毎朝、秘密基地に行く、そして最初の仕事は薪ストーブに火を入れることだ。
9時30分ぐらいまで、鶏の世話をしたり、漬け物小屋の点検をしたり、温床の湿度確認をしたり、畑の野菜の世話や収穫をする。
約2時間位の滞在だ。

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毎日薪を燃やすので、木灰が出る。
木灰は苦土石灰の代わりになったり、カリ肥料として使える。

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釘などが混じることも有るので篩に掛ける。

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出たガラは、果樹の根元に撒く。

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篩に掛けた木灰は、袋に入れて保管して置く。

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栄養分たっぷりの木灰の完成だ。
落花生や枝豆、サツマイモの肥料になる。

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袋に入れて保管する。

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草木灰の成分表(目安)

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≪草木灰の特徴≫

草木灰は、カリウムを多く含むアルカリ肥料。

特に枝などを原料にした木灰は、石灰分(酸化カルシウム)の比率が大きく強アルカリ性。園芸では、石灰肥料の代わり使用する土壌改良剤として酸性土壌を中和に使用することが出来る。

藁やもみ殻などを原料にした草灰は、石灰分(酸化カルシウム)の比率が木灰と比較して小さいが、珪酸を多く含む。

木灰はアルカリ分が非常に強い。

肥料として使用する時、アルカリ性肥料であるため化成肥料と同時併用すると化学反応によりガスが発生し植物害をおこす。
また、化成肥料のアンモニア(窒素分)が化学変化により気化することで肥料養分が定着せずにロスが大きくなる。

有機肥料として考えると、牛糞・鶏ふん堆肥や油かす肥料の含有成分にカリウム(K)が少ないため、これを補う天然の有機肥料として活躍する。
カリウム補給目的に使用する時、予め土壌中和作業において消石灰の代わりに草木灰を使用する。
追肥として使用する時は、作物の周囲の土に薄く撒くようにして使用します。


葉面に薄く振りかけることで虫除け効果により、アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシを予防する。
地表面に薄く撒くことでヨトウムシの駆除に使用できる。

葉面にふるい等で薄く振りかけることでうどんこ病、モザイク病、さび病の予防と治療を行うことが出来る。
振りかけた灰が朝露で溶けてアルカリ分が発揮されることで殺菌作用が働く。

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キンカンの根元に木灰を撒いた。

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こちらはみかんの木の根元にバラ撒いた。
みかんが、より甘くなる。



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