のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:ハウス内の温床と貯蔵穴 > 芋類の保管

サツマイモのプロ農家や業者は、温度と湿度をコントロールできる保管庫で管理し、熟成させながら1年中出荷しているようだ。 保管適温は14℃、湿度は90%以上である。

しかし、こちらは趣味の野菜作りなので、そのようなことはできない。
サツマイモの貯蔵適温は12 ~15℃である。
大量に貯蔵する方法として昔から行われているのは、土を掘って空気穴を煙突などであけておき、稲わらやもみ殻を使って埋める土中貯蔵である。



これをヒントに、今年はブドウハウスの中に150㎝の深さの貯蔵穴を掘った。
👇は、昨日掘り上げたシルクスウィートである。

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👇は、蔓から外して新聞紙でくるんで保管できるように整理した。
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👇は、1本ずつ新聞紙にくるんで湿度を維持するためである。
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👇は、焼き芋や干し芋にするために、2か月ぐらい熟成させる。
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👇は、小振りのサツマイモである。乾燥させてからイモケンピや大学芋にして食べる予定である。
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👇は、秘密基地の入り口付近の風の通り抜ける場所である。上のサツマイモの乾燥やニンニク、ジャンボニンニク、カボチャ等を吊り下げて保管している。常温保存である。
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👇は、新聞紙にくるんだサツマイモを4本ぐらいずつネットに縦に入れて、貯蔵穴に保管する。
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👇は、前回収穫したシルクスウィートを、貯蔵穴の底に保管している画像である。
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貯蔵穴の底の温度は、現在23℃から24℃である。
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👇は吊り上げる時にわかるように、マイカ線に品種名を書いてある。
9月17日に入れた、シルクスウィートである。
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👇は、今回保管するシルクスウィートである。ネットには4本ずつ入っている。
全部で20本、約10㎏である。
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👇は、底に保管した画像である。
まだ、底の温度が24℃と高いので、工夫して途中に蓋をして温度を下げようと計画している。
7月の時は、21℃~22℃だったので、8月と現在は2℃ぐらい上がっている。
この貯蔵穴は、冬の芋類の越冬のために掘った穴なので、夏の温度のことは、考えていなかった。
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👇は、蓋を締めた画像である。
ブドウハウス内の温度は35℃前後なので、その温度が貯蔵穴の底の温度にも影響しているようだ。
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👇は、ブドウハウスの中に掘った貯蔵用の穴である。
深さは110㎝であるが、昨年は、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどを貯蔵した。全部、寒さで腐ることも無かった。

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👇は、110㎝の深さの貯蔵穴の底を撮った画像である。
今回は、ここから40㎝強の深さに、掘り下げる作業を始めたところである。
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穴の深さが110cmで、登り降りが楽にできるように、脚立を常設した。

最後に秋ジャガの収穫が終わった段階で、保管場所を確認して確定させた。
最終的には、地熱が逃げないように、防虫ネットで90㎝×100㎝×50㎝の籾殻布団を作って蓋にした。
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👇は、貯蔵穴の蓋を開けた画像である。
防虫ネットで90㎝×100㎝×50㎝の籾殻布団の蓋を作った。
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👇は、一番下に保管していたサツマイモの画像である。
品種は、安納紅芋とタマユタカである。低温障害も無く綺麗な状態で、越冬できたようだ。
サツマイモは、10℃以下になると腐ってしまうので、貯蔵庫の底は、11℃以上だったようだ。
貯蔵穴は、110㎝の深さであった。来年度は、さらに40㎝掘り下げて、150㎝の深さにする予定である。
極寒期に2、3度、9℃ぐらいの日もあったのでより安全に越冬できるように、掘り下げることにした。
サツマイモが越冬保存できれば、ほとんどの芋類が越冬できるはずである。
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👇は、古い資料(77年前)であるが、千葉県の月ごとの地中の平均温度である。
現在では、温暖化で1、2度上がっているのかもしれない。
ここでは、最低温度が11℃を越える穴の深さを調べるために参考にした資料である。
1mの深さでは、2月の頃に10℃を割ってしまうので、2mなら問題ないが、掘るのが大変である。
そこで、ぎりぎり150㎝の深さにした。

