会社に行く途中の通り道の横に、ネギ畑がある。
そこは、定期的に観察している、プロ農家のネギ畑である。
坊主知らずネギと1本根深ネギを、通年で栽培している。

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9月中旬頃から、植え付けが始まった坊主知らずネギである。
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下の画像は、最近植え付けた畝である。
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2本ずつ定植していると思ったら、2本に分げつしつつある苗を植えていた。
つまり、1本植えだったわけだ。
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ほとんど完全に、2本に分げつしている感じだ。
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同じ畑であるが、こちらは一本根深ネギを作っている。
かなり前に、小さな3,4本立ちの苗を植え付けた畑だ。
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肥料は、普通の化成肥料を使っている感じだ。
かなりの量の化成肥料を与えている。
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こちらは、隣の畑であるが、別のプロ農家が作付けしているようだ。
というのは、使っている肥料が違っていた。
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画像では、見にくいが固そうな黄色い粒の肥料である。
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黄色っぽい粒で、なかなか溶け難そうな肥料が、撒いてある。
なんだろう?
昨年、別のプロ農家の玉ねぎ畑でも見た、コーティングされた粒のようだ。
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溶けにくい黄色っぽい肥料を、調べてみた。
それらしきものを、ウェブで見つけた。

窒素肥料をコーティングして、ゆっくり長く効かせる緩効性肥料のようだ。

コーティング肥料とは?
『粒状の水溶性肥料(速効性肥料)の表面を半透水性ないし非透水性の膜物質で被覆(コーティングcoating)したもので、肥料成分を膜のピンホールや裂け目から徐々に溶出させ肥効の緩効化を図った肥料である。被覆肥料ともいう。オレフィン樹脂(ポリオレフィン)、ポリエチレン、アルキド樹脂、硫黄(いおう)などで被覆したコーティング肥料が発売されている。作物の生育にあわせた養分供給ができ、肥効が高く、流亡などによる環境への悪影響が少ない環境保全的肥料である。被覆する原料肥料としては窒素肥料、リン酸肥料、カリ肥料、苦土肥料など多様なものがあるが、緩効化の効果がもっとも顕著に現れるのは窒素肥料である。コーティング肥料からの成分溶出はコーティング剤の種類、厚さ、粒径によるばかりでなく、土壌の地温、水分などによっても影響される。[小山雄生]』
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説からの転載

下は、販売されているコーティング肥料のサンプル。

緩効性肥料 被覆窒素性肥料(35-0-0) 硫黄コーティング肥料
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ネクスコートプロ(14-7-14)コーティング肥料(ハイポネックス)

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2練馬大長尻大根 9-1



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