知り合いの塗装関係の仕事をしている人から『廃棄
する塗料があるが、いるか?』と言うので、2つ返事で
『頂きます。』と答えた。 
頂いたのは、ラッカーとトシン系の塗料だった。
しかも一斗缶を2本であった。


たまきちゃん
>のじさんの徒然草さん
一斗缶、2本・・・うわ~スゴい(^o^)・・・そいつはご馳走ですね。
大面積をバリバリ塗る作業。
知ってますか?
まず、1ハケ分、ペタペタ、数カ所『置く』のです。
次いで、それをハケで均一に塗り広げます。
それの繰り返し。
容器はヒシャクの柄を短く切ったものか、片手小鍋がいいですよ(^o^)


これらの塗料は、如何にして使う物なのか?
そこから勉強しないとならない。

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この小屋の錆びた屋根を塗装するわけだ。

フタル酸塗料

刷毛で塗るときは、塗料シンナーで15~20%で薄めます。
塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.15~0.2kgです。
吹き付けの場合は、塗料シンナーで30~40%で薄めます。
塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.3~0.4kgです。

ラッカー塗料

刷毛で塗るときは、ラッカーシンナーで80%~100%で薄めます。
塗料が1kgの場合、うすめ液の量は0.8~1kgです。
吹き付けの場合は、ラッカーシンナーで100~120%で薄めます。
塗料が1kgの場合、うすめ液の量は1~1.2kgです。

フタル酸樹脂エナメル塗料
というのは?
合成樹脂調合ペイントより、高級な塗装とされている。
フタル酸樹脂エナメル塗りは、鋼製、亜鉛メッキ製のドア、サッシ、シャッター、設備機械などの塗装に用いられる。

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塗る素材は鉄又は木でないと付着性に問題が有ります。
鉄は錆止め塗料を塗った後の上塗りです
鉄部の塗替えで古い塗膜が有りましたら、目荒らしさび落とし⇒油性の錆止め⇒ネオアルキラック2回塗です(注意点は乾燥が早いため塗りずらい、2回目の上塗りの塗り重ね時間の条件により、ちじむ場合が有ります。)容器の注意事項を確認して下さい。

エナメル塗料は乾燥は遅いですが ⇒ 合成樹脂塗料よりは早く、ラッカーなどに比べたら遅いです。

塗料は一般的に水性、油性に別れ油性の場合はの特殊なものを除いて一般的に普及しているものとして、塗料用シンナー(トシン)が溶剤となるものラッカーシンナーが溶剤となるものの2種類が現在の大半を占めています(余談ですがラッカーシンナーはトルエンが含まれる場合があり、シンナー遊びの対象となり取り扱い、販売がやや厳しいですはトウシン呼ばれれる塗料用シンナー系の塗料より乾燥が早いのが利点です。
塗料用シンナー系塗料はまさに油性で乾燥は、ラッカー系に比べて時間がかかりますがラッカー系より安価です。

《ラッカー系を先に塗ってから、塗装用シンナー系を塗ることが大事》
注意して頂きたいのがは、トシン呼ばれれる塗料用シンナー系の塗料で下塗りした上に、ラッカー系の塗料を塗ると、下塗りを侵して下塗り塗料が沸き出して、表面がぐちゃぐちゃになります。
なので、塗料用シンナー系の塗料の上には、同じ塗料用シンナー系の塗料の塗料しか上塗りできないのが、一般的な常識となっています。


  • 塗料用シンナーとラッカーシンナーでは何が違うのでしょうか?
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    トシンは、いわゆるターペン、ミネラルスピリットといった、石油系炭化水素の溶剤のことです。
    ラッカーシンナーは、酢酸エチル、ブチル、若干のアルコール、トルエン(今はほとんど入っているものは少ない)などで構成されています。

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    ラッカーシンナーは、揮発性に優れます。
    トシンは、乾燥が遅く、溶解力も低いです。

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    多くの場合は、油性塗料にトシンを使いますが、ラッカーシンナーを使用しても、希釈は可能です(塗りにくくなることもあります)。
    一方で、ラッカーの希釈に、トシンを用いると、発泡、つや引け、白化などの現象が起こります。
    メーカー推奨品をそのとおり使うのが、一番無難ですよ。

    塗料用シンナーの略で「トシン」と言うんだって。塗料はそのままでは粘度が高過ぎることが多いから、粘度を薄めるためにトシンを入れるんだって。一般には「ペイントうすめ液」 といって油性塗料の希釈に使用することが多いよ

    furuutuさんのコメント
    塗料用シンナーを使う場合は、それほどでも無いですが、ラッカーシンナーを使う場合は「シンナー遊び」の感じで酔った感じになるので要注意です、そしてその後車の運転は止めておかないと酩酊運転で御用となるので御注意のほどを。

    木に塗る塗料はないものと覚えて下さい「木は呼吸しているので塗って数年で剥がれます」』


    たまきちゃん

    塗料用シンナーは、要するに灯油の上等なものです
    なので、ハケを洗うのに高い塗料用シンナーなど使うのはもったいない。
    フタ付きの大缶に灯油を一杯入れておいて、漬け洗いをします。(私は粗洗い用と仕上げ洗い用の2缶持ってます)灯油は補充しながら何年でも使えます。塗料分は沈殿します。

    トタンが錆びているのは塗料の『食いつき』に好都合といえます。
    ただ『浮きサビ』の上に塗料が乗っても、サビごとはがれますので、ざっと浮き錆びは取りましょうスチールタワシなどが調子いいでしょうね。』



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    2練馬大長尻大根 9-1



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