昨年度は、温床の資材に「もみ殻」と「落ち葉」と「馬糞堆肥」と「」を使って、発酵させた。
その割合は、籾殻5‐落ち葉5‐馬糞堆肥10‐糠1であった。

今年は、最初だけ籾殻5‐馬糞堆肥5‐糠1の割合で、発酵させた。
2回目の切り返しから、籾殻5‐糠2の割合で、発酵させた。72℃まで温度は上がった

しかし、冷えるのが早いようだ。3,4日で40℃ぐらいまでに下がってしまう。
何が原因か?
籾殻が上手く発酵していないのではないか?

発酵がうまく行っていない時の対処方法を見つけた。

籾殻は、炭素率が74と高く、中々発酵し難い。そこで、を投入して発酵を促すが、糠だけでは窒素分が少ない。そこで、炭素率の低い鶏糞(5.6)などを混入するとうまく行く。しかし、鶏糞を入れると匂いが強烈である。

鶏糞の代わりに、👇の方法が考えられる。➡参考元「良い堆肥生産のポイント」

炭素率を下げる必要のあるときは、化成窒素を添加する
硫安は、硫酸イオンが残るので敬遠され、尿素がよく使われる。
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堆肥と等量の完成した堆肥を混合する方法。
これは
戻し堆肥混合法とか連続堆肥化法と呼ばれる。
堆肥化過程で優先的に増殖した菌を、原料に混合することになるとともに、乾燥した戻し堆肥を使用すると、水分調節材の役割もあり、極めてよい方法と言える。

👇は、糠と籾殻と馬糞堆肥である。
馬糞堆肥は、すでに発酵済みであるが、これを混合することによって戻し堆肥混合法で、発酵微生物の種類と数を増やすことで、昨年並みに温度を維持させることができるのではないか。

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炭素率(C/N比)と発酵との関係
微生物は、エサの中の炭素のかなりの部分をエネルギー源として使い、残りは細胞の構成材料に使う。
窒素は、炭素100に対し15程でわずかである。

     全炭素   全窒素     C/N

鶏ふん  34.7    6.18      5.6
牛ふん  34.6    2.19      15.8
落ち葉  43.0    1.10     40.0
モミガラ 40.1    0.54      74.0



👇は、籾殻と糠だけで切り返しを行っているわけであるが、糠だけでは窒素分が不足し、十分な種類や数の微生物が不足して、発酵が不十分になるのではないか。
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今回は、元に戻して「馬糞乾燥堆肥」+「硫安」+「籾殻」+「糠」で、切り返し作業を行った。
※硫安ではなく、尿素の方が良いとのことだが、あいにく硫安しかなかったので、今回は硫安で実験した。

👇は、発酵済みの馬糞堆肥である。鶏糞の袋に一袋分使った。
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硫安を約500g撒いた。窒素分を補給するためである。
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籾殻を、馬糞堆肥と同量投入した。
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👇は、糠をもみ殻の半分ほど投入した。少し多めにした。
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👇は、さらに500gの硫安を投入した。
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もともとの堆肥と投入した資材をまんべんなく混ぜて、切り返しを行った。最後に軽く鎮圧した。
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温度を測ったら約20℃であった。
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2練馬大長尻大根 9-1