は、ハクビシンとの戦いに勝たねばならない。
ハクビシン対策は、3重に設けた。まず外回りをふさいでハウスに侵入させない。次に、侵入されたとしても、ブドウの木に登らせない対策をした。最後に、木に登られたしても、ブドウ袋を被せた上からさらにネット袋で覆って、食べさせないようにした。
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以下着果率を上げる「ジベレリン処理とホルクロルフェニュロン



農研機構
転載元


研究所トップ研究成果情報平成26年度

ブドウ「シャインマスカット」の着粒安定と果粒肥大に対するホルクロルフェニュロンの効果


[要約]


ブドウ「シャインマスカット」の露地簡易被覆トンネル栽培の短梢剪定樹において、2回のジベレリン浸漬処理時にホルクロルフェニュロン濃度を5ppmで使用することにより、着粒が安定するとともに、1粒重や果房重が増加する。



[背景・ねらい]


秋田県のブドウ栽培は施設化率が低く、露地栽培が主流である。「シャインマスカット」の満開は6月下旬で梅雨期に重なり、天候不順時は着粒が安定せず、冷涼な気候等により果粒肥大も劣る。加えて、「シャインマスカット」は樹齢が若いと果粒肥大が劣るため、秋田県では西南暖地のような商品性の高い果実を生産するのは難しい。そこで、簡易被覆トンネル栽培において、ホルクロルフェニュロンの使用回数及び濃度を検討し、商品性の高い果実を安定的に生産できる使用法を明らかにする。


[成果の内容・特徴]


1回目のジベレリン処理時にホルクロルフェニュロン濃度を2.5ppm以上にすると、着粒が安定し良質な果粒がより多く得られ、1粒重や果房重が増加する


2回目のジベレリン処理時にホルクロルフェニュロン濃度を2.5ppm以上にすると、1粒重や果房重が増加する


1回目及び2回目のジベレリン処理時のホルクロルフェニュロン濃度をいずれも5.0ppmにすると、1粒重や果房重が優れ、安定的に高品質な果房を生産できる


[普及のための参考情報]


普及対象:秋田県内シャインマスカット生産者

普及予定地域:秋田県内ブドウ生産地200ha


その他・留意事項

ホルクロルフェニュロンを全く使用しないと著しく品質が劣る(データ未掲載)。


2回目ジベレリン処理のホルクロルフェニュロン濃度を10ppmにすると、果皮が厚く食感が劣る。5ppm以内であれば食感に違いはない。


全面被覆栽培や灌水施設完備の園地、樹齢がさらに進んだ場合は、ホルクロルフェニュロンの使用量をさらに減らせる可能性がある。


ホルクロルフェニュロン濃度と未熟果粒および縮果症の発生率には、一定の傾向はない(データ未掲載)。


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2練馬大長尻大根 9-1