小さなスペースで毎年5本のキュウリを育てている。妻こだわりの超ミニ菜園である。
10年以上前に、当時80歳を過ぎていた農家のお婆ちゃんと親しくなった妻は、キュウリの作り方を教えてもらった。
その時以来、ずっと同じ方法でキュウリを仕立て栽培している。
そして、毎年驚異的な成果を上げている。
8月いっぱいまで、キュウリは生り続けている。


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分かっていることは、接ぎ木苗を使っているので連作障害が起こっていないことである。
土も時々新しいものを加えている。

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もう一つ、最近分かったことは、3本仕立てのキュウリが全部垂直に立っていることだ。
これは、今私が関心を持って実験栽培をしている『垂直仕立て栽培』に似ている。完全な垂直仕立てではないが、主枝から分かれた2本の脇枝は、高い天井まで一直線に支柱に縛り付けられている。

道法氏の理論によれば、植物ホルモンのオーキシンが上の方の生長点でたくさん作られ、根に向かって葉や茎を元気に生長させ、最終的には丈夫なたくさんの根を育てる働きがあるという。そのためには、茎を垂直に立てれば、オーキシンの移動は重力を利用して、よりスピーディに根に向かうようである。

以下の画像は、近くの空き地で栽培しているアロイトマトである。苗は私が提供したものである。
昨年から露地栽培をしている。
今年は、大玉がたくさんほしいということで、アロイトマトの苗を7本ぐらいあげた。

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なんと、私の畑の露地栽培のアロイトマトよりも、元気に育っている。
しかも、この場所は昨年度もトマトを作った場所で、連作となっている。
2年ぐらいは、連作なんて何ともないのかと云う感じである。


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とにかくびっくりするほど美人のアロイトマトである。
このミニ菜園は、土の条件はすこぶる悪い。
砂利が多く、土は少ししかない。


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ここはミニの段々畑である。
アロイトマトが4,5株植えてある。
昨年はキュウリとトウガンが植えられていた。
小さい時は、多肥で蔓ボケしているように見えたが、中に奇麗なアロイトマトがたくさん着果していた。
この畑の良い所は、住宅地なので周りに畑は無く、虫が病気を持ってこない感じがする。


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このトマトは、プチぷよF3である。
私の畑では、なかなか作るのが難しい。
しかし、葉に病斑は見られない。若干下の方の葉が黄変しているのがあるくらいだ。
環境の違いが改めて大きいことが確認できた。

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