のじさんの徒然草

200坪の畑に100種類の野菜を育てています。 都会の近くで田舎風の暮らしを求めて、余暇時間を楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category: 肥料・米糠ぼかし、腐葉土

昨年度の踏み込み式温床で出来た堆肥である。
落ち葉や野菜残渣、牛糞堆肥も混じっている。

今年も温床の資材に使え無いものかと、試してみた。しかし発酵温度は、57度位までで1週間で27度まで下がってしまった。好気性バクテリアの餌には、ならなかったようだ。
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温床の資材にならなければ、いよいよ畑の土壌改良材として使うことになる。外に掻き出して置いた。
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温床の裏側にも掻き出して置いた。
けっこうな量の堆肥が出来た。
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そら豆を定植する予定の畝に運んだ。
畝立ては明日以降になる。
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踏み込み式温床を始動させて2日目に57度の温度上昇を確認した。しかしながら1週間も経たないうちに35度まで急速な温度低下が確認出来た。

理由は、温度上昇の大部分は糠の発酵熱だけの様な感じである。
糠以外の発酵資材は、既に去年発酵させている未熟堆肥なので、温度上昇にかかわる糸状菌や放射菌の餌が糠だけだったのだろう。

10月7日  35度
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10月3日  57度
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上記の発酵温度の急激な低下は、下のグラフの波の最後の頃の状態であることを示している。
この事は、温床の堆肥がどうやら完熟に近付いていると解釈できるようだ。

堆肥製造中に発酵する熱と切り返し

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有機物の発酵(分解)プロセス
発酵スタート
糖→アミノ酸→デンプン→タンパク質
「糸状菌」や「好気性細菌」によって分解されて行く。
次に、ペクチン(食物繊維)
  が分解される。

その後、高温性で好気性の「放線菌」がセルロース(分解しにくい繊維質)などを分解する。

最後に、放線菌の食べるエサがなくなると温度がゆっくり下がり、最も分解しにくいリグニン(木質を構成する高分子)
分解が始まる。(図1)参照。

(図1)堆肥化の過程で関与する微生物相の変化

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ということは、今年も微生物の為に新鮮な餌である資材を集める必要があるということだ。

もちろん、現在の堆肥も完熟堆肥という訳ではなく、餌となる多少の有機物も残っているので力サを稼ぐ意味でも補助的に使おうと思う。

現在、資材が豊富に準備出来る物として、
サツマイモの弦や葉、枝豆の残渣、落下生の残渣、茗荷の残渣、サトイモの残渣、そして雑草や山の中の大量の落葉である。

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発酵の実験は温床の半分を使って実施した。

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ルーラル電子図書館(引用元)
http://lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/gy006.html

土ごと発酵(つちごとはっこう)

『たとえば、残渣や緑肥などの未熟な有機物を土の表面におき、米ヌカをふって浅く土と混ぜてみると、それだけのことで、土はいつの間にか団粒化が進み、畑の排水がよくなっていく。
田んぼでも、米ヌカ除草しただけなのに、表面からトロトロ層が形成されていく。
これは、表層施用した有機物が微生物によって分解されただけではない。
その過程で微生物群が土にも潜り込みながら、土の中のミネラルなどをエサに大繁殖した結果。
人がほとんど労力をかけなくても、自然に土は耕され、微生物の作り出したアミノ酸や酵素・ビタミン、より効きやすいミネラルたっぷりの豊潤な田畑に変わる。
このことを「土ごと発酵」とよぶ。』※文引用

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トウモロコシの残渣をそのまま畑の端に重ねて置いた場所。



『「土をよくするには一生懸命堆肥をつくり、苦労して運び込んで入れる」というかつての常識を打破。「土ごと発酵」は、外で発酵させたものを持ちこむのではなく、作物残渣や緑肥などその場にある有機物を中心に使う「現地発酵方式」なので、ラクで簡単、低コスト。有機物のエネルギーロスも少ない。超小力で究極の方法とも思える。』※文引用

