ジャガイモの二期作を始めてから、品種によって容易に作れるものと、そうでないものがあることがわかった。
グランドペチカは、ギリギリのところに位置する品種のようだ。

特に秋作は、栽培期間が短いため、萌芽が遅れると霜にあって枯れてしまう。
萌芽を早めるため休眠期を打破する方法として、ジべ処理や低温保管等、色々とやってみたが、どれも完璧では無かった。

そこで、1年前のジャガイモを種芋にして、萌芽を早める方法を採用している。

今回、その方法が理にかなっている資料を見つけたので、記事にした。

下は、1年前の種芋(グランドペチカ)の画像。
2cm以下の芽を2,3本にして、植付けた。
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ジャガイモの農学的原則 | GRWRS
※下は転載文

種イモの生理的年齢

発芽した種イモを植えることによって、作物の生育を早めることができます。
定植後の生育反応の大きさおよび収量の増加は、定植時の種イモの生理的年齢に関連します。
種イモの貯蔵温度は生理的年齢を保つための鍵となります。貯蔵温度が4℃以上になると、休眠から覚めて芽の成長が促進されます。
休眠から覚めて経過した日数が、定植時の種イモの生理的年齢を決めることとなります。
ジャガイモの品種によって定植前に最適な生理的年齢にするまでに必要な日数が異なります。
早生品種を植えるとき、または成育期間が短いときは、古い老化した種イモの方が有利になります。
最低限にしか熟成していない種イモは、収量を最大にするためにジャガイモを少しでも長く栽培し続けることが可能な時期に使用するのに適しています。
発芽した種イモを植えるときは、発芽している数と芽の長さ(最大2cmまで)に注意する必要があります。
それを注意することによって、最適な植生間隔を保ち、定植時の芽の損傷を最小限に抑えることにつながります。』



上記『
成育期間が短いときは、古い老化した種イモの方が有利になります。』とは、秋作に当てはまる。

また『
最低限にしか熟成していない種イモは、収量を最大にするためにジャガイモを少しでも長く栽培し続けることが可能な時期』とは、秋作でできた種芋は、春作の種芋に使えば良いということである。



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2練馬大長尻大根 9-1



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