3年ぐらい前に、たまきちゃんから押し切りを頂いた。
昔の農家の家には、どこにも下の画像のような押し切りがあった。馬や牛を飼っている家では、藁や草を押し切りで、細かく刻んで餌にした。
また、米を作っている農家では、押し切りで藁を適度な長さに切って、堆肥を作った。

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しばらく使っていなかったので、グラインダーで刃を軽く磨いた。
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踏み込み式温床の燃料は、藁や草だった。
畑の周りには茅が生えていた。
それを鎌で刈って置いたものを、発酵資材にした。
しかし、大量に使うので、切るのが大変だった。
手を抜いて、長いまま発酵させたら、切り返しが出来なかった。
仕方が無いので、大きな剪定ばさみで温床の茅を細かく切った。大変な作業だった。
その記事をたまきちゃんが見て、押し切りを宅急便で送ってくれた。

しかし、次の年からは落ち葉と糠を使って、発酵させた。
さらに、近年は籾殻をメインの資材に使い始めた。
すっかり、押し切りの出番が無くなってしまった。
秘密基地の小屋の真ん中で、静かに鎮座していることとなった。

今年は、サツマイモをたくさん作った。その残渣がたくさん出た。杉林に運んでおいた。 
杉林の隣にある野菜残渣槽の資材は、ほとんど入って無かった。
そこで、押し切りで細かく切って、残渣槽でゆっくり発酵させようと考えた。
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中々腐らないサツマイモの蔓を適度に切って、野菜残渣槽に入れて置けば、自然にゆっくりと発酵するだろう。
冬には、サトイモや生姜の種芋を野菜残渣槽の中に入れて、越冬させている。
上部の方は、適度に低温発酵しているのが理想である。
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押し切りを利用すれば、一度にたくさんの芋蔓をカットすることが出来る。
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大量のサツマイモの蔓は、とりあえず隣の杉林の中に置いた。
葉は簡単に腐って溶けたが、蔓は生き生きとしていた。
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枝豆の枝も中々腐らない。鋏で切るのも大変だ。
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押し切りなら、ザックザックと簡単に切れてしまう。
野菜残渣槽は、高温は必要ないので、ゆっくり分解してくれれば良い。
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