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残渣を退けて、土を篩いにかけて培養土に利用する。


簡単に培養土が出来てしまう。

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その後残渣に糠を撒いて、土ごと発酵を促す。

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『土ごと発酵を成功させるポイントは、

(1)有機物は深くすき込まない。
表層の土と浅く混ぜる程度か、表面に置いて有機物マルチとする。
酸化的条件におくことが大事。

(2)起爆剤には米ヌカが、パワーアップのためには自然塩や海水などの海のミネラルがあるとよさそう。どちらも微生物を急激に元気にする。』※文引用

家庭菜園・プランター栽培(引用元)

http://koido.jugem.jp/?eid=922

【冬に役立つモミガラ+米ヌカマルチ

『雑草を抑えるためモミガラマルチはよく見ます。
 タマネギ、ニンニク、ワケギなどは、分厚く振ります。
 サトイモを畑で越冬させる保温材としてもモミガラを山盛りにしてあげましょう。

 このモミガラマルチ、振るには使い勝手が良いですが、冬の強い風で吹き飛ばされることがあります。

 そんなとき役立つのが『米ヌカ』です。
モミガラマルチの上に米ヌカを振っておけば、夜露で湿って表面はノリで固めたようになります。
急いで固めたいなら、ジョーロでさっと水をかけると良いでしょう。
これで、草取りが少なくなり生えても抜きやすくなります。

 困ったことに、エサのない冬には、米ヌカを食べに鳥などがきます。表面を食べられたままにしておくと風で飛んでしまうので、また米ヌカを振ります。

 冬以外でも、畑のタネまきが終わると、鎮圧後に必ずモミガラでマルチしてください。
 雨でたたかれるのを防ぐのと、乾燥を防ぐのに一年中使うと良いでしょう。

(現代農業 より引用)』※文引用

ニンニクを植え付けた畝
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籾殻を撒いた後糠を撒いた。そして水を掛けた。

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水を撒いておけば一昼夜で、糠が微生物で発酵し、のりで固めたようになる。


『米ぬかの成分は、
チッソ :2%
リン酸 :4%
カリウム :1.5%
カルシウム :0.6%
マグネシウム:0.9%
その他マンガン・亜鉛・銅・各種ビタミン等々
それだけではありません、脂質もタンパクも多く含んでいます。
これを発酵させて土壌に散布させると素晴らしい肥料になります。
・・・。と言うのが今までの利点と言われたところです。』※文引用

ずぼらさんの簡単家庭菜園(引用元)
http://fanblogs.jp/kantankateisaien/archive/74/0
『米ぬかを使うメリット
米ぬかは肥料として使うことが可能で、いくつかのメリットがあります。

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『大きく5つのメリットがあります。


・栄養豊富なので、畑にいる菌たちのエサとなり増える。

・含まれる肥料成分が少ないので、多少まき過ぎても肥料過多になり辛い。

菌が増えるので、草などの分解が少し促進され、肥料吸収効果が高まる。

・有機物なので、土が肥える助けとなる。

・地域によっては無料もしくは格安で手に入る。

格安で手に張るので、有機農法においては力強い味方となってくれます。』※文引用

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カブの畝全体に糠を撒いた。

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ニンジンの畝全体に糠を撒いた。


『米ぬかを使うデメリット

しかし、デメリットもあります。

・まき方を間違えると虫が湧きやすい。

・まき方を間違えると、ネズミに食べられる。

・そのまままくと肥料としての効きだしが遅い。

・肥料成分が少ないので、効果がないことがある。

・腐る。

・安定的に使うためには一度、発酵させて使うべき。

デメリットは肥料成分が少ない以外はどれも有機肥料ならではのものです。

化成肥料感覚で使うと、畑に虫が湧き過ぎて野菜に影響が出ることもあります。

このデメリットを把握した上で使うと格安の肥料として有効に活用することが

出来ます。』※以上、文引用。



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今日は、カインズホームで『発酵けいふん』の安売りをやっていたので、10袋買ってきた。

ついでに、発酵鶏糞について、お勉強した。


・鶏糞の質を成分分析から考える
                          買ってきた鶏糞の成分表



◎ N : 4.0 P : 3.1  K : 2.5  C/N :  7.0

下記①②③の鶏糞の使い分けの参考例
① N : 2.0  P : 6.3  K : 5.9  C/N : 11.4 →畑作向け
N : 3.6  P : 3.9  K : 2.3  C/N :   6.0 →稲作向けの鶏糞
③ N : 1.7  P : 4.8  K : 4.3  C/N : 11.9 →畑作向け