千葉県の地中温度の変化(資料は1944年~1948年のもの)
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いよいよ掘り下げ開始である。
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👇のスケールで310㎝となっているのは、実際は110㎝である。
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今回は、とりあえず一部分ではあるが150㎝まで掘り進めることにした。
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👇は、地面から150㎝まで、一部ではあるが掘り起こした画像である
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👇は、48㎝掘り下げた画像である。今までは110㎝の深さであった。
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穴の中は、温度は測らなかったが、ヒンヤリとしていた。
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👇は、150㎝の深さに掘り下げたら、そこから横穴を掘って、生姜や紫ダイジョやムカゴを保管しようと計画している。生姜や紫ダイジョは、3月末まで動かさないので、横穴を掘ることにした。
芋の保管は、今年の例から一番下には、サツマイモを置き、次にサトイモ、つくね芋を置く。
そして、一番上にはジャガイモを保管した。
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横穴には、板で作った箱を埋め込む。



 
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去年は、早めに掘り起こしてしまってその後の管理が大変だった。今年は20日以降に掘り出そうと計画していたが、ここの所の気温上昇で10日ほど早めた。
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内部温度は13℃~14℃である。

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野菜残渣槽は、芋類を一番下に保管し、その上に腐葉土を被せ、次に籾殻の層を作り、一番上に野菜残渣を乗せて低温発酵させている。
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👇は、一番上の野菜残渣を取り払ったものである。
既に発酵し終わって堆肥となっている。
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次に籾殻を掻き出して、保管して置いた芋類を取り出した画像である。
玉ねぎネットの中には、籾殻燻炭で芋類を覆って、湿度を保つために水を掛けてある。
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籾殻燻炭と腐葉土を全て取り出した画像である。
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👇は、保管した時の画像である。
何をどこに埋めたのかがわかるように、画像に残した。
2月に薩摩芋を3本入りのを一袋取り出して、温床で苗作りのために芽出しをしている。
埋めた場所がわかれば、その部分だけ穴を掘って、取り出し易くしたのである。
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蒟蒻は、比較的寒さに強いだろうと、上に横にして埋めた。
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👇は、取り出した籾殻を、袋に回収した画像である。
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👇は、点検のために取り出して、温床で保管するために並べた。
生姜は、芽が出たのは2株だけであったが全部が健康な形で越冬が出来たようである。
湿度も保たれたようで保管した時と同じ感じにみずみずしかった。
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👇は、残りの紅あずまである。
こちらも最低温度は、保たれたようである。
サツマイモは、11℃以上あれば腐ることは無い。
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👇は、蒟蒻芋である。蒟蒻芋は、いくつか腐ってしまった。
他の芋類の上に並べた分、温度が低かったかもしれない。
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👇は、一年物の生子である。こちらが3分の1ほど腐ってしまった。
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👇の画像が、こんにゃく芋の腐ったものである。
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👇は、今年初めて越冬させた丸形のつくね芋である。
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👇は、掘り出した種芋を2,3時間ほど天日干したものである。日光消毒である。

野菜残渣槽は、かなり温度変化があるので管理が難しい。
今年初めてブドウハウス内に、110㎝の貯蔵穴を掘って芋類を保管した。
温度が安定して、一番保存温度の高いサツマイモも、難なく保存できた。
来年度は、さらに40㎝ぐらい掘り進んで、1m50㎝の貯蔵穴にする予定である。
という事で、野菜残渣槽は今年限りで役目は終わりである。
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👇は、暮れにビニールハウス内に、芋類の越冬用に貯蔵穴を掘ったときの画像である。


