今年は、秋ジャガイモの種芋に、春に採れたジャガイモを使うことにした。
特にグランドペチカは、休眠期が少し長いので、春ジャガを種芋に使うと、萌芽が遅れて10月近くになってしまう。
そのため、1年前の種芋を使うことにしていた。
そうすると、今度は早く枯凋してしまって収穫量が少なくなってしまう。そこでうまい催芽処理方法は無いかと2,3年色々試してみた。
①8月いっぱい冷蔵庫で保管する。②涼しい所に保管する。③深い穴を掘って、保管する。(今年度)

👇は、ブドウハウス内に150㎝の深さに掘った貯蔵穴である。
底の温度は7月は21℃前後で、8月は22℃前後で安定していた。
湿度は70%以上である。

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今回は、貯蔵していたジャガイモを取りだして、芽が育っているのを確かめた。
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👇は、長崎黄金である。こちらは、休眠期が比較的短いので、植え付けてから2週間ぐらいで萌芽する。秋ジャガを作るには、比較的容易である。
画像からわかるように、小さいが芽が出ている。
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👇は、トレーに籾殻燻炭を敷き詰めて、芽の出たジャガイモを並べて、水を掛けた。
この状態で隣の杉林の中で、常温で湿度を保ちながら保管して、芽を育てるためである。
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👇は、同様に並べたグランドペチカである。グランドペチカは、20℃前後の温度で、保管すると芽が出やすいようだ。
中には、発根しているのも見られた。
昨年も、②風通しの良い畑の小屋に、保管して置いたら今頃に芽が出ていた。

秋ジャガの植え付けは、9月に入ってから行うことにしている。
一昨年に、8月下旬に植え付けたら秋の気温が高かったためか、徒長してしまって調子が悪かった。
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どの種芋も良い感じで芽が出ているので、③貯蔵穴でのジャガイモの保管はうまく行ったようだ。
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👇は、杉林の中の通路である。
ここは、杉林の中であるので直射光は射さない。
木漏れ日が射す程度であるが、明るい場所である。常温で2週間ぐらい育苗する予定である。
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