「トルバム・ビガー」は、ナスの台木の商品名である。固定種である。
学名は、Solanum torvumで、英語ではTurkey berry(ターキーベリー)である。
以下の記事は、商品名で記すこととする。
トリバムビガーの完熟した実 トリバムビガーは、ナス科の熱帯植物だ。
割ってみると種がぎっしり詰まっている。種の数は100粒以上だという。
種の大きさは、画像の爪楊枝と比べてみるとわかる。
実を二つに割った画像である。
以下は『スズメナス(ターキーベリー)で視力改善!?味・栽培・栄養効果・食べ方紹介』からの転載
ターキーベリーの健康メリットは?
何と言っても目に良いこと!
ベータカロテン、ビタミンAが豊富で
食べ続けていると近視が改善すると言われています。
また、鉄分も豊富で、貧血予防にも。
サポニン、フラボノイド、トルボシド、アルカロイド、
タンニンなどの多くの抗酸化物質も含まれています。
健康メリットは以下の通り。
抗ガン作用
糖尿病予防
消化機能、下痢の改善
心臓血管の病気や発作予防
鎮痛作用、抗腫瘍、痛風予防
風邪、インフルエンザ予防
痰、粘液の改善
肝臓の病気を予防、改善
生理不順改善
貧血予防
腸内細菌増殖の抑制
ターキーベリーは果実だけでなく、
葉を煎じて飲んでも健康効果が得られ、
アーユルヴェーダでも使用されています。
健康デメリット
これもやはり食べ過ぎると体に毒です。
また、緑内障の人が
摂取するのは危険なのでやめましょう。
何かしら持病をお持ちの方がターキーベリーの
薬草を摂取する場合は事前に医師に相談することが推奨されています。』以上、文転載。
トリバムビガーの種を採るまでは、非常に大変である。
何しろ、3mにもなる大きな木である。しかも全身が鋭い棘でいっぱいである。
私も、1本だけ発芽したトリバムビガーを育てたが、どういうわけか花は咲いたが、全く受粉しなかった。それを撤去した時が大変だった。慎重に枝を切って行ったが、何度も棘を刺してしまった。
固定種なので、ぜひ種を採って頂きたいと、まる八さんにお願いした。
二度と種を採りたくないと思ったかもしれないけど、調べてみるととても興味深い植物であることが分かった。
私は、ますますこのトリバムビガーのファンになってしまった。
本日も、ぽちっと応援よろしくお願いします。
コメント
コメント一覧 (11)
今年は 台木トルバム・ビガーで光合成してなすの実を育てるという変則的栽培をした。(うどん粉病にかかったので)
茎の本数を制限して、トルバム・ビガーのトゲを柔らかいうちに取り去るようにしていたので、痛い思いをすることはなかった。
1本ブラッドオレンジを栽培しているが、こちらも鋭く長いトゲを持っているので柔らかいうちにトゲを始末している。
nojisan1
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イメージ的にイヌホオズキを連想してしまったので
毒性がありそうに思ってしまった!
でも全く逆で良いことだらけのようですね(^_^.)
台木に利用されるのでしょうか?
それとも効能目的でしょうか?
nojisan1
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トルバムは種が小さすぎて接ぎ木する大きさまで育てるのも大変ですよね。本葉4~6枚で草丈15~20cmの接ぎ木する時期のトルバムって茎はまだ柔らかいですよね。思っていたより柔らかくて穂木の重さに耐えられず傾くことがよくありました。
nojisan1
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トルバムビガーは、第1畑に2本、第2畑に6本有りますから、足りなくなったら連絡して下さいね。
nojisan1
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何の木か分からず放置していたら、妻がトゲでケガをしました。
もう抜こうと思います。
nojisan1
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nojisan1
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