穴の深さが110cmで、登り降りが楽にできるように、脚立を常設した。

最後に秋ジャガの収穫が終わった段階で、保管場所を確認して確定させた。
最終的には、地熱が逃げないように、防虫ネットで90㎝×100㎝×50㎝の籾殻布団を作って蓋にした。
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👇は、貯蔵穴の蓋を開けた画像である。
防虫ネットで90㎝×100㎝×50㎝の籾殻布団の蓋を作った。
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ここからは、種用のサトイモやジャガイモの状態を確かめるために、いったん全部を取り出して点検した画像である。

👇は、すべてを取り出した貯蔵穴の画像である。
底に2袋あるのは、籾殻ネットの中にサツマイモを入れて、一番下に保管していたものである。
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👇は、保管していたサツマイモの画像である。
品種は、安納紅芋とタマユタカである。低温障害も無く綺麗な状態で、越冬できたようだ。
サツマイモは、10℃以下になると腐ってしまうので、貯蔵庫の底は、11℃以上だったようだ。
貯蔵穴は、110㎝の深さであった。
来年度は、さらに40㎝掘り下げて、150㎝の深さにする予定である。
極寒期に2、3度、9℃ぐらいの日もあったのでより安全に越冬できるように、掘り下げることにした。
サツマイモが越冬保存できれば、ほとんどの芋類が越冬できるはずである。
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👇は、貯蔵していたものを取り出している途中の画像である。
貯蔵したのは、サツマイモとサトイモとジャガイモの3品種であった。
保存順番は、一番下にサツマイモとサトイモを保存し、次にジャガイモを保存した。
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👇は、秋栽培で収穫したながさき黄金である。
食用と春作の種芋用である。
春作は、ながさき黄金は1畝だけ作ることにしている。
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👇は、春作用のグランドペチカの種芋である。秋に収穫したジャガイモである。
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驚いたことに、殆どのグランドペチカに芽が出ていた。
ジャガイモにとっては貯蔵穴の中は、暖かったようだ。
ジャガイモの芽が出る条件に、10℃~20℃の温度とある。
ただ暗い所だと、芽が白っぽくて、折れやすいので注意が必要である。
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👇は、秋作用の種ジャガイモである。
グランドペチカは、結構休眠期が長いので、秋の芽出しが遅れるので、1年前の種を使うと失敗が少ない。
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👇は、1年前の春作のグランドペチカである。
1畝だけ種芋に使う予定である。植え付けまでには、まだ2,3週間はあるので、大きすぎる芽は欠く予定である。
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👇は、食用の土垂である。
種芋には、毎年親芋を使っている。
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👇は、種芋用のまる八セレベスである。
今まで作って来たセレベスは、完熟しないと灰汁が強すぎるので、今年は作らないことにした。
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👇は、点検が終わったので、サトイモを最初に保管し、段ボールで仕切りその上にジャガイモを重ねた。
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最後にもみ殻蓋を被せて、地熱が逃げないようした。
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最後に蓋をした。
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👇は、タマネギネットに籾殻を入れたものである。
藁の代わりにして、保存芋の下に置いたり、上に被せて保温に使う。
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👇は、保温用のサツマイモを、玉ねぎネットに籾殻と一緒に入れた物である。
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👇は、先日掘り起こしたサトイモである。
バラしてから、大きな子芋、孫芋や種芋に使う親芋を保存する。
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サトイモの入ったネットやサツマイモの入ったネットを、最下位に置く。
サトイモの親芋は、バラで並べ、ネットに詰めたものは、サツマイモの隣に列べた。
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今回越冬させるのは、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモである。
最下位には、サツマイモとサトイモを置き、ジャガイモは最上位に置く。
座布団は、仕切りと保温の役目を狙っている。
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穴の深さが110cmなので、登り降りが楽にできるように、脚立を常設して置く。
最後に秋ジャガの収穫が終わった段階で、もう一度保管場所を確認して確定する。
最終的には、地熱が逃げないように、籾殻を使って空間を埋める予定である。
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👇は、使わなくなった座布団のお古である。
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