秋ジャガの芽出しがスムーズに進むように、涼しい場所で催芽処理をしている。

涼しい風が通り抜ける杉林の中に、トレーにジャガイモの種を並べて、もみ殻燻炭を被せた。
その上からたっぷりの水を含ませた。

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画像は、朝の8時ごろであるが、風通しの良い場所なので、もみ殻燻炭が含んだ水分が蒸発し、その気化熱で温度が下がっていた。燻炭の内部は24℃であった。
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ジャガイモの芽出しは、けっこう難しい。

ジャガイモには、品種によって休眠期の長さがちがう。それをコントロールしているのは、ジャガイモが出している植物ホルモンであるという。

なので、物理的に刺激を与えたからと言って、強制的に休眠期を打破することは出来ないようである。

上記の方法でも、それは変わらないだろう。

前提条件は、ジャガイモの品種の固有の休眠期をクリアーした期間でのことだろう。
そのうえで、スムーズに萌芽させるための条件を整えるものだと解釈している。

例えば、シンシアのように休眠期の長い品種は、同じように外的な条件を揃えても、萌芽が早まることはないだろう。休眠期が終わって初めて芽がうごきだすため、秋作は難しいだろう。
一昨年秋に男爵の種を採って、春に植えたら萌芽が1ヶ月ほど遅れてしまった。

二期作は、二期作ができる休眠期の短い品種で、やることが一番の得策である。
休眠期が短い品種とは、
インカの目覚め、その交配種の長崎黄金、デジマ、ニシユタカである。
次に、
アンデスレッド、その兄弟のジャガキッズ、そして工夫の必要なグランドペチカ、メークイン、キタアカリというところだろう。


ジャガイモの休眠期と萌芽時期

休眠期の定義
枯凋期から萌芽(5㎜)までの日数
※故凋期とは、茎葉が枯れる頃。

収穫の適期 地上部が枯凋(茎葉枯凋期)した時~10日後

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前に調べた時、面白い論文を見つけた。
小さいジャガイモの種を沢山作るために、植物ホルモンを使って、休眠期を強制的に打破させた実験論文である。

この実験を実際にやって見たが、やり方がまずかったのか、4、5日早くなった気がしたぐらいだった。

以下はジャガイモのジベレリン処理による萌芽の資料

http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2010/cryo10-28.html

植付前2週間の種いもを30秒間5~20ppmでジベレリン浸漬処理(GA処理)して慣行の明所・室温管理することにより、頂芽優勢を崩して側芽の伸長を促すことができる(図1)。
GA処理により、植付後の萌芽期が早まる傾向があり、株当りの茎数は増加する(表1)。』

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※過去記事 ジベレリン処理でジャガイモの休眠期打破の実験した。
※実験結果 余り上手く行かなかった。


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2練馬大長尻大根 9-1



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