のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:肥料・米糠ぼかし、腐葉土、堆肥 > 籾殻燻炭(製造と利用)

籾殻燻炭を作成するために、知り合いの籾摺りハウスに行った。
3年ぐらい前から、もみ殻を頂いている。
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お婆ちゃんも一緒に、隣のハウスでの野菜栽培などをやっているので、毎年最初にお茶菓子を持って挨拶に行っている。
気を使わなくても良いと言われているが、そうはいかない。
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緑のナスは作っていないという事なので、持って行ったら大きいのを2個だけもらって頂いた。
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ワゴンRに、4袋分を積み込んだ。
ビニール袋は、前の会社にいるときにリース用の冷蔵庫を買うときに、包んであった袋を廃棄するというので、20枚ぐらい頂いた。
1袋でドラム缶1杯分入るので、200リットル分である。
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4袋で、満杯である。
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👇は、先輩が生前に、杉林の隣に拵えた小屋を物置に利用している。
その中に、一時保管してある。
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太い木は、樫の木である。土地の境界に昔植えた樫の木が大木になってしまっている。
台風で、3本ほど倒れた。
小屋が立っているのは、私が借りている畑の地主の土地である。
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杉林は、先輩が生前借りていたので、その時から一緒に綺麗に管理するという事で、借りている。
ドラム缶での燻炭づくりは、たまきちゃんの発想で紹介されたやり方である。
煙がほとんどで無いので、苦情は一切無い。
大変な優れものである。
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ドラム缶の下に穴を空けて、上に火を着ける
少し空気が入るように、隙間を空けて蓋をすれば、24時間で燻炭が出来る。
籾殻に、火が移るまで木屑を燃やすのがポイントである。
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👇は、蓋の横から煙が出ているのを撮った画像である。
鉄パイプの上の方に、もやのような薄っすらと煙が出ている。
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👇は、ドラム缶2基で、燻炭を焚いている画像である。
明日の朝には、出来た燻炭をトタンを敷いてあるところに撒けて、レアの状態があればかき混ぜて、ミディアム状態まで焼く。
その後に、水を掛けて一気に消火する。
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燻炭づくりの場所の、全体画像である。
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燻炭を入れてある槽である。
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去年作った燻炭が、半分ぐらい残っている。
燻炭は、種まきの時や温床の醗酵に使ったりする。
土壌改良には、籾殻堆肥を使っているので燻炭は使わない。
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ここからは、今朝の作業である。
24時間でドラム缶の籾殻は、すっかり焼き上がっている。
量も、3分の2ぐらいになっている。
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👇は、ドラム缶2本分を開けた状態である。
まだレアの籾殻も見られるので、この後山にして焼きムラを直す作業をする。
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ほとんどが焼けているので、混ぜながら焼けば5分ぐらいで綺麗に焼けてしまう。
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👇が、5分ほどかき混ぜて焼いた状態である。
ほとんどミディアムな状態の燻炭が出来る。
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平らに均して、水をたっぷりかけて一気に消火する。
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👇は、たっぷりかけた水が下から浸み出している画像である。
この状態で、一昼夜乾かす。
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次に、第2弾の燻炭作りの準備に取り掛かる。
👇は、上部のもみ殻に点火している画像である。
この時に、しっかりと上部のもみ殻を燃やすことがポイントである。
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籾殻燻炭が、ほぼ一杯になった。燻炭槽は、約700リットル入る。
今日の分で終了である。
私と友人が使う1年分の量である。主な使い道は、種蒔き時である。直播きでも、セルやポット蒔きでも必ず使う。
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使い終わったドラム缶は、保管小屋に、来年まで収納して置く。
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最後の燻炭である。
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ややレア燻炭に焼きあがっているようである。
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下は10分ぐらい混ぜて焼いた状態である。 
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燻炭は、下のように真っ黒なミディアム状態だけを使う訳ではない。培養土に混ぜる時は、レア燻炭を1割ぐらい混ぜると、苗の根張りが良くなるとの説もある。
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時短の為に、一気に水を掛けて消化させる。👇は、水を入れる溝を掘った画像である。
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タップリ水を掛けないと、再燃焼して灰になってしまう。草木灰の肥料になってしまう。
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そろそろ燻炭焼きも、終わりに近づいている。
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ドラム缶は、200リットルであるが、燻炭にするとその半分の100リットルぐらいに目減りしてしまう。焼きすぎて灰にしてしまうと、水を掛けると溶けて無くなってしまう。
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👇の燻炭槽は、約700リットルの燻炭を保管できる。
