のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:ナス科の接ぎ木苗の作り方 > トマトの接ぎ木苗の作り方

👇は、トマトの接ぎ木苗作りに使うものである。
チューブは、スーパーウィズ23㎜と20㎜を用意した。緩い時にクリップで抑える。竹ひごはダイソーで購入した。

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ダイソーで購入した安全カミソリ、切りやすいように刃を引き出した。
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今回の接木苗 
◎プチぷよ  3株    台木TM-1 LS-89 
アンジェレ 3株    台木TM-2   グリーンガード 
◎フルティカ 6株    台木TM-2   グリーンガード 

👇の画像は、プチぷよを接木したものである。使用したチューブは、23㎜である。

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大きなポットに植えてあるのは、穂木の「プチぷよ」である。台木は「LS-89」を使用した。
纏めて植えてあるのは、台木と太さの同じ苗を切り取って、接ぎ木するためである。
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👇は、養生箱に接ぎ木苗を入れた画像である。養生箱の中には、水に湿らせた燻炭の入ったケースに、接ぎ木苗を置いた。これは、湿度をできるだけ上げるためである。
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接木苗の養生は、10日間ぐらいを前半後半に分けて、湿度管理をする。
前半4~5日は、ビニールを締め切りで、湿度を100%近くで養生する。
後半4~5日は、ビニールを片側だけ2~3㎝ぐらい開けて、湿度を徐々に下げて行く。
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ビニールを締め切って、ビニールに着く水滴で中の湿度が100%に近いことを確認する。
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👇は、台木と穂木である。
トマトの穂木は、2種類必要である。TM-1とTM-2である。


2021年度 実施記録
◎アロイトマト      TM-1 LS-89 ※初代桃太郎はTM-1
◎トスカーナバイオレット TM-1 LS-89
◎プチぷよ        TM-1 LS-89
◎アンジェレ                       TM-1 LS-89  ※TM-2と両方接木する
                     ※昨年、両方とも相性は良かった。

◎ピッコラルージュ            TM-2 グリーンガード 
◎ピッコラカナリア         TM-2 グリーンガード
◎カプリエメラルド         TM-2 グリーンガード
◎ゼブラアマゾン             TM-2 グリーンガード
◎アンジェレ            TM-2 グリーンガード 


👇は、2021年度の参考画像
アロイトマトの接ぎ木した画像である。
切り口をぴったりと合わせるのは、慣れが必要である。
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👇は、ピッコラカナリアである。 台木 グリーンガードF2 TM-2
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☆腐敗と徒長を減らすための留意事項☆

①初期から出来るだけ多く光に当てる。
②軽くしおれる程度の湿度で管理すると傷口の融合が早い。➡難しい。
③養生床内に微風があると更に良い。➡難しい。
④水や温度を控えた硬く締まった苗で接木する。

◎接木後の管理

①養生  4~5日間(養生箱)
温度 25度~30度  湿度 70%~100%   遮光 0%

②順化  4~5日間(順化箱)順化箱はビニールを外して、湿度を下げる
温度 15度~25度   湿度 50%~70%   遮光 0%


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温床のビニールの前面を、1昼夜開けっ放しにしてしまった。
その結果、温床内の温度が低下した。
更に、大幅に湿度が低下したと思われる。順化1日目であったが、中はカラカラに乾いていた。
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👇は、本日から常温栽培に移行する予定の苗である。
上記の事故にもかかわらず、昨日と変化は無かった。

しかしながら、昨日から徐々に順化しようとしていた右隣の苗は、穂木の葉が全部枯れてしまっていた。
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接ぎ木が成功した苗を1ポットずつ、温床に並べた。
30ポット中26ポットが成功した。80%以上の成功率であった。
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成功した苗
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👇は、手前の4ポットは失敗した苗。
後ろの11ポットは、事故で穂木の葉が枯れて全滅してしまった苗である。

一度立ち上がったのに、事故にあってしまった。
この中に貴重なフルティカが、2ポットあった。
残念である。
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2練馬大長尻大根 9-1



