のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:ハウス内の踏み込み式温床 > ハウス内貯蔵穴・芋類の越冬

👇は、ブドウハウスの中に掘った貯蔵用の穴である。
深さは110㎝であるが、昨年は、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどを貯蔵した。全部、寒さで腐ることも無かった。

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👇は、110㎝の深さの貯蔵穴の底を撮った画像である。
今回は、ここから40㎝強の深さに、掘り下げる作業を始めたところである。
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穴の深さが110cmで、登り降りが楽にできるように、脚立を常設した。

最後に秋ジャガの収穫が終わった段階で、保管場所を確認して確定させた。
最終的には、地熱が逃げないように、防虫ネットで90㎝×100㎝×50㎝の籾殻布団を作って蓋にした。
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👇は、貯蔵穴の蓋を開けた画像である。
防虫ネットで90㎝×100㎝×50㎝の籾殻布団の蓋を作った。
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👇は、一番下に保管していたサツマイモの画像である。
品種は、安納紅芋とタマユタカである。低温障害も無く綺麗な状態で、越冬できたようだ。
サツマイモは、10℃以下になると腐ってしまうので、貯蔵庫の底は、11℃以上だったようだ。
貯蔵穴は、110㎝の深さであった。来年度は、さらに40㎝掘り下げて、150㎝の深さにする予定である。
極寒期に2、3度、9℃ぐらいの日もあったのでより安全に越冬できるように、掘り下げることにした。
サツマイモが越冬保存できれば、ほとんどの芋類が越冬できるはずである。
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👇は、古い資料(77年前)であるが、千葉県の月ごとの地中の平均温度である。
現在では、温暖化で1、2度上がっているのかもしれない。
ここでは、最低温度が11℃を越える穴の深さを調べるために参考にした資料である。
1mの深さでは、2月の頃に10℃を割ってしまうので、2mなら問題ないが、掘るのが大変である。
そこで、ぎりぎり150㎝の深さにした。

千葉県の地中温度の変化(資料は1944年~1948年のもの)
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いよいよ掘り下げ開始である。
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👇のスケールで310㎝となっているのは、実際は110㎝である。
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今回は、とりあえず一部分ではあるが150㎝まで掘り進めることにした。
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👇は、地面から150㎝まで、一部ではあるが掘り起こした画像である
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👇は、48㎝掘り下げた画像である。今までは110㎝の深さであった。
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穴の中は、温度は測らなかったが、ヒンヤリとしていた。
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👇は、150㎝の深さに掘り下げたら、そこから横穴を掘って、生姜や紫ダイジョやムカゴを保管しようと計画している。生姜や紫ダイジョは、3月末まで動かさないので、横穴を掘ることにした。
芋の保管は、今年の例から一番下には、サツマイモを置き、次にサトイモ、つくね芋を置く。
そして、一番上にはジャガイモを保管した。
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横穴には、板で作った箱を埋め込む。



 
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👇は、秘密基地の奥にある鶏小屋である。
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👇は、昨年11月に購入した岡崎おうはんである。
現在生後4か月ぐらいなので、2月ぐらいには卵を産むだろう。
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👇は、2歳になる岡崎おうはんである。
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👇は、1羽だけ隔離して飼育している。
上記と同じ日に生まれた仲間であるが、産んだ卵を食べてしまう癖があるので、産んだ卵が外に転がるようにした部屋で飼っている。
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現在卵を産んでいるのは、5羽である。
1羽が産む卵の数は、年間で330個ぐらいである。
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👇は、泥で汚れた作業着を洗うための洗濯機である。
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👇は、芋類の越冬で利用している野菜残渣槽である。
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👇は、12月に残渣槽の一番下に穴を掘って埋めた時の画像である。
昨年は、保存温度が一番高いサツマイモが、5本中4本腐らずに越冬出来た。
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現在は、一番上に30㎝ぐらいの厚さで野菜残渣を積み上げ、発酵させている。
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👇は、野菜残渣槽の内部の温度と残渣を発酵させている表面の温度を調べた画像である。
表面の温度は、20.6℃と発酵が始まっている。野菜残渣の層は、30㎝ぐらいである。

