知り合いから、古い錆びた鍬を頂いた。
昭和の初期の頃の鍬だろうか、木を鉄にはめ込むように作られている。
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ネットで調べてみたら、どうやら「風呂鍬」であることが分かった。
木の部分が「風呂」といわれていることから、風呂鍬と呼ばれたようだ。
風呂桶を作る職人が作っていたところから、そのような名前で呼ばれたとの記事もあった。
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錆がひどかったので、グラインダーで磨いた。磨いて気づいたのであるが、刃がとても硬い。鋼が入っているのかもしれない。
ただ、角度が小さく腰を屈めないと使えない感じだ。
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刃の部分がかなり硬いので、鋼入りかもしれない。
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刃床部は曲面をなし,長さ57cm内外,刃部は凹形.柄角は30度内外,柄長75cm内外の引き鍬.熊本.鹿児島地方で畑の中耕.除草に使用.

 風呂鍬は、風呂、刃、柄の3部を明確に区分でき、平鍬、台鍬ともいう。打引鍬に属し、整地、中耕などに用いられる。京鍬、江戸鍬、野州鍬、南部鍬、相馬鍬などが属する。構造が堅牢であり、砂質壌土地に適する。※転載元
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現代の風呂鍬※転載元

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