今年のブドウハウスは、いつもの年とは違った景色を見せている。

 
動画時間 2分05秒

ブドウ栽培を始めてから、15年ぐらいになる。
その前に、露地栽培で3年ぐらいブドウ栽培をやったが、諦めた経緯がある。
ビニールハウスなら虫に入られることは少ないので、栽培が容易であることを知ってから再度始めたものである。

しかし、生ることは生ったが、どの様にやってもブドウ農家のような景色は見ることができなかった。それで、5年ぐらい前から、どうしたらブドウ農家のような房を作れるかがテーマとなった。
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最初の10年間は、2本の主枝を伸ばして、その枝に房を生らせる短梢剪定でブドウを育ててきた。しかし、たくさんの花蕾は出ても、花が咲いた後は実がぽろぽろと落ちてしまった。
花ぶるいという現象である。
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それからは、どうしたら花ぶるいを防ぐことができるかの取り組みとなった。
葉の数を増やそうと、今までの短梢剪定から長梢剪定に代えた。
房の粒数は増えたが、花ぶるいは収まらなかった。
2年前に木の勢いと葉の数と房数、粒数に着目して、一つの仮説を立てた。
それは、房数は100房で、粒数は35粒である。
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しかし、結果は悲惨なものだった。
ほとんどの房が、15粒前後しか残らなかった。
それで、今年は房数を70株にして、粒数は35粒に決めた。
そして、ジベレリンを使った種無しブドウ作りに着手した。
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現在、房数は75房ぐらいに絞ってある。
粒数は、30粒から40粒ぐらいに絞りつつある。
今の所、開花に合わせてジベ処理を行ったため、粒の生長に差が出ているが、順調に粒は大きくなっているようである、
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