超極早生の春一番が倒れ始めた。収穫期である。
しかし、小さい。

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昨年と同じような大きさで、収穫サイズになった。
鶏糞堆肥を撒いてから、定植までに1か月ほど放置してしまったのが原因で、初期の生育にバラツキが出たのだろう。
鶏糞堆肥に含まれてる窒素分は、土壌に撒いてから1か月ほどで微生物によって分解されてしまうということだ。そしてその後は分解されず野菜も窒素分の吸収ができないため、生育障害がおこるようだ。

大量に鶏糞を撒いたために、残っている窒素分も多く、うまく窒素を吸収できたものとできなかったものとに、生育にバラツキがでたのだろう。
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去年と全く同じ時期の収穫だ。今年は若干数が多いのは、苗作りがうまく行ったためである。
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下の画像は、早生のソニックとの大きさ比べだ。ソニックの左側が春一番だ。
早生のソニックが、超極早生の春一番に追いついてしまった感じだ。
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ソニックは比較的、順調に肥大している。こちらは初めて作る早生品種である。
春一番と同じ畝であるが、こちらは畝の真ん中あたりで窒素成分が多く残っていたのであろう。
今考えれば、初期生育でうまく育ってなかった時に、硫安でも追肥して置けば初期の生育不良は防げたかもしれない。育ちが悪いなとは気づいていた。ただ、その時は鶏糞の肥効の仕組みについての理解は、無かった。「鶏糞肥料の窒素は、撒いてから1か月で微生物によって分解され、それ以降は効かなくなる。」
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👇は、隣の畝の中晩成、晩成種である。こちらは順調に育っている感じである。
こちらの畝は、鶏糞堆肥を大量に撒いてから1週間後に、苗を定植している。
しっかりと窒素分を吸収して、初期生育は順調であった。
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2練馬大長尻大根 9-1



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