2021年度のブドウの技数
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今回は、第1技のブドウの生育状況を調べてみた。
第1技には、3本の長い技と12本の短い技がある。
その技に生っている花蕾の生長を撮ったものである。
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下は短梢剪定と言って、技に2芽残して短く剪定したもである。
この技には1房だけブドウを生らせることになる。
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同じく短梢。新梢が2本伸びているがどちらかを残して1本にする。
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こちらも短梢で、第1技には、全部で12本の短梢がある。
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👇は、3本の長梢のうちの1本である。
こちらの枝には約10本ぐらいの新梢が着いている。その新梢には花蕾の着いているのと葉芽だけのものがある。
※『勢力が弱い枝には着果させず、葉数を確保したい場合や翌年の結果母枝として育成する場合は摘心しない。
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各新梢から蕾が出ている様子。
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👇は、強い新梢から出ている蕾。元気良すぎる枝に着いたブドウは、「花ぶる」いを起こしやすい。
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👇は、3本の長梢のうちの2本目の枝である。
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👇の画像のように、見るからに強い新梢は勢いよく伸びる枝なので、蔓ボケに似て、ブドウに栄養分がいかない可能性が高い。つまり、この新梢は摘芯するか、ブドウを摘果するかである。

樹勢が強いため新梢がよく伸び、そのために養分が新梢の生育にのみ奪われて、実の肥大にまで行き届かない。この現象を「花ぶるい」といって、開花後2週間ぐらいでほとんど落花し、実つきがばらついてしまう。
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👇は、3本の長梢のうちの3本目の枝である。
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枝の中間の新梢や蕾である。まだ蕾の大きさや強さがわからないものもある。
ある程度、新梢の大きさが決まり、蕾の大きさがわかった段階で、摘果するかどうかを判断する。
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枝の先端のほうが、新梢や蕾の勢いが強くなっている。
蕾が着いている枝は、摘芯しないでできるだけたくさんの葉を着かせるようにする。
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2練馬大長尻大根 9-1



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