昨年度は、ジベレリンを使って強制的に着粒させた。結果としてはかなりの房数が出来た。
2度のジベ処理で初めてブドウが普通の粒に育つ。
1回のジベ処理だったり、2回目が上手く行かないと小さな粒のまま終わってしまう。何房か、小さいままの房になってしまった。

しかしながら、収穫間際にハクビシンにことごとく食べられてしまった。
自分が食べられたのは数房で、しかも美味しいそうなものは全部ハクビシンが食べてしまった残りだった。


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今年は、ジベ処理をしないで自然な状態で、1房にどのくらいの粒数が着き、全部で何房が生るのかを知るために、あえて実験した。
今までずっと、ブドウの作り方のノウハウを参考にしてきたが、上手く行かなかった。
それは、我が家の木が自然な状態でどのくらいのブドウを生らせることができるのかが分かっていなかったからだった。

ブドウ園が紹介するブドウ栽培のノウハウは、何十年にもなるブドウの木で、今までのやり方で上手く行っている情報であり、個々人の家のブドウの木には当てはまらないことが多い。

なので、自分の木の実力を知ることが大事だと考えた。
今現在のブドウの木の実力が分かれば、粒がそろったブドウにするために、花が咲いたときに、何房残せば良いかが計算できるし、また1房にどのくらいの粒数を残せば良いかがわかる。

今までは、ブドウの木の実力がわかっていなかったために、ことごとく失敗してきたと思う。

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ブドウに袋掛けをするときに、袋に番号を書いておいた。
余った袋の数を見れば、全部で何房に袋掛けしたかがわかる。

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残った袋は75の数字であった。すなわち74房に袋を掛けたことになる。
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まだ、何房か袋を掛けてないブドウの房がある。

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房数が、少ないものが残っている。そのままにするかどうか。
つまみ食いするために、残しておくのもいい。

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袋は、外から見えるようになっている。
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ハクビシン対策で、袋掛けした上から玉ねぎネットで覆うことで、かなりの効果になるという。
これがハクビシン対策の最後の砦である。

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その前に、ハクビシンをブドウの木に登らせないため、1m50㎝以上の高さまで波板で囲った。
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下の画像は、メインのピオーネの木である。トタン波板なので、ハクビシンは爪を立てられない。

もちろん、ハウスの周りの隙間も冬の間に全部ビニールを張りなおした。
ハウスの中に入れさせない。木に登らせない。登ってもブドウを食べさせない。

今年は万全のハクビシン対策をとった。

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2練馬大長尻大根 9-1



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