イモ類が埋めてある所の温度は、11℃~13℃である。
サツマイモの越冬温度は、11℃以上なのでギリギリの温度である。
対策としては、野菜残渣の層をもう少し厚くして、発酵温度を上げる必要があるようだ。
1010植え付け



👇は、朝の9時ごろの気温である。
野菜残渣槽の周りは、4.1℃と低い温度である。
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👇は、温床のあるブドウハウスの中に110㎝の貯蔵穴を掘って、サトイモとジャガイモを貯蔵している画像である。
朝の9時ごろには、朝日が当たっているので、ハウス内は20℃ぐらいの温度である。
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👇は、貯蔵穴の一番底の温度である。
現在8℃~10℃であるが、ジャガイモとサトイモの越冬は問題無い感じである。
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👇は、芋類を入れる前の貯蔵穴の内部の様子である。
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👇は、貯蔵穴の蓋を開けた画像である。
防虫ネットで四角の籾殻入れを作って、蓋を作った。
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👇は、籾殻入れを外に取り出した画像である。
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一番上には、食用のジャガイモをネットに入れて保管している。
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毛布や薄い布団を防寒対策の仕切りにしている。
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仕切りしてある布団を取り除いた下の画像である。
ここには、秋ジャガで収穫した種芋を保管している。
👇の画像のジャガイモの下には、サトイモがさらに3段ぐらいに分かれて保管してある。
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根菜類の越冬適温
は、以下のようである。
ジャガイモ3.5℃~(参考元
3.5度~4.5度の環境が良い
蒟蒻5.0℃~(参考元適温は、5℃~
里芋7.0℃~(参考元適温は、7℃~12℃
生姜11℃~(参考元適温は、11℃~
サツマイモ11℃~(参考元)適温13℃~15℃ 10℃以下で低温障害


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朝からずっと雨が降っていた。
こんな日は、傘をさしての野菜の収穫ぐらいしかできない。
👇は、花が終わって、再び葉が収穫できるようになったオカワカメである。

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👇は、収穫したオカワカメである。
今年は、近所の菜園で野菜作りしているご婦人が、オカワカメが大好きなようで、何度か収穫にやって来た。
たくさんあるので、自由に収穫してくださいと話していた。
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👇は、今季初めて収穫するほうれん草である。
品種は、ダイソーの西洋種である。
他の畝には、HAL_Kさんの治郎丸とダイソーの次郎丸を作ってある。
そちらも、そろそろ収穫できる頃である。
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セルトレーに種を蒔いて、そのままマルチ穴に植え付ける方法で作っている。
間引きしたりはしない。
👇は、3穴分ぐらいの量を根からカットして、収穫したものである。
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👇は、ダイソーの5寸人参である。
二度蒔きして、何とか収穫できる分を育てた。
ニンジンは、別の畝にも同じぐらいの量の
碧南鮮紅五寸人参を作付けしてある。
まる八さんに種を頂き、作付けしたものである。
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人参も今年の初物である。
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👇の画像は、芋類の越冬に使っている野菜残渣槽である。
画像は、昨日のものである。
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イモ類を保存した底の温度を測ったものである。
18℃に上がっていたので、上に載せた野菜残渣が発酵を始めたようである。
このままでは、さらに温度が上がってしまうので、サツマイモなどが芽を出してしまいそうである。
なので温度を調整する必要が出てきた。
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👇は、本日の朝の雨がまだあまり降っていない時に、上に載せて置いた野菜残渣を、全部取り出して外に重ねた。
そして、保存の芋類の上に重ねた土の層の上にもみ殻を被せた。
これで、底からの高さが60㎝から70㎝になった。
しばらく野菜残渣無しで、このままの状態で保存を続ける。
底の温度が15℃を下回るようになったら、野菜残渣を投入して低温発酵を促す計画である。
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👇は、雨除けのビニールシートを掛けた画像である。
野菜残渣は、右隣の外に山に積んで自然発酵を促して置く。
既に発酵が始まって、熱を持っていた。
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根菜類の越冬適温は、以下のようである。
ジャガイモ3.5℃~(参考元
3.5度~4.5度の環境が良い
蒟蒻5.0℃~(参考元適温は、5℃以上
里芋7.0℃~(参考元適温は、7℃~12℃
生姜11℃~(参考元適温は、11℃以上 湿度90%
つくね芋11℃~   適温は、11℃以上 湿度90%
サツマイモ11℃~(参考元)適温13℃~15℃ 10℃以下で低温障害

