毎年、ニンニクの栽培では、玉ねぎ用の穴開きマルチを利用してきた。
株間が15cmなので、ニンニクは15cm~20cmなので、問題はない。

しかし、今年は多肥栽培にして、大きなニンニクを作ろうと思っている。
そのため、玉ねぎ用のマルチの代わりに「もみ殻+糠マルチ」を採用した。

下の画像は、風雨の強かった台風19号の去った後に撮った画像である。
強風でも吹き飛ばされず、結構な量がニンニクの畝に残っていた。

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もみ殻だけでは、簡単に台風などの強風では飛び散ってしまっただろう。
しかし、その上に糠を撒くことで、糠を餌にしようとたくさんの微生物が土中から集まってくる。
微生物は糠を分解し、糊のような感じにして、もみ殻をくっつけてしまう。

糠を畑に撒くと、土が団粒化されフカフカになると知ったので、葉物野菜の畝に糠をまんべんなく撒いた。すると糠同士が微生物によって分解され、くっついて固まる。糠の下では微生物がどんどん土を団粒化させていく。土が柔らかくなれば生えていた雑草も抜きやすくなる。新しい雑草の芽は遮光され出難くなる。

今までニンニクを穴あきマルチで作ったのは、土中にたくさんの病原菌が生息し、べと病などが泥と一緒に跳ねて野菜につくと、病気になりやすいと聞いたので、その泥跳ねを防ぐためだった。昨年は、穴の周りにもみ殻を撒いた。もちろん一番大きな目的は防草であった。

今回は、畝幅を20cmにしたので、玉ねぎ用の穴開きマルチを使えないので、「もみ殻+糠マルチ」を採用したのである。

黒マルチほどの泥跳ね防止や防草の効果は望めないが、多少の効果はあるだろう。また、雑草が出ても糠による土の団粒化で、雑草が抜きやすくなるだろう。

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今回、新しいもみ殻と糠をまんべんなく撒いて、マルチを補強した。

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