のじさんの徒然草

200坪の畑に100種類の野菜を育てています。 都会の近くで田舎風の暮らしを求めて、余暇時間を楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category: ジャガイモの休眠期と縮める工夫

ジャガイモの二期作を始めてから、品種によって容易に作れるものと、そうでないものがあることがわかった。
グランドペチカは、ギリギリのところに位置する品種のようだ。

特に秋作は、栽培期間が短いため、萌芽が遅れると霜にあって枯れてしまう。
萌芽を早めるため休眠期を打破する方法として、ジべ処理や低温保管等、色々とやってみたが、どれも完璧では無かった。

そこで、1年前のジャガイモを種芋にして、萌芽を早める方法を採用している。

今回、その方法が理にかなっている資料を見つけたので、記事にした。

下は、1年前の種芋(グランドペチカ)の画像。
2cm以下の芽を2,3本にして、植付けた。
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ジャガイモの農学的原則 | GRWRS
※下は転載文

種イモの生理的年齢

発芽した種イモを植えることによって、作物の生育を早めることができます。
定植後の生育反応の大きさおよび収量の増加は、定植時の種イモの生理的年齢に関連します。
種イモの貯蔵温度は生理的年齢を保つための鍵となります。貯蔵温度が4℃以上になると、休眠から覚めて芽の成長が促進されます。
休眠から覚めて経過した日数が、定植時の種イモの生理的年齢を決めることとなります。
ジャガイモの品種によって定植前に最適な生理的年齢にするまでに必要な日数が異なります。
早生品種を植えるとき、または成育期間が短いときは、古い老化した種イモの方が有利になります。
最低限にしか熟成していない種イモは、収量を最大にするためにジャガイモを少しでも長く栽培し続けることが可能な時期に使用するのに適しています。
発芽した種イモを植えるときは、発芽している数と芽の長さ(最大2cmまで)に注意する必要があります。
それを注意することによって、最適な植生間隔を保ち、定植時の芽の損傷を最小限に抑えることにつながります。』



上記『
成育期間が短いときは、古い老化した種イモの方が有利になります。』とは、秋作に当てはまる。

また『
最低限にしか熟成していない種イモは、収量を最大にするためにジャガイモを少しでも長く栽培し続けることが可能な時期』とは、秋作でできた種芋は、春作の種芋に使えば良いということである。



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2月に入ったのでジャガイモの浴光催芽を始めた。下はジャガイモの保管小屋である。
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ジャガイモは、最低温度が0度以下では、凍みてしまう。この小屋は、氷点下まで下がることがあった。何個か凍みてしまった物がでた。
なので、慌てて、籾殻と段ボールで保温した。
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種用のジャガイモの入った入れ物を取り出し、籾殻を取り除いた。
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浴光催芽の場所は、温床の設置してあるビニールハウスにした。小さいイモや寒さで凍みた感じのものは撥ねた。そして、使っていないBブロックに並べた。
昨年、ビニールハウスの中の棚に置いて、浴光催芽をしたら、半分以上夜に氷点下になり、凍みてしまった。ハウス内は、簡単に外の温度と同じになってしまう。
そのため、今年は温床内に場所を確保して、2月中旬までの2週間ぐらいを温床内で、そのあと気温が上がって行けば、ハウス内で浴光催芽をしようと思っている。
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下は、凍みた疑いのある物や、小さい芋を撥ねた物である。シミになっている物や汗をかいているようなものが、寒さで凍みた可能性がある。
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種芋はまだあるので、続きは明日にでもやろうと思っている。



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井原本の秋ジャガの
冷床育芽法(催芽処理)
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上記の川砂を、培養土に替えて実験した。
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冷床育芽法(催芽処理)して、1週間が過ぎた画像
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画像下の赤〇の3個のジャガ芋は、小屋に保存中の比較用である。
1週間で萌芽し、根が伸びているものもある。


芽と根の伸び具合の拡大画像
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同じに冷床育芽法(催芽処理)したジャガキッズとアンデスレッド
画像からもわかるように、萌芽したものもあるが、グランドペチカと比べると少ない。
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実験から分かったこと。
冷やすのは、砂の代わりに培養土でもできる。
グランドペチカとその他のジャガイモとの違いがある。
休眠期が過ぎているかどうかの違いが、萌芽に影響する。

グランドペチカは、5月31日に枯凋期で収穫し、ジャガキッズは6月3日で、アンデスレッドは5月31日に収穫した。しかし、どちらも枯凋期ではなく、早採りしたものである。
一般に早採りすると休眠期が伸びることが分かっている。しかし、枯凋期まで待つと6月中旬以降になってしまうので、より萌芽が遅れることが予想できたため、早採りを決めた。


