今年の2月に、まる八さんから愛知の伝統野菜の種を送って頂いた。
在来種や固定種の優れた野菜の種を販売している野口種苗店でも、種を販売している。

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碧南鮮紅五寸人参とは? ➡画像と記事 愛知県
『碧南鮮紅五寸にんじんは、愛知県内各地から導入したニンジンをもとに、自然交雑と選抜によって碧南地域に適した品種として作りあげられました。晩生で収量が多く、根色が濃い紅色で、色上がりが優れるなどの特徴があります。』

私が今まで作ってきたのは、ダイソーの時無し5寸人参であった。とても美味しい野菜であった。
しかし、碧南鮮紅五寸人参との違いは、形にある。
時無し人参は、どうしても男株人参が出てしまう。つまりいかり肩で先細りのニンジンである。普通の在来種では、女株男株が出るようだ。
それに比べて碧南鮮紅五寸人参は「根は先の詰まった総太タイプ」とある。


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井原書より


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採種法 ➡野口の種
『越冬させると10℃以下の低温に感じて花芽ができる。虫媒花なので他品種が近くにあると交雑する。い花傘が熟して黄色くなったら刈り取る。種の毛は布袋に入れて揉むと落ちる。』

👇は、先日マルチをして、キャベツとブロッコリーを植え付けた畝である。
全部で70穴を使って、人参の種を蒔いた。
2年ぐらい前からこの方法で、1穴1本から2本残して育てている。間引きは2本残すことにしているので、簡単である。70本から140本の間で収穫できる。➡昨年の様子
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👇は種まきである。1穴4,5粒蒔く。
2,3本発芽すれば、理想的である。少なければ二度蒔きする。
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井原書より


👇は、籾殻燻炭である。
井原書では、種を蒔いた後鎮圧して、その後で燻炭などを撒けとある。
しかし、井原氏は、種を蒔いた後、はだしになって踏みしめるとあった。
それは、さすがにまねできない。
そのため、私は種を蒔いた後燻炭を上から掛けて、厚めの板を使って、その上から鎮圧している。
これで、発芽率はかなり高い。燻炭は、すぐ乾くので厚蒔きにならない。好光性のニンジンの種は、この方法で適度な光を採れるようだ。
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👇は、3穴ぐらいを一度に鎮圧している画像である。
長めの板があれば、それを使っても同じである。
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👇は、鎮圧が終わった後の画像である。
後で、不織布を上から掛けて、乾燥防止や雨タタキを予防した。
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👇は、昨日キャベツ、ブロッコリーを手前に植え付けた畝である。
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