先日長年のこんにゃく作りの夢が叶った。
furuutuさんから、こんにゃくの種芋を頂いた。

たくさんの種芋が届いた。その中に一際大きな3年生のこんにゃく玉があった。
重さを測ったら1200gあった。

こんにゃくは、生子(きご)と言われる種芋を4年育てて3年生にして始めて、こんにゃく作りが出来る。
送って頂いた種芋の中には、生子、1年生、2年生もあった。それらは現在、全部まとめてサトイモや生姜と一緒に越冬中である。

頂いた1200gの3年生は、300gずつ四等分した。
そして、レシピを読み漁って挑戦したが3度失敗した。
途中までは、完璧の様だったが、最後に茹でるところで、ブワブワと膨らんで、大きな鍋から溢れ出しそうになった。

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レシピだけでは、イメージが沸かないし、どこで違っていたかがわからない。同じような間違いをしているようだった。
なのでユーチューブで動画を何本か見た。
その時始めて『こんにゃくを練る』という行程が間違っていることに気が付いた。
もう一点は、ぬるま湯の量がコンニャクの全体量になるので、湯量が多ければ柔らかいコンニャクになる。
こんにゃくが出来た。 : のじさんの徒然草 (livedoor.blog)

今年せっかく4度目に成功したのに、来年の今頃まで作れないのは、寂しいし忘れてしまいそうなので、コンニャク芋をメルカリで注文した。それが届いたので、さっそく成功した自分なりのレシピで、作ってみることにした。

今回のレシピの内容
①こんにゃく芋 380g
②ぬるま湯 1140g(芋の3倍)
③水酸化カルシウム 3,04g(芋×0.008)
④水カル液量 152g(芋の0.4倍)
⑤磯の香のアオサ 小さじ2杯
茹でて置いたコンニャク芋 380g
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今回は、刺身こんにゃく用にアオサを入れた。小さじ2杯。

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ぬるま湯の温度は、約50℃。
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水酸化カルシウム 約3g
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ぬるま湯でミキサーで撹拌させて、2時間置いた。

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2時間後に、ある程度固まったコンニャクをしっかり練った。

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練った後に、沸騰したお湯で溶かして置いた水酸化カルシウム液を混ぜる。
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水酸化カルシウムは余り溶けないが、そのまま全部混ぜ込んだ。
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ここでも素早く練り込んで、凝固剤をしっかり混ぜこんだ。
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練り込んで粘り気の出たコンニャクを、タッパに入れて20分ほど置いた。

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包丁で8等分して、沸騰している鍋に入れて茹でた。
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茹で上がったコンニャクの様子を、観察した。しっかりと固まったようだ。
この後、茹でた鍋に戻して一昼夜寝かして、しっかりと灰汁を抜く予定である。
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手作りの生コンニャクは、とても美味しい。
今回、手作りコンニャクに拘ったのは、子供の頃、父親に作ってもらった手作りの刺身こんにゃくの味が忘れられなかったためだ。故郷に帰るたびに、袋田の滝を訪れた。名物に刺身こんにゃくがあった。よくお土産に買って帰っていた。

今回、市販されているコンニャクと生コンニャクとは、何が違うのかを調べてみた。

こんにゃくの違い。生芋こんにゃくは、旨い。なぜ?
『市販されているこんにゃくは、こんにゃく粉で作られている。こんにゃく粉は、グルコマンナンという主成分だけの粉である。

一方、生こんにゃくは、タンパク質や糖質に富み、芋本来のうまみをもっている。そのためこんにゃく本来の味がある。』
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2練馬大長尻大根 9-1



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