のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category: ハウス内の踏み込み式温床

👇は、ブドウハウスに作った150㎝の深さの貯蔵穴である。
当初の目的は、ジャガイモやサトイモ、サツマイモ等の芋類の越冬の保管のためであった。
昨年110㎝の深さで、サツマイモが越冬できた。
ただ、ぎりぎりの温度だったので、今年は150㎝まで掘り下げた。

今年の春ジャガイモを風通しの良い小屋に保管して置いたら、暑さのためかどんどん腐って行った。
そこで、20℃前後の温度で安定していた、この貯蔵穴に保管した置いた。

先日、どうなっているか確かめるために、取り出してみて驚いた。
保管していたジャガイモは、1,2個怪しいのがあっただけであった。
それどころか、グランドペチカに芽当たりが出ていた。
➡前回の記事(ジャガイモに芽当たりがあった。)
冷蔵庫で行う低温催芽の感じだった。

逆に9℃ぐらいの冷蔵庫に保管して置いたジャガイモは、腐れも無かったが、芽も出ていなかった。
完全に、休眠していた感じであった。

👇は、中間に蓋をするために、台を拵えた。まだ作成途中である。

20230805_142642_copy_1512x2016



👇は、収穫したカボチャがこの暑さで、腐れが出ていた。
それで、実験的に貯蔵穴で保管することにした。
毎年、収穫した後にどんどん劣化が進み、10月ぐらいでほとんど腐ってしまっている。

『カボチャは、貯蔵温度10~13℃貯蔵湿度RH70~75% に保つと、4~6か月の長期貯蔵が可能とされているが、これは主に腐敗抑制の面からの考察であると考えられる。 一方、長期に貯蔵すると、呼吸による内容成分の消耗から、食味が低下する懸念がある.』➡文章転載元
また、『かぼちゃの最適保存温度は13℃〜15℃。』という記事もある。➡記事元
1



👇は、平均9℃の冷蔵庫に保管して置いたグランドペチカである。芽当たりは全くなかった。
1



👇は、この穴に貯蔵して置いた長崎黄金である。
2



ちょっとピンぼけであるが、貯蔵穴に保管した画像である。
20230805_144210_copy_1512x2016



貯蔵してあるものに紐づけした。そして、間違わないように紐に野菜の名札を書いて置いた。
「くり大2個」とは、「クジュウクリカボチャの大きいのが2個」という意味である。
20230805_144219_copy_1512x2016


昔、子供の頃、駄菓子屋には糸引き飴が売られていた。
たいがいお婆ちゃんが、店の番をしていた。1回5円のくじだった。
いつも、2番目に大きいのをうまいこと引き当てた。悪いガキだった。

昔懐かしい 糸引き飴からのヒント
3
👇は、蓋がまだできていないので、段ボールで代用した。
昨年は、一番下に芋類を保管した後、座布団や籾殻枕を作ったりして、穴をふさいだ。
しかし、今回底の温度を測ったら、上に蓋をして置けば、外の温度にはあまり影響されない感じだった。
20230805_144513_copy_1512x2016



👇は、台を拵える間、30分以上は蓋を開けていたが、底の温度はほとんど変わらなかった。
20230805_144600_copy_1512x2016


👇は、ブドウハウス内の温度である。35度であった。
20230805_144608_copy_1512x2016



👇は、蓋を閉じた画像である。一度冷えた空気の層は、そう簡単に熱伝導しないようである。
20230805_144616_copy_1512x2016




これから、この貯蔵穴の利用の可能性をまとめると、以下のようである。

<梅雨から夏の保管>
①春ジャガイモの保管
②種ジャガイモの低温催芽(芽出し)
③カボチャの保管

<ここから越冬用>
④秋ジャガイモの保管 
3.5℃~(参考元)適温は、3.5度~4.5度の環境が良い
⑤サツマイモの保管 
11℃~(参考元)適温は、13℃~15℃ 10℃以下で低温障害
⑥サトイモの保管 
7.0℃~(参考元適温は、7℃~12℃
⑦生姜の保管 
11℃~(参考元適温は、11℃~
⑧コンニャクの保管 
5.0℃~(参考元適温は、5℃~
⑨紫ダイジョの保管
⑪つくね芋の保管





本日も、いいね!応援よろしくお願いします。

にほんブログ村だけの参加にしました。 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ 

 

👇は、ブドウハウス内に掘ってある150㎝の貯蔵穴である。
7月中は、底の温度は平均で21℃前後であった。

20230803_095024_copy_1512x2016


👇は、現在の温度の平均は、22℃前後となっている。
20230803_095045_copy_1512x2016



👇は、貯蔵穴に保管して置いた、食用の長崎黄金である。
芽当たりは見られない。
また、野菜小屋で保存した時のような腐れは、全く見られない。
20230803_095139_copy_1512x2016



