今年は、ミニトマト専用のビニールハウス全体に、トマト疫病が発生し、蔓延してしまった。

≪トマト疫病≫
トマトの茎が茶色っぽく少しずつ葉が枯れてくる

トマトの茎に茶色っぽい濃いシミが出始める、はじめは葉が暗緑色の病斑が出て茶色く枯れ始め、次第に白いカビを伴いながら枯れ上がっていく。

下から上に向かって症状が進みやすく、ひどいと全体が枯れる。多雨だと、病気が出た株の周辺の株にも広がる。

≪原因≫

トマト疫病(病原菌(糸状菌 鞭毛菌類))、トマトの重要病害。比較的低温(20℃くらい)で多湿条件で発生しやすい。

多肥、泥はねで感染しやすい。

≪対策≫

野菜全般にかかる病気、ナス科の連作を避ける。病気にかかった葉はできるだけ早く取り除きく。風通しをよくし葉が乾きやすくする。マルチ栽培する。多肥は避ける。発生すると無農薬では抑え難い病気。

参考画像 茎まで黒ずんでくる。
img_1_m1


≪太陽熱消毒≫
夏期の高温期(7~8月)にビニールなどでマルチし、太陽熱を利用して土壌消毒(土壌の表層温度を40℃以上で約1か月間)を行う方法で、野菜類の立枯病、白絹病、疫病、半身萎凋病、フザリウムによる土壌病害、センチュウ類に有効である。主としてハウス栽培向けに開発された技術であるが、露地栽培作物での利用も可能である。
夏期の気象条件によっては効果が不安定となる場合もある。


20190715_152607-2160x1620


トマト疫病に罹りながら生きながらえているアンジェレ
20190715_152618-2160x1620

ストレス栽培実験用に育てている。
20190715_152628-1620x2160


今日もポチッと、投票お願いします

  2練馬大長尻大根 9-1