N: 窒素、P: リン酸、K: カリ、C/N: C/N


この数字を見て、栽培ではどう使い分けるか?
最初に見るべき箇所はC/N
 
これでどれだけ熟成が進んでいるかがわかる。
熟成が進むほど、C/N比が高くなる。
 
N : 3.6  P : 3.9  K : 2.3 C/N : 6
 
これはNの量が多いので、アンモニア態窒素が多く、即効性が高い鶏糞であることがわかる。
②が一番臭い
 
C/N値が低く、完全には熟成していなく、アンモニア態窒素が多い分、作物に与えると炎症(葉焼け)になりやすいことに注意。

畑作では、アンモニア態窒素は、よろしくない。
稲作の様な水を張った嫌気環境では窒素はアンモニア態になるので、
②の鶏糞はどちらかというと、稲作向けだと判断できる。
 
と云うことで、私の買ってきたカインズの鶏糞は、C/N :  7.0で稲作向きと云うことだ。
なんじゃ? と云う感じ。
ということは、畑に撒いた後しばらく畑の中で第2次発酵させてやると良いということだろう。

数年前に、ペレットの鶏糞から粉の鶏糞に換えたことがある。
粉の鶏糞が安いからである。
それまでは、ジャガイモや苗の定植も鶏糞と同時に植え付けたりしても、苗に影響がなかった。
しかし、粉にした時にジャガイモを半分に切ったものは全部腐り、きゅうり苗は次の日に倒れてしばらくして枯れてしまった。

その時に、鶏糞は畑に撒いた後アンモニアガスを発生させ、これが根にとって猛毒であると知った。1週間ぐらいするとアンモニアガスは収まるので、全体に撒くときは必ず守るようにした。
 
他二つは発酵が進んでいると判断でき、畑作向けであると言える。
N : 2.0  P : 6.3  K : 5.9 C/N : 11.4
N : 1.7  P : 4.8  K : 4.3 C/N : 11.9

 
鶏糞は元々リン多めと言われている肥料で、
このリンは栽培にとって結構厄介な成分でもある。
 
鶏糞の熟成の指標として、
C/N比が高くなる → リン酸の割合が減る

 
ちなみに鶏糞を使用する上で絶対に注意しておくことは、
鶏糞を使用すると知らず知らずの内にカルシウム過多になること。
鶏糞に含まれる餌の未消化分である炭酸カルシウムとリン酸カルシウムが大量に含まれている。
鶏糞を使用する時は石灰を使用するのは控えよう。


までは、肥料は鶏糞ぐらいしか使わなかったが、最近では微生物資材やボカシ肥料を使うことが増えてきた。

更に、昨年度は玉ねぎの苗が小さかったので、とにかく大きく育てようとアズミンという腐植の入った肥料を初めて使った。

堆肥をあまり使わなくなった現代農法では、田んぼや畑の土から腐植物質がどんどん減ってしまっていると聞く。腐植物質は土壌に住むバクテリアの餌になるという。土壌にバクテリアの餌が少なくなってくると、当然バクテリアが育たなくなり、結果としてどんどん土壌の土は固く生なって、植物を旨く育てられなくなってしまうようだ。

最近、炭素循環農法という土壌に廃菌床を撒いたり、炭素率の高い落ち葉や籾殻を投入したりする記事を見かけるようになった。それらを分解するバクテリアは、枯草菌や糸状菌や放射菌等の好気性バクテリアであり、発酵型の土壌改良を目的としている農法だ。
当然ながらそのような炭素率の高い資材は、バクテリアに分解された後に腐植物質として土壌に残り、さらに様々な細菌群の餌となって土壌を多様化させ豊かな生態系を形成させるのではないかと想像する。

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野菜作りをしていると、微生物との関わりが多くなる。

一昨年の踏み込み式温床作りでは、大きな失敗してしまった。堆肥づくりを間違って理解していたためだった。藁や落ち葉を積み込んで、水をかけて上から踏み込んでいけば、自然に発酵するものと理解していた。しかしいつまで経っても、一向に温床の温度が上がらなかった。

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一番の原因は、水をやりすぎて投入した資材が水浸しになっていて、酸素不足になっていたようだった。発酵するどころか、どうやら腐ってしまったようで、外に取り出した時に腐敗臭が漂ってきた。

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発酵も腐敗も微生物の分解作用であることには変わりない。しかし、微生物の種類が全く違う。
堆肥づくりに活躍する微生物は、好気性バクテリアと言って酸素を好むバクテリアである。
藁などに住み着いている枯草菌や糸状菌、放射菌などである。これらの微生物は、好条件の中では爆発的に増えて資材を餌にどんどん分解していく。その過程で高温を発する。うまく発酵が進めば70℃以上の高温になる。このときの温度が高ければ、病原菌は死滅してしまって良い堆肥ができる。
踏み込み式温床は、この時に出る熱を利用するわけである。

