ジャガイモの休眠期と萌芽時期

休眠期の定義
枯凋期から萌芽(5㎜)までの日数
※故凋期とは、茎葉が枯れる頃。

収穫の適期 地上部が枯凋(茎葉枯凋期)した時~10日後

①ニシユタカ   休眠期 短い   100日(仮定)
②アンデスレッド 休眠期 やや短い 120日(仮定)
③ジャガキッズ  休眠期 やや短い 120日(仮定)
④グランドペチカ 休眠期 普通   130日(仮定)

①ニシユタカ   5月30日収穫(枯凋期収穫) 
休眠期を100日で計算すると萌芽予定日は、9月7日。


②アンデスレッド 5月31日収穫
早採り収穫 
休眠期を120日で計算すると萌芽予定日9月28日 早採りなので+5日とすると10月3日


③ジャガキッズ  6月3日収穫(早採り収穫) 
休眠期を120日で計算すると萌芽日は10月1日。 
早採りなので+5日とすると10月6日

④グランドペチカ 5月26日収穫(枯凋期収穫) 
休眠期を130日で計算すると萌芽予定日は10月3日。

※収穫を枯凋期ではなく、早採りすると休眠期は長くなる。+5日と仮定した。
※保管温度を25℃以上にすると、休眠期は短くなる。−5日とした。
※浴光催芽をすると、若干休眠期は短くなる。−3日とした。


アンデスレッドとジャガキッズは、前作の収穫が遅れてたために、春作で萌芽が遅れた。そのため種イモサイズになった時点で早採りして、種イモを確保した。

枯凋期の収穫は、アンデスレッド、ジャガキッズ、グランドペチカは6月28日だった。これでは、秋ジャガの種芋としては、萌芽が遅れて芋が育たないうちに、霜が降りて終わってしまう。来年の春作の種芋として保管している。

グランドペチカの枯凋期に収穫できたのは、1年前の種芋を使ったものであった。1年前の種芋は、萌芽も早かったが、枯れる時期も早かった。

秋ジャガは、栽培期間が限定されるので、出来るだけ萌芽を早める工夫が必要だろう。
1年前の種芋を使えば、すでに芽が出ているものがあり来春の種芋作りには、重宝しそうである。





下の画像は、ジャガイモの植え付け適芽状態


参考にした記事
ジャガイモの植え付けまでの保管と準備

ジャガイモ博物館 品種目次


ジャガイモの休眠期間と保存性 - 畑・野菜の記録


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2練馬大長尻大根 9-1



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