野菜残渣槽を使って、冬越しの比較的難しい芋類を越冬させている。残渣槽の高さは90㎝ぐらいであるが、さらに地面を掘り下げることで、110㎝ぐらいの高さを確保してある。
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一番下にもみ殻を敷いた。
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👇の画像の網の中には、土垂が掘り起こしたままの状態で子芋が付いている。子芋をばらしてしまうと、傷口から菌が入り込んで腐ってしまうことがある。
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👇は、大生姜である。自家産芋で、作に失敗して大きく育たなかった。子割していないので、来年の種にはそのまま使おうと考えている。
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👇は、生姜をネットに入れて、燻炭で包むようにした。生姜は、温度と湿度が重要である。
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一番下には、土垂と生姜を並べた。
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その上からもみ殻を掛けて、呼吸が出来るようにした。
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籾殻の上に馬糞堆肥を投入して、湿度を確保した。その上に、今年初めての実験で、サツマイモの越冬に挑戦した。
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👇は、コンニャク芋である。生子、1年生~3年生までをネットに包んで籾殻と燻炭を入れた。
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👇は、今年初めてサツマイモを越冬させる実験をすることにした。極寒期でも残渣槽の底の温度は、10℃を下回らないので、サツマイモでも越冬できるのでないかと思って、実験して見ることにした。品種は、紅はるかである。
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👇は、真ん中にサツマイモ、周りにこんにゃく芋を並べた。
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上に土を掛けて、その上には馬糞堆肥を掛けた。馬糞堆肥を入れたのは、適度な湿度と芋類が呼吸できるようにした。
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ここまでの高さが50㎝ぐらいとなった。この上には、野菜残渣を放り込んで発酵させ、地温が逃げないようにして、底の温度が10℃を下回らないようにする。
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👇の画像は、白菜、大根、ニンジン、キャベツ、ブロッコリー等の野菜残渣を放り込んだものである。
生野菜はたくさんの水分を含んでいるので、すぐに腐って発酵する。
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堆肥を投入した高さが50㎝だったので、30㎝ぐらいの野菜残渣を投入したことになる。これからは、葉物野菜の残渣が多量に出るので、常に満杯の状態になるよう管理していくことになる。
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野菜残渣槽での芋類の越冬を思いついたのは、昔、野菜残渣槽の堆肥を春に取り出した所、底の方にカブトムシの幼虫が、100匹以上も出てきたことがあった。幼虫が卵から孵って、一冬で大きく育つだけの栄養と温度があったからだろう。
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根菜類の越冬最低温度
ジャガイモ  3.5℃~  参考元 

蒟蒻     5.0℃~  参考元
里芋     7.0℃~  参考元
生姜     11℃~  参考元
サツマイモ  11℃~  参考元 





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2練馬大長尻大根 9-1