👇は、メインのサツマイモ畑である。昨年は、同じ広さの場所に4畝作った。
今年は畝幅を広くして3畝にした。
そして、垂直に仕立てる高さを150㎝とした。
これは、隣同士の畝に日陰を作らないようにするためである。
サツマイモの栽培で一番重視したのが、葉の光合成を最大限に活用するために、葉の一枚一枚に日が当たるようにすることである。
サツマイモの蔓返しは、蔓から不定根が出てしまって、葉の光合成による養分を途中で吸収されることを防ぐためでもある。垂直栽培では、空中栽培なのでその心配はない。
垂直栽培では、養分の移動だけで無く、植物ホルモンの移動も重力を利用して、スムーズに根に送られることが、道法スタイル 野菜の垂直仕立て栽培で述べられている。
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昨年は、230㎝の高さまで吊り上げたので、毎日ひたすら蔓縛りの時間を取った。
サツマイモは出来たが、労力には見合わないで気であった。
と言うのは、高すぎたことと畝間が狭かったので、隣の畝に影が出来てしまって、せっかくの光合成の妨げになって様だった。
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去年、別の2か所で100㎝から150㎝の高さで、実験栽培してあった。
そちらもしっかりと芋がそだったので、今年は150㎝の高さにしたわけである。
低くしたもう一つの理由は、農作業の省力化である。
さらに、蔓が50㎝ぐらい伸びたら、支柱に縛る方式にしたことで、4,5回縛れば、150㎝まで到達するだろう。
縛り方は、簡単である。
👇のように伸びている蔓をまとめて、麻ひもでしっかりと縛り付けるだけである。
次に縛る時までは、10日ぐらい後になるだろうが、その頃には蔓が垂れ下がっているかもしれない。
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👇は、1本だけ蔓が7,8㎝に伸びていたので、2か所縛った。
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👇は、昨年も150㎝ぐらいの高さで垂直栽培した畝である。
日当たり抜群の一番西側の畑である。
ここは、隣の畑との境界で土手になっている。
隣は1mぐらい低い位置になっている。
なので、150㎝まで吊り上げた蔓は、そこから土手の斜面に這わせて、最大限の日照を浴びることとなる。昨年は、植え付け後100日で、丸々のサツマイモがゴロゴロ収穫できた。
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👇は、最初に縛るのでやや低い位置に縛った。
2,3日すると、葉は不思議と支柱の周りにロゼット状に広がる。➡昨年度の7月7日の画像
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こちらの畝にも25株ぐらい植えてあるので、全部で100株の蔓を縛ったことになる。
次はあと1週間か10日ぐらい過ぎてからだろう。
去年よりは、だいぶ楽である。
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