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トマトの接ぎ木苗の養生期間が9日目となった。
初期の4日間は、100%採光と湿度100%で養生した。温度は25℃~30℃。
次の4日間は順化期間とし、採光は変わらず、徐々に湿度を下げて行った。温度は20℃~25℃。
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左側の箱は9日目で、右側の箱は8日目である。こちらは本日から順化期間とした。
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左側の苗の状態を確かめ、本日から普通栽培ができるかどうかを見極める。
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何本かは、穂木と台木の太さがぴったり合わず、融合がうまくなかった。
その他の苗木は、融合がうまく行っているようだ。
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左側の苗は30本中、25本がうまく融合したようである。
今年は80%以上の成功率であった。
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👇は、養生4日目で湿度を下げすぎて、やり直しをした苗である。
11株のほとんどが元気を取り戻したので、本日から順化期間に入った。
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下の画像左側の箱は、本日よりビニールを取り温床内での常温育苗に切り替える。
右側の箱は、本日より湿度を徐々に下げて、順化期間に入った。
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トマトの接ぎ木苗 養生8日目である。今日で最後の養生である。明日以降は通常の管理に帰るわけであるが、明日の状態を見て養生箱から出すか、もう一日様子を見るかを判断する予定である。

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養生箱を外して、苗の具合を点検した。
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👇の画像は、養生が順調にいっている苗である。
何株か萎れた苗もあるが、この原因は養生箱での温度や湿度の問題では無くて、チューブで切り口を合わせたときに、穂木の茎が若干細くてぴったり合わなかったために、クリップで止めたものである。
台木と穂木の太さを合わせることが、成功率を高める一番のポイントのようである。
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👇は、ほとんど全部がうなだれてしまった苗である。
こちらは、箱が小さかったので少しの隙間でも、中の湿度が急激に下がってしまったためだと思う。
養生箱を大きくすることで、全体の湿度の変化を緩やかにすることができるだろう。
今回は、2日間湿度を最高に上げた状態で、最初の状態に戻した。全部の苗が戻っているので、原因は急激な湿度の低下が原因で、穂木が萎れてしまったのだろう。
今回わかったことは、台木と穂木の太さが同じであれば、急激な湿度変化で穂木が萎れてしまっても、湿度を最大限に戻せば、1日、2日で元の状態に戻せるということである。
こちらは、大きな養生箱を作成したので、明日から徐々に湿度を下げて行こうと思っている。
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👇の画像左側は、順調に行っている養生箱である。さらに広くビニールを開けた。明日様子を見て養生箱を外すかどうかを判断する予定である。
右側は、大きな養生箱を作成してその中に元に戻った苗を入れた。
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たまきちゃんのアドバイスがありました。材料があったので、さっそく作りました。

『スタイロフォームとビニールを巧みに見事に使っておられますね。ところで、ロケストのマニアの人が(irukakissという京都の方なんですけど)U-tubeチューブで、耐熱コンクリートの成形枠にスタイロフォームを活用されていました。コンパネより切断や切削加工が容易で便利なんです。で、スタイロフォーム同士をまるで木材のようにコーススレッドでLつなぎするんですよ。ガムテープのように使い捨てにならないから、いいんじゃないでしょうか(^o^)』

で、ちょっと薄めのスタイロフォームがあったので、早速作った。
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スタイロフォームが薄いのしか無かったので、角に筋交いを付け動かないようにした。
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コーススレッドは、90㎜を使用しました。
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トマトの養生7日目である。昨日の観察で順調な画像左側の箱は、ビニールの隙間をそのままにした。小さいほうの箱は、閉じて100%の湿度にした。
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👇の画像は、大きい箱の中の画像である。ほぼ順調な感じなのでもう少しビニールの開け幅を広げようと思う。
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👇の画像は、3月12日のものであるが、半分ほどは穂木がピンと立ち上がったが、ビニールを開けた真下の4,5鉢が戻っていない。箱の奥と手前では、湿度が違ったのだろう。もう一日100%の湿度で養生を続けてみようと思う。
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3月11日朝の画像

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👇は、左側の養生箱のビニールを10㎝ぐらい開けた。さらに湿度を下げて常温育苗に近づけるためである。右側の小さな箱は、もう一日100%の湿度で、お辞儀してしまった穂木が、起き上がるかどうかを試すことにした。
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