👇は、食用のグランドペチカである。こちらは、芽当たりが見られた。
20230803_095259_copy_1512x2016



他のネット袋の中のグランドペチカにも、芽当たりが見られた。
20230803_095217_copy_1512x2016



貯蔵穴の底には、横穴を掘ってある。
横穴と言っても30㎝ぐらい壁を削って、部屋を作っただけである。
ジャガイモが保管してあるので、二酸化炭素が溜まっていないか、チャッカマンで火をつけてみた。
どうやら二酸化炭素は、溜まっていないようであった。
20230803_095431_copy_1512x2016



横穴の内部温度は、22℃前後であった。
20230803_095449_copy_1512x2016



👇は、横穴の画像である。
ここには、秋ジャガ用の種芋を保管してある。
例年は、8月いっぱい冷蔵庫に保管して、芽出しを行っている。
ジャガイモをネット袋に入れて、横穴に並べて、上から籾殻燻炭を掛けて適度な湿度を保っている。
20230803_095514_copy_1512x2016



👇は、芽が出た物を画像に撮ったものである。
昨年は、9月の段階でこの感じの出芽であった。
今年は、1か月早いので9月にはしっかりした芽が出ているに違いない。
20230803_095919_copy_1512x2016


👇は、食用のグランドペチカであるが、同じように芽当たりがあった。
20230803_100400_copy_1512x2016



👇は、長崎黄金であるが、芽当たりは数個が確認できた。
昨年の8月は、冷蔵庫に1か月間保管して芽出しをはかったが、あまり芽が出なかった。
ただ、長崎黄金の場合は、植え付けてから芽が出るまでが早いので、十分に間に合う。
20230803_100508_copy_1512x2016



食用の物は、マイカ線にネット袋を括り付けて、中に入らなくても出し入れが出来るようにしている。
底まで下ろして保管し、必要な時に簡単に取り出せるようにしている。
20230803_100622_copy_1512x2016


本日も、いいね!応援よろしくお願いします。

にほんブログ村だけの参加にしました。 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ 
にほんブログ村      
 

👇は、ブドウハウスの中に150㎝の貯蔵穴を掘ったものである。
現在は、秋作の種芋を実験的に保管して、芋の保管状態を観察している。

20230713_091718_copy_1512x2016


1



貯蔵穴の深さは、約1,6mぐらいなので、7月頃の地下2mの温度は20℃前後である。
サツマイモの熟成期間は、10月から12月頃なので、20℃~14℃ぐらいとなるだろう。
👇は、2週間の温度変化を測ったものである。ほとんど一定の温度であった。
またブドウの葉で、直射光は遮断されている。
ハウス内の温度は、日中は40℃以上になることもある。
20230713_091725_copy_1512x2016

じゃがいもを常温で保存するときは、温度は20℃未満の場所で、湿度が低く、光が当たらない場所が良いようだ。
貯蔵穴が設置してあるのは、ブドウハウスの中なので直射光は射さない。
7月の現在では、常に20℃前後に安定している。
そこで、秋ジャガの種芋を入れてみた。

👇は、ネット袋にジャガイモを入れて、マイカ線で吊るして底に保管した。
中に入らないで済むようにした。
20230713_092436_copy_1512x2016



ジャガイモを貯蔵穴の底に保管してから、2週間が過ぎた。
20230713_092326_copy_1512x2016



👇は、グランドペチカと長崎黄金である。
今年は、何かの原因でジャガイモに腐れが出ていて、保管場所は現在冷蔵庫の中である。
そこで、20℃前後で安定している貯蔵穴に保管して様子を確かめることにした。
1,2個怪しいものがでたが、保存環境は良さそうである。
2


この貯蔵穴に、秋に収穫したサツマイモを保管して熟成することができるのではないかと考えている。サツマイモの熟成保存を調べて見た。

https://attaka-yasai.com>officialblog>satumaimo-hozon
さつまいも熟成の4つのポイントをご紹介!
①さつまいもの保存は13~15℃くらいの室内で!
②買ってきたさつまいもに土がついていたら、無理に落とさず水で洗わない!
③ご家庭でさつまいもを熟成させる期間は、2週間~最大2ヵ月!
④ビニールなどの湿気がこもる袋には入れず、新聞紙等にくるんで保存(熟成)する!さつまいもをとびっきり美味しくする4つのポイント!ご家庭 ...

