今年はジャガイモの種芋に、自家産のものを使った。
しかも1品種を除いて、6種類全て秋ジャガで育てたものである。
今までの経験で、休眠期の短い秋ジャガ用の品種でさえ、芽出しが遅れた。
春作した時、春ジャガ品種のデジマは、他のジャガイモよりも芽出しが10日ぐらい遅かった。
今回は休眠期の長いキタアカリやメークイーンも、秋ジャガで収穫したものを種芋に使った。予想はしていたが、それでも心配になって萌芽の様子を確かめた。
3月23日がジャガイモの植え付け日だから、1ヶ月を過ぎた。
以下の画像は、下の植付け時の画像ように5品種植えてある。
真中の畝は休眠期の長いキタアカリである。
全く芽が外に出ていない。
現段階では、芽当りが確認できた状態である。
植え付け時の画像
下の画像は同じ時期に植え付けた、男爵である。
友人の作っている畝で、購入種芋であり、植え付け時にはしっかり芽がでていた。
画像を見る限り、かなりの差がでている。
秋ジャガ用 休眠期が短い
インカの目覚め
休眠期が短い
インカの目覚めは、20株全てが芽がでている。
グランドペチカ
比較的休眠期が短い
ジャガキッズパープル
休眠期が短い
下の画像で中央の畝がキタアカリ
小さな芽当りが確認できた。
自家産の種芋を使う場合は、通常の萌芽日数よりも2週間から1ヶ月遅れることを考慮する必要がある。
はやく芽を出させようと、浴光催芽を1ヶ月ぐらいやったが種芋が緑色になっただけで、休眠から醒ますことはできなかった。
浴光催芽の目的は、別のところに有るようだ。
ジャガイモの春作は、収穫が遅れても収量にはあまり影響はないと思う。
早く収穫したい場合には、自家産ジャガイモなら1年前のジャガイモを使うか、購入種芋を使う方がいいだろう。