0.9m×0.9m×0.9m=0.729㎥ 729リットル
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槽の約9割が埋まった。一年間分の燻炭である。
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1回分の燻炭の量は、100リットル弱である。ドラム缶で8回ぐらい焼くことになる。
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台風情報
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毎日燻炭作りを行っている。1年間分の燻炭をドラム缶で作るには、10日ぐらいかかる。昨年は、ドラム缶が2器あったので、1週間で終わった。今年は、1器が錆びてしまって底が抜けている。
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昨日の朝にできた燻炭を水を掛けて強制的に消化したものである。最初に、籾殻燻炭槽に保管する作業を行う。
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👇が、籾殻燻炭槽である。既に3日分の燻炭が入っている。
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昨日の分を綺麗に運び終わったら、ドラム缶で焼いている燻炭を取り出す作業である。
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👇は、ドラム缶の蓋を開けて、中を撮った画像である。量は、半分ぐらいに減っている。
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👇は、ドラム缶と蓋との隙間を作る太い針金である。4個作ってある。
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👇は、ドラム缶を倒して取り出した、籾殻燻炭である。真っ白なウェルダン、真っ黒なミディアム、茶色のレアの3種類の燻炭ができる。白が多い場合は、燃えすぎているので、上部の空気口を狭める必要がある。
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👇は、シャベルでかき混ぜたものである。結構レアの状態のものもある。10分ぐらいこの状態で焼いて、ミディアムの状態にする。
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👇の塊は、空気が遮断されて完全なミディアム燻炭になったものだ。
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👇は、上下をかき混ぜた画像である。
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次に、籾殻を保管している小屋から1袋運んで、ドラム缶に入れる。
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ドラム缶1本分の袋詰めは、運ぶのに結構重い。なので少し少なめにつめ込んである。
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ドラム缶に、一杯に詰める。
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籾殻の真ん中に、灯油を浸み込ませた着火剤を投入する。
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籾殻の真ん中に、点火剤を入れた画像である。
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枯れた小枝を追って、点火材の上に並べて点火する。
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焼いている時間は、5,6分である。
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次は、水を掛けて強制的に消化する準備をする。
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水を掛けるための溝に、たっぷりと水を掛けて火を消す。
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完全に消化しないと、燃え上がって灰になってしまう。
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水が流れ出すまで、じゃぶじゃぶに水を掛ける。煙が出ていないことを確かめる。
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点火した小枝が燃えて、周りのもみ殻に燃え移るまで10分ぐらいかかる。
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小枝が完全に燃え尽きて、籾殻に燃え移って青白い煙が出たら蓋を被せる。
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👇が、蓋を被せた状態である。白い煙が出ているのは、空気が多い状態である。
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しばらくすると白い煙がだんだん薄くなっていく。ここまでの作業が10分から15分である。
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前日の15時30分ぐらいに点火した。画像は次の日の7時30分ぐらいの画像である。点火後16時間後である。下の画像からわかる様に、ほとんど煙は出ていない感じである。
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👇は、波板トタンの上にドラム缶から取り出した、もみ殻燻炭の画像である。真っ黒になっている物から灰になてしまっているもの、焦げ茶色のものが混じっている。
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👇の状態のものを、まとめて5分から10分ぐらいで焼きムラをなくする。
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シャベルでかき回しながら、まんべんなく焼いて、黒い色の状態のミディアム燻炭に仕上げる。焼きムラが無くなってところで、水をたっぷりかけて強制的に消化する。一晩放置して水を流して、保管槽に入れて乾燥させる。
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焼きムラをなくすために山にして、燃やしている時に、開いたドラム缶に新しいもみ殻を投入して、焚き付け用の枯れ枝を燃やして、籾殻に点火する。
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👇は、着果させている新しいもみ殻燻炭製造器と、焼きあがった籾殻燻炭に、水を掛けた画像である。
煙が出ている時は、まだ内部でくすぶっている状態なので、山を崩してさらに水を掛けて、完全に消化する必要がある。
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