もみ殻燻炭を使って、冷床育苗していたニシユタカとグランドペチカを定植した。

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しっかりと萌芽したグランドペチカ
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8月28日に時点で萌芽していた。
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ニシユタカは8月18日の時点で萌芽していた。根がかなり出ているものもある。
葉が出ているのは、昨年度収穫の種芋。
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ニシユタカは、休眠期が短い品種で二期作向きのジャガイモである。
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今回は、春と同じように浴光催芽処理をしていた。
何時まで経っても芽が動かなかったので不思議に思っていた。

そんな時にたまきちゃんの記事を見て、冷床育芽法を知った。これは、ジャガイモを砂の中に埋め込み、水を掛けて涼しい場所に置くことで、ジャガイモの休眠を早めるものであった。
ジャガイモは、アンデスの寒い所で育っていたものである。低温を好み、23℃以上になると生長を止めてしまうほど、暑さには弱い野菜である。夏は涼しい環境に置くことで、休眠期から覚めるようである。

さらに驚いたのは、冷蔵の野菜室に萌芽前1ヵ月ぐらいジャガイモを入れておくと、一気に休眠期から覚めて萌芽するようである。ユンボさんの実践結果

下の表は、暑さで休眠期が伸びてしまったことを表している。
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ユンボさんの実践から冷蔵庫保管での催芽処理から算出した萌芽期の表を作った。

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ユンボさんの実践を基にして、1ヶ月間冷蔵庫に入れて催芽処理をした時の休眠期を計算して、他品種の休眠日数を予想した。
上の表は6月15日に葉茎が枯れて(枯凋期)収穫した日と仮定して、萌芽日と次の収穫日を予想した。※収穫日は、萌芽日から90日目で計算した。



今回植えたのは、ニシユタカとグランドペチカである。
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当初の計画で、シャドークイーンは秋作向きでは無いようなので、止めた。
ニシユタカを減らして、アンデスレッドとジャガキッズを増やした。
下の画像のニシユタカの左側に、もう一畝増やしてグランドペチカを植える予定である。
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下の画像は、砂の代わりにもみ殻燻炭を水で湿らして、種芋を埋め込んで冷やしている。
風の良く通る杉林の中に置いてあるので、温度は24℃を示している。
しかし、冷蔵庫の中(11℃~17℃)よりは、高い。
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萌芽したアンデスレッド
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萌芽したジャガキッズパープル
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下の画像は、ジャガイモを保管してある野菜倉庫である。
隣家の木の陰になっている小屋なので、かなり涼しい環境である。
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南北の入口を常に開放してあるので、風が通り抜けている。
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下は、グランドペチカが萌芽している画像である。
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何もしないでも涼しい環境に置かれたために、自然に冷床育苗が出来ていたのだろう。

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下は、アンデスレッドである。萌芽しているジャガイモも見られる。

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2練馬大長尻大根 9-1



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