👇は、つくね芋である。来年度の種芋に使うために、越冬させる必要がある。
つくね芋は、生姜などの越冬と同じように温度と湿度が必要なようである。
生姜は11℃以上の温度が必要なようである。湿度は90%が必要である。
ミカンネットに燻炭と一緒に入れて、湿らせ必要な湿度を得る。
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👇は、サツマイモである。サツマイモは11℃以上の温度が必要である。
昨年は6本越冬させ、5本が越冬成功し、1本が腐った。
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👇は、こんにゃく芋である。
こんにゃく芋は比較的越冬しやすい。越冬温度 5℃以上
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👇は、生姜の画像である。
生姜を越冬させるには、11℃以上の温度が必要である。
特に、湿度も90%が必要である。
1010植え付け



👇は、野菜残渣槽の画像である。
底までの深さは、120㎝以上ある。
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ネットに籾殻燻炭と一緒に入れて、水で湿らせて十分な湿度を維持しながら、極寒期でも12℃以上の温度を維持させて、越冬させる。
1010植え付け



底から、20㎝~30㎝の高さに並べた。
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籾殻を20㎝~30㎝の厚さに、被せた。
3本のパイプは、空気孔である。
その内の1本は温度計を差し込んで、底の温度を測るためである。
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籾殻の上には、土を20㎝ぐらいの厚さに被せた。
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土の上には40㎝~50㎝ぐらいの野菜残渣を投入して、低温発酵を促す。
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冬の間は、白菜やキャベツの葉、大根の葉など野菜残渣がたくさん出るので、ゆっくりと腐って低温発酵していく。
野菜残渣を投入している時に、大きなカブトムシの幼虫が3.4匹残渣の中にいた。
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野菜残渣を乗せ終わった段階で、底の温度は、16℃であった。
昨年度の実績から極寒期でも、底の温度は11℃を下回る事は無かった。
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野菜残渣槽に、雨水が入らないように厚めのビニールシートで覆った。
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3年ぐらい前に、たまきちゃんから押し切りを頂いた。
昔の農家の家には、どこにも下の画像のような押し切りがあった。馬や牛を飼っている家では、藁や草を押し切りで、細かく刻んで餌にした。
また、米を作っている農家では、押し切りで藁を適度な長さに切って、堆肥を作った。

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しばらく使っていなかったので、グラインダーで刃を軽く磨いた。
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踏み込み式温床の燃料は、藁や草だった。
畑の周りには茅が生えていた。
それを鎌で刈って置いたものを、発酵資材にした。
しかし、大量に使うので、切るのが大変だった。
手を抜いて、長いまま発酵させたら、切り返しが出来なかった。
仕方が無いので、大きな剪定ばさみで温床の茅を細かく切った。大変な作業だった。
その記事をたまきちゃんが見て、押し切りを宅急便で送ってくれた。

しかし、次の年からは落ち葉と糠を使って、発酵させた。
さらに、近年は籾殻をメインの資材に使い始めた。
すっかり、押し切りの出番が無くなってしまった。
秘密基地の小屋の真ん中で、静かに鎮座していることとなった。

今年は、サツマイモをたくさん作った。その残渣がたくさん出た。杉林に運んでおいた。 
杉林の隣にある野菜残渣槽の資材は、ほとんど入って無かった。
そこで、押し切りで細かく切って、残渣槽でゆっくり発酵させようと考えた。
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中々腐らないサツマイモの蔓を適度に切って、野菜残渣槽に入れて置けば、自然にゆっくりと発酵するだろう。
冬には、サトイモや生姜の種芋を野菜残渣槽の中に入れて、越冬させている。
上部の方は、適度に低温発酵しているのが理想である。
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押し切りを利用すれば、一度にたくさんの芋蔓をカットすることが出来る。
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大量のサツマイモの蔓は、とりあえず隣の杉林の中に置いた。
葉は簡単に腐って溶けたが、蔓は生き生きとしていた。
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枝豆の枝も中々腐らない。鋏で切るのも大変だ。
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押し切りなら、ザックザックと簡単に切れてしまう。
野菜残渣槽は、高温は必要ないので、ゆっくり分解してくれれば良い。
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