『のじさんが日光唐辛子の一味唐辛子を作ってくれたので、沖縄にしか売っていない唐辛子があったので買ってきましたよ。』とにこにこして、持って来てくれた。
種の袋の写真を見ると、ハバネロに似ている。
なんとも辛そうな唐辛子のようだ。
この唐辛子の一味を作っても、果たして食べておいしいと感じる人は、いったい何人ぐらいいるのだろうか。
私自身も、プリッキーヌの一味唐辛子を食べるのをためらっている。
去年は日光唐辛子のみで、鷹の爪の一味唐辛子は作っていない。
今年は、鷹の爪をたくさん栽培しているので、一ランク辛い鷹の爪の一味唐辛子を作ろうと思っていた。
今から種を蒔くことになるが、今年は『島唐辛子』の一味唐辛子の誕生となる。
『シマトウガラシ(島唐辛子)とは、果実が辛味のあるナス科トウガラシ属の一年草です。
日本で普通の唐辛子と言えば鷹の爪ですが、この他、シシトウや、ピ-マンなど全て、学名で Capsicum annuum L.)に分類されるものです。
このシマトウガラシや、タバスコ、プリックキーヌー、キダチトウガラシは学名で Capsicum frutescens に分類されます。
果実は、唐辛子より小さいですが、唐辛子より辛味が強いです。
秋に白花を咲かせます。
果実は、成熟するにつれ、緑→黄→橙→赤に色が変わります。
乾燥させたシマトウガラシを泡盛に漬けこんだものにコーレーグス(高麗薬)という薬味のある調味料があり、沖縄そばなどにかけて食べます。
タバスコの代用として、シマトウガラシをオリーブオイルに漬け込んでスパゲッティに使うタバスコのスパイスにも使います。』
一般名:シマトウガラシ(島唐辛子)
学名:Capsicum frutescens
別名:コーレーグス(高麗薬)
科属名:ナス科トウガラシ属
原産地:沖縄(島唐辛子)、アマゾン川流域の熱帯アメリカ(唐辛子)
草丈:100~200cm
開花期:9月 花色:白
果実色:緑→黄→橙→赤
収穫期:月~月 旬:月 果実長:3~5cm
果実形:長楕円形
唐辛子(とうがらし)の種類10選!スコビル(スコヴィル)値の世界一は?
唐辛子には、辛味成分カプサイシンが含まれるほか、カロテンやビタミンCも豊富です。血行をよくし、食欲増進や消化を助ける効果もあります。唐辛子を普段の料理に取り入れられるようになると、料理の幅が広がり、食卓が豊かになります。今回は、唐辛子の辛さの基準、世界一辛い唐辛子などを含め、辛い唐辛子の種類10選をご紹介します。
唐辛子(とうがらし)の辛さの基準は?スコビル値(スコヴィル値)ってなに?
『唐辛子の辛さは、「スコビル値」によって決まります。スコビル(スコヴィル)とは、辛味を感じる神経を刺激するカプサイシンという成分の割合のことで、スコヴィル辛味単位(Scoville heat units/通称:SHU)と呼ばれます。
現在では、カプサイシンの量を直接計測できるジレット法が開発され、測定器によって測定できるようになりました。古くは、被験者が辛味を感じなくなるまで、唐辛子のエキスを砂糖水に溶かし、その倍率で辛さを判定していました。
ただ、唐辛子は栽培する場所の気温や土壌、管理方法などによって、同じ品種でも辛さの数値(スコヴィル値)に差があるため、あくまでも目安と考えてくださいね。』
唐辛子(とうがらし)の種類や品種は?
『栽培品種を含めて100種近くある唐辛子ですが、実際、食用や品種改良の元となっているのは、5種ほどといわれています。トウガラシ、アヒ・アマリージョ、シネンセ、キダチトウガラシ、ロコトの5種は、世界中で栽培され、日本ではトウガラシとキダチトウガラシの2種を元にした品種の栽培が盛んです。今回は、世界で食用にされている10種の唐辛子を辛さ別にご紹介します。』
10位. ハラペーニョ
2,500~8,000SHU
『メキシコ生まれ青唐辛子で、「ハラペノ」とも呼ばれます。肉厚の細長い実が特徴で、メキシコ料理によく用いられるほか、サラダやソース、ピクルスにして楽しまれます。強烈な辛さの中に、ほのかな甘みがあるのが特徴です。』
9位. セラーノ・デルソル
5,000~25,000SHU
『ハラペーニョと並んで、メキシコではポピュラーな青唐辛子です。長さ4~6cmくらいの、ハラペーニョよりも小ぶりな実を付けます。風味がよく、臭みが少ないことが特徴で、ピクルスやサルサソース、ワカモレなどのメキシコ料理に用いられます。』
8位. タバスコペッパー
30,000~50,000SHU
『辛味調味料として知られるタバスコソースの原料となる品種で、辛味と独特な旨味が知られています。果肉は分厚く、実は1.5~2cmと小ぶりで、丸みがあります。世界中に広がる過程の中で、タバスコペッパーを元に様々な唐辛子の品種が生み出されたとされています。』
7位. 鷹の爪
40,000~50,000SHU
『長さ3~5cmの実が上向きに付く様子が、鷹の爪を思わせることから名前が付けられた唐辛子の品種です。真っ赤に熟した実を生や乾燥させ、様々な料理に利用します。また、一味の原料でもあります。育てやすく、日本でも盛んに栽培されています。』
6位. プリッキーヌ
50,000~100,000SHU
