毎年、サトイモと生姜を越冬させている、野菜残渣槽である。今年は、頂いたこんにゃく芋を途中から穴を掘って、一緒に越冬させた。
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野菜残渣槽の底の温度は、16℃であった。
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上に乗っている残渣を取り出した。
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上のほうには、カブトムシの幼虫が入り込んでいた。
キャベツや白菜の野菜残渣が冬場にたくさん出るので、どんどん重ねていくと発酵して温度が上がる。
その熱が、底のほうにも伝わっていくのだろう。
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半分ぐらい残渣を掻き出していくと、もみ殻の層が出てくる。
この、もみ殻の下にネットに詰めたサトイモや生姜を、埋め込んである。
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もみ殻を掻き出すと、オレンジのネット袋が現れる。
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👇は、一番下から30㎝ぐらいのところに、ネット袋に燻炭に包んで入れたサトイモや生姜を取り出した跡である。
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👇の画像が、取り出した芋類である。
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👇は、燻炭に水を浸み込ませ湿度を確保し、その上にもみ殻を被せた。
並べてあるのは、こんにゃく芋である。2年芋や木子がちゃんと越冬できた。
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2年子のこんにゃく芋である
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👇は、木子である。芽が出ている。
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👇は、生姜である。2品種作っている。
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ブランド品に「近江生姜」があるが、こちらは一般品の「大身生姜」である。
大きさも、性質も近江生姜と同じような感じである。
野菜残渣槽の中の温度が上がっていたので、芽が出ている。
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生姜は、湿度と温度が無いと枯れてしまうか腐ってしまう。2年前まで温床で越冬させようと努力したが、温度が高すぎることと湿度をうまく取れないで、枯れさせてしまった。
野菜残渣槽は、燻炭に水を浸み込ませて袋に入れておくと、春までしっとりとしていて、湿度は90パーセント近くある感じである。
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👇は、ブランド品の近江生姜である。
生姜の種は、1㎏あたり1000円以上するので、種生姜が越冬できれば毎年たくさん作れる。
近江生姜も大身生姜も大きくて、佃煮にしたり、冷凍保存しておくと一年中利用できる。
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近江生姜も芽が出ていた。
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👇は、土垂である。我が家では昔から作っているこのサトイモが人気である。
こちらでは、土垂のことをバカ芋と呼んだりする。我孫子市や柏市の方言のようだ。
私の生まれ故郷の高萩市では、サトイモと言ったらこの土垂のことであり、ヤツガシラと区別していた。他に品種は無かった。
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私の住んでいる我孫子市では、土垂の親芋は食べないで、畑に捨ててある。
子芋と孫芋を食べる。親芋を2年前から種芋に使っている。太い芽が2本も3本も出る。そのまま育てても十分に育つ。ただ、親芋ばかりに栄養が取られて、子芋が少ない感じがする。今年は、1本の芽を育ててみることにするつもりである。

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👇は、セレベスである。
昨年は、とても美味しかったが、今回は早採りしたものを食べたときに、灰汁があっておいしくなかった。そのイメージが強く、我が家では土垂だけ食べることになった。
しかし、セレベスの種芋をたくさん保管したので、普通に作ることにした。
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セレベスは、元気な芽が伸びていた。なのでプランターの培養土に埋めた。
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まだ、畑の地温は上がっていないので、しばらくビニールハウスで保管しておくことにした。
燻炭に水を浸み込ませて、湿度を保ちその上にもみ殻で覆って、寒さから守る。昨年は、生姜を早く定植してしまったため、土中温度が低く新しい根が伸びずに、最初の芽が枯れてしまった。
十分に暖かくなるまで、ビニールハウス内で育苗して置くことにした。
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2練馬大長尻大根 9-1



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