サツマイモ「べにはるか」の食味を低下させずに長期間貯蔵するには/千葉県 (chiba.lg.jp)
3.「べにはるか」の食味を低下させずに長期間貯蔵するには
「べにはるか」を6か月以上長期貯蔵すると、焼きいもの甘味が低下し、肉質が過度な粘質となる現象がみられます。そこで、貯蔵温度を13度、15度、17度とする3温度帯を比較したところ、次の結果が得られました。
(1)13度貯蔵
貯蔵中にデンプンの糖化が進むため、焼きいもの甘味の指標となる甘味度は高くなりますが、肉質の指標となる乾物中のデンプン含有率は低く、過度に粘質な「べっちゃり」した焼きいもとなりました。
(2)15度貯蔵
貯蔵中のデンプンの糖化が適度に進むため、焼きいもの過度な粘質が抑えられ、甘味及び肉質ともに基準値以上でした。
(3)17度貯蔵
サツマイモの好適貯蔵温度よりやや高かったため、デンプンの呼吸による消耗が激しく、肉質は粘質ぎみとなりました。

さつまいもを長持ちさせるためには、気温約13~16℃・湿度約85〜90%が最適


20230713_092535_copy_1512x2016


本日も、いいね!応援よろしくお願いします。

にほんブログ村だけの参加にしました。 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ 
にほんブログ村    

 

👇は、冬場に芋類の越冬のための倉庫となる貯蔵穴である。
昨年は、110㎝の深さであった。一番の底にサツマイモの種芋を保管して越冬させた。
何とか越冬出来て、今年の苗採り用の種芋となった。
貯蔵穴の底の冬場の温度は、1,2日9℃の日があった。
サツマイモの保存には11℃以上の温度が必要である。越冬できたのは、運が良かったからかもしれない。
そこで、今年は150㎝の深さに掘り起こした。
👇の画像が、150㎝の貯蔵穴の内部画像である。
1


今年は、さらに横穴を掘ることで、保管のやり易さを向上させた。横穴には、春までずっとその場所に置いて置くものを保管する。
今考えているのは、生姜やサツマイモ、紫ダイジョのムカゴ等である。
11℃以上の最低温度が必要な野菜である。
その他の物(食用サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ)は、縦穴に順繰りに貸せ寝て保管していく。

貯蔵穴の平面図
1



👇は、貯蔵穴の平面図の横穴1の画像である。
秋ジャガの種芋を保管して、芽出しを早めるためである。
板で仕切りをした。最後には大きな板で穴を遮断して、温度を一定にする予定である。
20230706_152106



👇は、西側の穴の壁を撮った画像である。もう少し掘り進める予定である。
20230706_152114


👇は、籾殻燻炭である。
20230706_152206



👇は、種ジャガイモを並べた上から、籾殻燻炭を被せた。湿度を一定に保つためである。
20230706_152512


👇は、工事中の横穴2である。
20230706_152127


本日も、いいね!応援よろしくお願いします。

にほんブログ村だけの参加にしました。 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ 

👇は、ブドウハウスの中に、芋類の越冬のために縦穴を掘って貯蔵穴を作っている。
昨年までは110㎝の深さの穴だったが、ぎりぎりサツマイモが越冬できたが、余裕で越冬させるために、今年は150㎝まで掘り下げている。
しかしながら、穴の広さが100㎝四方の狭い穴なので、深く掘るのが非常に大変である。
20230701_145024_001_copy_1512x2016


👇は、底の画像を撮ったものである。現在は横穴を掘っている。
横穴は、いれたら春まで動かさないものを考えている。
生姜やこんにゃく、紫ダイジョなどの種芋を3月から4月まで保管しておく部屋である。
縦穴は、一番下に、サツマイモを並べ、順に里芋、ジャガイモと比較的寒さに強いものを上の方に保管する。
20230701_095357_copy_1512x2016


👇は、横穴にバケツを入れた画像 かなりの余裕横穴である。
横穴の
幅×奥行×高さは、60㎝×30㎝×40㎝である。
奥行きは、40㎝ぐらいあったほうが使い勝手は良さそうである。
20230701_103713_copy_1512x2016



横穴の横幅55㎝ もう少し削る必要がある。
1

奥行30㎝ こちらは、もう少し余裕をもって40㎝ぐらいまで掘り進む予定である。
20230701_145312_copy_1512x2016



横穴の入り口の高さ 45㎝ 高さは十分である。
20230701_145528_copy_1512x2016



👇は、貯蔵穴の底を撮った画像である。
完成までには、まだまだ時間が掛かりそうである。
現在は第1横穴を掘っているが、反対側にも第2横穴を掘る予定である。
1



本日も、いいね!応援よろしくお願いします。

にほんブログ村だけの参加にしました。 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ 

↑このページのトップヘ