『主にタイで栽培される唐辛子で、トムヤムクンに使われることで知られます。長さ2~3cmの実の姿から、「prik keenoon(ネズミのフンのような)」という意味の名前が付けられました。見た目がかわいらしいことから、観賞用として育てられることもあります。』
5位. 島唐辛子
50,000~100,000SHU
『九州から沖縄にかけて栽培される唐辛子の品種です。果実は2~3cmほどで、泡盛に漬け込んだ「こーれーぐーす」という調味料は沖縄の名産品の1つになっています。』
4位. ハバネロ
100,000~350,000SHU
『超激辛唐辛子として世界的に知られる品種で、猛烈な辛さの中にフルーティな香りがあるのが特徴です。実は2~6cmほどで、丸みがあり、オレンジ色をしています。日本ではお菓子に使われたことで知られるようになり、激辛ブームの火付け役となりました。』
3位. ハバネロ・レッドサビナ
250,000~580,000SHU
『ハバネロを改良して作り出された品種で、最も辛い唐辛子の1つとされています。ただ、その辛さとは裏腹に、実はくるみのようなかわいらしい形をしています。強烈な辛さから、目や鼻など体の弱い部分に汁が付着すると、火傷のような症状が出ることがあるのだとか。』
2位. ブート・ジョロキア
1,000,000SHU
『インドおよびバングラデシュ原産の、超激辛唐辛子です。その辛さは2007年にハバネロを抜いて世界一辛い唐辛子としてギネスブックに認定されました。あまりの辛さから、英語で「ゴースト・チリ」「ゴースト・ペッパー」とも呼ばれ、インドでは象を寄せ付けないためにすりつぶして柵に塗ることがあります。』
1位. キャロライナ・リーパー
3,000,000SHU
『世界一辛い唐辛子として、2013年にギネス認定された、世界で最も辛い唐辛子です(2015年10月時点)。目に触れると、失明の恐れがあるほど危険なことで知られ、口にした瞬間に気絶してしまうといわれています。調理の際には、防護服を着用するそうです。』
以下は、過去にヤフーに掲載した記事です。
佐賀県の唐津市で、世界一辛い唐辛子を栽培して独自の商品を開発販売しているブロ友さんがいる。
ヤフーのブログで過去に記事にしたものである。
ブート・ジョロキュアのブートとはネパールでは幽霊の意味。
幽霊唐辛子と呼ぶそうな。』
『唐津市市民交流プラザ前、ラーメン玉』
コメント(8)
人瓶88円、一、七味唐辛子2本で一年使います
、自分とは別世界の方々、不思議な人達、、バウ爺
2017/12/6(水) 午前 8:14 [ ばう爺 ] 返信する
おはようございます、
辛いの苦手なユンボオヤジには「ひええええ」の世界です、
文面からにじみでるからさで震えがきますよ!
2017/12/6(水) 午前 9:04 [ yumbooyaji ] 返信する
> ばうの独り言さん
何を仰いますか!
ばう兄いの人生ドラマは、私にとっては別世界です。
ブログを通して、魅力的な人生を歩んでいる人を知るたびに、ちっぽけな自分を発見します。(笑)
2017/12/6(水) 午前 9:12 返信する
> yumbooyajiさん
私のプリッキ―ヌでさえ10分の1の辛さです。
D2のハバネロの苗を見つけた時も、すぐその場から立ち去りました。
買ってしまうかも知れない自分が怖かったです。
2017/12/6(水) 午前 9:17 返信する
おはようございます。
まずはありがとうございます。
いやいや、ビックリしました。
ここまで微細にまとめて頂くと自らも「そうかぁ・・・」とか悦にいっております。
のじさんの文才と貴重なお時間を潰してしまったようで、すみません。
改めて感謝いたします。
ご要望がありましたら、お送りします。
生命の存続は保証いたしませんが。
2017/12/6(水) 午前 9:21 [ から2 ] 返信する
> から2さん
私にとっては別世界との出逢いでした。
興味と感動の連続です。
桃実さんからの紹介でしたが、私の唐辛子はシャレの世界です。事実私のプリッキ―ヌでさえ、使ったことはありません。
記事を書かせて頂いて、有り難うございました。
また、書かせて下さいませ。
2017/12/6(水) 午前 9:30 返信する
のじさんに、から2さんのことをここまで詳細にとりまとめ、ご紹介いただけて、私としてもジーンとしております。私からお礼を申し上げるのも変ですけど、大変ありがたく思っております。
ハバネロっていつの間にか世界4位の辛さになっていたのですね。さらなる辛味を持った植物が次々に見つかるのは、自然界の不思議です。
2017/12/6(水) 午前 10:41 [ 桃実 (Momomi) ] 返信する
> 桃実 (Momomi)さん
実は、唐辛子を見て驚いたのでは無かったのです。
下のほうのトマト農家の支援の為に描いたデサインを見て感動したのです。
プロだなと直感しました。
その人が農業から始めたことに、とても興味を惹かれました。
どんな作品、いや商品を世に出すのか?
桃実さんには、2度紹介されましたね。
感謝しています。
2017/12/6(水) 午前 11:19 返信する