ジャガイモの芽の散らばり方



無題2




『種芋は頂芽部から下画像のようにらせん状に強い芽が出る性格がある。(頂芽優勢性)又ストロン基部に近づくほど芽の数が減る。』


頂芽部 芽が多く集まる

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茎に着いていたストロン部 芽がまばら
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実際の芽が出やすい場所の画像

頂芽部が多く芽が出る

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下画像の左側が頂芽部
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ジベレリン処理によって、休眠打破が出来る。
ただ、どのくらい萌芽が早くなるかはわからない。

実際にジベレリン処理を行っている目的は、小さい種芋を量産する目的で行っているようだ。
仕組みは、ジャガイモの頂芽優勢を崩して、側芽も同じように萌芽させて、芽を全体的に萌芽されることで小さな芋をたくさん生らせるようである。

たくさんの芽を育てるからジャガイモが小さくなるのであって、面倒でも2,3芽を残すようにすれば、通常のようにジャガイモが生るのではないだろうか。

秋には、休眠期の長いキタアカリやメークインで実験栽培して見るつもりである。
また、浴光催芽によっても1週間ぐらい休眠期が短くなることも分かっている

無題3



≪計画≫
植付け1ヶ月前から浴光催芽をし、2週間前になったらジベレリン処理を行う。
その後明るい所で管理し、頂芽、側芽とも伸長を促す。



以下は資料
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2010/cryo10-28.html

植付前2週間の種いもを30秒間5~20ppmでジベレリン浸漬処理(GA処理)して慣行の明所・室温管理することにより、頂芽優勢を崩して側芽の伸長を促すことができる(図1)。
GA処理により、植付後の萌芽期が早まる傾向があり、株当りの茎数は増加する(表1)。』

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