👇は、ナスの畝である。
梅雨に入り、気候も半身萎凋病の原因菌である糸状菌の大好きな時期である。糸状菌は、土壌に長い間住み着いているようだ。
糸状菌は、土壌の温度が22℃~28℃が一番活発になるようだ。
そして、根から入り込んで下の葉から枯らしていく。始末の悪いことに、やっつける手立てがない。
ナスの接木を、トリバムビガーや茄子の命、赤茄子などで行ったが、防ぐとことはできなかった。
半身萎凋病の糸状菌には、弱点があった。
それは30℃以上の温度になると、活動が鈍って繁殖ができなくなることである。

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怪しい葉が出た。葉の半分が黄色くなって枯れ始めるのである。
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👇は、翡翠茄子である。
こちらの下葉にも怪しい枯れ方をしているのがある。
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まだ、自然に枯れるほど老化しているわけではない。
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👇は、上の方の葉である。正常な葉である。
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半身萎凋病は、一気に葉が枯れるわけでは無い。
下のほうから、1枚1枚枯れていく。その間には、たくさんの収穫ができる。
近くのプロ農家も接ぎ木苗を使ってはいるが、半身萎凋病は発生している。
そして、その葉を切り落としながらナスを収穫し、出荷している。
しかし、枯れる葉がどんどん多くなっていくと、やがてナスの生育が止まってしまう。プロ農家は、その頃になると、すべてのナスを切り落として、病気の入った葉も切り落としている。
その頃には、気温は30℃を越えてきているので、その後1か月ぐらいかけて、木は復活していく。
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👇は、同じ時に作った苗を、ポット苗のままプランターに半地植えして、老化苗にしている画像である。
この苗を、7月に入ったら別の畑の畝に、植え付ける。
その頃になると、気温が30℃を越してくるので、半身萎凋病の糸状菌の活動が鈍ってくるので、老化苗が元気を取り戻して、花が咲き実を着ける。
そして、秋まで食べきれないほどのナスの実を着けてくれる。
私のナスの半身萎凋病対策は、糸状菌と闘わないことである。
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👇は、カルガナスの苗である。
YUKIさんから送って頂いた種を蒔いたものである。
去年採った種が、なんどやっても発根しなかったのである。
今から育てると、収穫は9月頃になるだろう。
こちらは、まったく糸状菌とは戦わずに、真夏になったときに畑に植え付ける予定なので、綺麗なナスが秋には収穫できるだろう。
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