空いた畑にビニールを張って、土壌消毒を行っている。
ここのところ、ナスの半身萎ちょう病やキュウリのベトビョウがでている。
糸状菌の仲間のカビの一種のようだ。
この菌を死滅させる農薬はまだ開発されていないようで、始末の悪いことには土壌に長く残っていることである。
糸状菌の仲間は50℃から60℃で完全に死滅してしまうようである。
畑の表面からどのくらいの深さまで菌が生息しているのかはわからないが、今できるのは、熱湯消毒や太陽光を利用して熱殺菌をするくらいである。

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半身萎凋病(はんしんいちょうびょう)
 
はじめに下位葉の葉先や葉脈間がしおれて退緑し、巻き上がる。
やがて葉は黄化し、褐変して枯死する。
これらの症状はしだいに上位葉におよび、ついには株全体が枯れ上がり、早期枯凋する。
これらの症状は多発圃場では開花期前後から現れるが、通常は生育後半に顕在化するため、自然な黄化や枯凋と区別し難い。

薬剤(農薬)
適用登録薬剤なし

太陽光熱殺菌の方法

温度管理
太陽熱処理開始後は、3日に1回程度、昼間の温度を計測すると良い。
棒温度計を突き刺し、畝上の地面から30cm深が40℃になっていれば成功。
30cm深で40℃を10日以上キープできれば、消毒は成功したと考えて良い。

太陽熱処理終了
畝上から30cm深の温度×日数で積算温度を算出し、これが800℃以上になれば終了してよい。
余裕があれば900℃~1000℃までやってもよい。
 
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