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第一次発酵が済んだ牛糞堆肥 40℃ぐらいの温度がある。
一昨年度は、この牛ふん堆肥を牧場まで行って購入して来て、糠を混ぜて再発行させ温床を立て直した。次の年は、好気性バクテリアを育てるということを意識して、温床の管理の方法を模索した年だった。



発酵と云う言葉からは、酵母菌や乳酸菌を思い浮かべる。なんか身体に良い感じがする。
しかし、これらの微生物が活躍するのは、まだ先の話である。高温発酵の第一次発酵が終わって、温度が下がってきた時に、餌がなくなって最初の微生物たちが死滅し始めた時に、それらを餌にして増殖するのが酵母菌や乳酸菌である。これらは酸素の少ない環境で活発に増殖する微生物である。酵母菌や乳酸菌とひとくくりで呼んでいるが、1種類のバクテリアでは無い。酵母菌は知られているだけでも何百種類もあり、実際には何千という種類がいるのだろう。最終段階では多くの微生物が出現し、細菌に至っては、100万種を超えるとも言われている。そのため堆肥が熟成されていくにしたがって菌種の多様性が増していき、より生物的な緩衝能力の高い堆肥となる。完熟堆肥が施された土壌は、病害が発生しにくくなり、悪臭を発生する腐敗菌の増殖も抑えられる


大豆を煮たものを藁に包んで、温めれば納豆ができる。藁の中に納豆菌が住みついているので、納豆菌によって大豆が発酵したものである。納豆菌は枯草菌の一種である。
しかし、納豆もしばらく経つと、納豆菌が死滅して雑菌が繁殖して、アンモニア臭を発するようになる。この状態が腐敗である。

昔笑い話のような話を、聞いたことがある。
登山好きの男が、リュックに大好きな納豆を入れて、山で食べようとしたという。
何日も経って納豆はすっかり腐敗していたようだった。
しかし、納豆は始めっから腐っているので、腐ることは無いと言って食べたという。
腐った納豆は食べたことが無いので、どんな味がしたのかわかない。
きっとまずかったに違いない。
普通だったら雑菌でお腹を壊したかもしれない。
納豆は発酵している間は、食べ物であるが、腐敗すれば微生物の餌である。

外人や関西人に納豆が苦手な人が、昔はたくさんいた。
きっと納豆は腐った食べ物と勘違いしていたのかもしれない。


発酵の仕方で、好気性発酵と嫌気性発酵と云うのがある。

好気性発酵は 空気(酸素)のある状態で活動する微生物の働きで、ふん尿中の有機物を分解する とともに、悪臭を軽減し取り扱いを容易にしたりする。古くから行われている堆肥づくりはこの 好気性発酵を利用したものだ。

一方、嫌気性発酵は空気(酸素)に触れない状態で 活動する微生物の働きで有機物を分解する方法。発酵によりメタンガスが発生するため、メタン発酵とも言われている。

好気性菌は、酸素呼吸しながら有機物を分解するタイプの菌で、酸素がないと生育できない。有機物発酵にかかわる好気性菌の代表は、こうじ菌と納豆菌。さらに酢酸菌も好気性菌。

酸素がなくても生きていける菌を嫌気性菌という。嫌気性菌には、酸素があると生育できない絶対的嫌気性菌と、酸素があっても好気性菌なみに生育する条件的嫌気性菌がいる。

ボカシ肥で活躍する乳酸菌や酵母菌は条件的嫌気性菌。水田にいる菌の大部分が好気・嫌気の両刀使いの条件的嫌気性菌。畑では、表層は好気性菌が多いが、下層は嫌気性菌が主になる。

糠と納豆菌を使ってボカシ肥料を作った画像
第1次発酵に納豆菌に活躍してもらい、その後に乳酸菌や酵母菌にバトンタッチし、ボカシ肥料を完成させる。
次に、ボカシ肥料を作るときは、すでに出来ているボカシ肥料を種菌として使えば、簡単に糠は発酵してしまう。

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農業で活用する微生物(納豆菌・酵母菌・放線菌・乳酸菌etc..
 

『糸状菌 納豆菌 酵母菌 放線菌 乳酸菌 放線菌 クロストリジウム菌根粒菌 セルロース分解菌 アミノ酸生成菌 光合成細菌 菌根菌 VA

硝化菌。』


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