冷床育芽法(催芽処理)
秋ジャガの芽出しで、より確実なのはユンボさんが取り入れている冷蔵庫に1か月ほど入れて冷やす方法が、安全で確実であるようだ。上記の方法は、大量に萌芽させる場合や冷蔵庫が空いていない場合に、代用できる方法である。

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冷蔵庫に一ヶ月入れて置いた秋ジャガの催芽処理画像 
※冷蔵庫の野菜室の温度の推移は11℃~17℃(まる八さんの観察データより) 

 9月1日の画像
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グランドペチカの収穫日    6/20と6/27

〇6/20で計算   休眠日数  74日
〇6/27で計算   休眠日数  67日

上記画像の拡大
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クーラーの効いた事務所に保管してたグランドペチカ。
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グランドペチカの収穫日    6/20と6/27

群馬県での秋ジャガの催芽処理の例
ジャガイモの生育適温は、12度から22度で、23度を超えるとイモの肥大は止まる。
秋ジャガイモは、浴光育芽よりも砂床芽出し(冷床育芽法、芽出し床)が良いようだ。川砂に埋めて、乾燥しないように水をかけておく。

冷床育芽法による催芽処理
8月28日の画像 
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9月2日の画像 グランドペチカ
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8月13日の画像  ニシユタカ
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9月2日の画像 ニシユタカ
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9月2日の画像   アンデスレッド
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9月2日の画像  ジャガキッズ
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催芽処理を遣らない時の萌芽日数
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冷蔵庫の野菜室での1ヶ月の冷房催芽での予想表
ユンボさんの6/20収穫で作成
グランドペチカ  休眠日数 75日として、他の品種の休眠日数を予想すると以下のようになる。

ニシユタカ  →60日
アンデスレッド→70日
ジャガキッズ →70日
グランドペチカ→75日
メークイン  →80日
キタアカリ  →80日
 
ユンボさんの実践を基にして、1ヶ月間冷蔵庫に入れて催芽処理をした時の休眠期を計算して、他品種の休眠日数を予想した。

下の表は6月15日に葉茎が枯れて(枯凋期)収穫した日と仮定して、萌芽日と次の収穫日を予想した。※収穫日は、萌芽日から90日目で計算した。
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休眠期間と萌芽の関係(転載元)
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休眠期と萌芽の関係から計算した。 
品種            枯凋期→休眠明け月日   休眠日数
男爵     8/20 →11/24       98日  
トウヤ     8/24 →11/29      
98日   
メークイン    9/3 →11/29     88日    
インカの目覚め 8/11   →9/8      29日      




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風の通り抜ける杉林の一角で、秋ジャガの催芽処理を行っている。
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トレーに種芋を並らべ、燻炭を掛けて水をたっぷり含ませた。
気化熱も加わり、27°Cとやや涼しい条件となっている。
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芽が出ている1年前の残り芋を種芋として、同様に準備した。
ジャガイモの種類は、グランドペチカである。
1年前の種芋は、萌芽も早い代わりに、枯凋期も早いようである。
春先にも使った。それが今回の秋ジャガの種芋となっている。
家庭菜園を始めたころは、1年前のジャガイモを種芋に使っていたが、購入種芋よりも早く枯れてしまって、収量が少ないので何年かして止めてしまった。

近年、二期作を始めてからは、自家産種芋でも半年前のジャガイモを種芋に使うわけであるから、エネルギーがあるというか立派なジャガイモができるし、収量も多いことが分かってきた。
しかし、休眠期が中ぐらいのグランドペチカの場合には、どうしても秋作で天候に左右されやすいようであった。

そこで考えたのが、1年前のジャガイモを種芋に使って、種芋作りをすれば枯凋期が早まるので、秋作に間に合うのではないかと、その実験を続けている。
今回も春の種芋作りには、1年前のグランドペチカを使っている。そして、霜の降りるぎりぎりまで育てて収穫量を多くするのは、春に作った種芋を使っている。
下の画像は、1年前のグランドペチカである。
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下の画像は、どうなっているかを知るために、掘り出した物である。
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下の画像は、更に水洗いした物である。
僅か1週間で根が伸びている。
涼しい場所で、水分のある燻炭に埋めたジャガイモが、活動を始めた瞬間である。

このように、1年前のジャガイモを種芋に使えば、催芽処理はとても楽である。
画像の芋は小さいので、種芋作りにしかならないが、もう少し大きな芋を使えば、収穫量も多くなるかもしれない。
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それでは、今年の春収穫の種ジャガの萌芽状況はどうか?

今回の秋ジャガの予想表
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ニシユタカは発根し始めた。
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萌芽予想日は8月18日


グランドペチカは、予想に近い感じだ。
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8月28日の画像    萌芽予想日  ※画像のラベルの日にちは、修正前のもの。



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