のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:果菜類の栽培コーナー > トマトの垂直仕立て栽培2019

友人のトマトの畝を垂直仕立て栽培で作っている。
その作業は、時間のある私が担当している。
最近の画像をまとめた。

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アロイトマト


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ダイソーの中玉トマト

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フルティカ 中玉

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プチぷよ

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プチぷよ

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アロイトマト

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アロイトマト

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ピッコラルージュ

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ピッコラルージュ

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食べ蒔きトマト実験栽培

どの種類のトマトも健康的な色をしており、葉が生き生きと育っている感じだ。
しかも露地栽培での無農薬栽培である。

垂直仕立て栽培では、下のほうのわき芽を取らない。そのため葉の数が多い。

最初の頃は、何ヵ所も縛らないとならないので、とても面倒だと思った。しかし時間が経つと下の脇芽が伸びたころ縛り直せば、3ヶ所ぐらい縛ればある程度の高さまで大丈夫なことが分かった。

通常の支柱作りでも、4,5ヶ所ぐらいは縛ることになる。
手間としては、同じぐらいである。

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 2練馬大長尻大根 9-1

『Cf-9プチぷよ』はトマト葉かび病の抵抗性遺伝子Cf-9を有している。
しかし私のは、F3の種なのでそれは無いかも知れない。

そのため、ハウス栽培のプチぷよにだけ、葉かび病のような病斑が見られる。

下の葉に病斑が見られる。
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上の方の葉は綺麗である。
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別の株である。
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同様に上の方の葉は綺麗である。
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露地の垂直仕立てのプチぷよである。
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何処にも病斑は見られ無い
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ハウス栽培で病斑が見られ、もっと条件の悪い露地栽培で見られない。
ちょっと不思議である。
トマトの垂直仕立て栽培ででは、植物ホルモンの働きが活性化され、病気やアブラムシ等の害虫被害も少ないという。
そのせいなのだろうか?

参考画像
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友人のトマトの畝のすべてを、実験栽培している。
もちろん私の育てた苗を提供してある。

アロイトマトの露地での
垂直仕立て栽培だ。


第1果に続いて、第2果も育っている。

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上記の全体画像


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従来の脇芽を切り取ってしまう栽培法に比べて、圧倒的に葉の数が多いことがわかる。
脇芽からも同じように葉がでるので当然であるが、下のトマトでは、その脇芽についた実もしっかり育っていることがわかる。
主枝もすっきりと成長しており、無駄な贅肉が無いというスリムな容姿である。



親茎と脇芽の両方に実がついた。


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上記の全体画像

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トマト畝の全体画像

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垂直仕立て栽培の特徴
若い葉を含む茎頂部でオーキシンが生成され、その移動をスムーズに根まで届くように、主枝だけでなくすべての脇芽を垂直に支柱に縛り付ける仕立て方である。

オーキシンは植物ホルモンであり、植物全体の器官の成長を促す物質である。
この栽培法は、特に植物ホルモンが根までスムーズに届くようにした立ているわけであるが、その理由は、オーキシンの植物内の移動が特殊であることからである。

最近分かったことらしいが、オーキシンの移動は、根から水や養分を運ぶ『導管』や葉などで作られた養分を運ぶ『師管』と云われる器官とは、別の周辺や表皮の器官を移動するようである

オーキシンは、茎を伝って横にも上にも移動するようである。また、垂直になっている茎を移動するときは、重力を利用するという。
このことがわかってから、
農法研究者 道法 正徳氏によって、トマトやナス、キュウリ等の野菜の垂直仕立てを考案された栽培法である。

もちろん、植物ホルモンはオーキシンだけでは無く、ジベレリン・サイトカイニン・オーキシン・エチレン・アブシジン酸の5つの植物ホルモンで、植物全体を刺激して、肥料も少なく、病気にも強い野菜にしていくようである。



※参考
中学生の理科
道管は根から水と養分を運ぶ管
師管は葉などで作られた養分を運ぶ管

オーキシンの移動は? ※大学生レベル
『若い葉を含む茎頂部でオーキシンが合成され、そのオーキシンが通道組織そのもの(師管や道管)ではなくその周辺あるいは表皮系を含む細胞をオーキシン運搬体(取り込み、排出)によって下方に移動する。』


オーキシンの生理作用
 
https://blogs.yahoo.co.jp/ashikawapapyrus/14712716.html
『 オーキシンは、発芽から成長、花芽形成、開花、胚形成と発生など、植物の発生プログラムをつかさどる内生因子とした働き、光や重力のような環境刺激に対する応答因子として重要な役割を果たすホルモンである。
  オーキシンの根や茎頂原基の形成、頂芽優勢作用などは長い時間をかけて目にみえてくるが、マカラスムギの幼葉鞘切片にオーキシン処理を加えると、短時間で細胞の伸長が見られる。』

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ブロ友のユンボさんから、トマトの『道法垂直仕立て栽培』が面白いですよ。との情報を頂いた。
面白いことは、すぐやってみるのが私。
早速調べた。

トマトの垂直仕立て栽培とは?

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道法流トマトの垂直仕立て栽培

上の画像は、上記リンク先からの転載である。
  • 垂直仕立て栽培
    ●枝を垂直に仕立てると収量がアップする
    ●植物ホルモンを最大限に活性化させる。

  • ●ツルボケしない、実割れが少ない、病虫害も減る!植物ホルモンを活性化させる常識破りの
    仕立てワザ



    アロイトマトの6株に、竹の支柱が足りなくてやっていなかった。
    これを実験栽培してみよう。
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    ついでに余ったミニトマトを菜園仲間の畑に、勝手に植えて置いた。
    偶然にも垂直仕立てその物だった。
    あとはわき芽を取らないで縛りつければいいわけだ。
    これは、簡単だ。

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    この栽培法のポイントは何かと考えてみた。
    その1つが、植物ホルモンの働きと性質を利用したものである。
    そして、もう一つは根を生長させることだと思った。

    オーキシンという植物ホルモンは、植物の生長、とくに根の生長を促す。
    そして、このオーキシンは先端の生長点や葉で作られ、茎を通って、植物全体に移動する。
    移動の仕方が二通り有ることか解っているという。
    茎を横にも上にも移動するのと、茎を垂直に移動することである。

    そして、垂直に移動する時は重力に依存することが、最近の研究で解明されたようである。

    わき芽も茎もー直線に地面と垂直に仕立てるのは、上の方の生長点や葉で作られた生長ホルモンであるオーキシンを重力を利用して、一気に根に送り込んで発根力を高めようとするものだろう。

    オーキシンは、以下のように発根剤に使われている。


    【発根剤】
  • 『挿木,挿芽を行う際に,発根を促進する薬剤。植物ホルモンであるオーキシン(インドール‐3‐酢酸,略称IAA)は20ppmの濃度で,植物の茎や芽などの切片に不定根を誘導する活性をもつ。同じような活性は,多数の合成オーキシン類にも認められ,これらは発根剤として実用化されている。日本で農薬として登録されている発根剤は,インドール酪酸,α‐ナフチルアセトアミド(商品名ルートン),5‐クロロ‐1H‐3‐インダゾリル酢酸塩剤(一般名エチクロゼート,商品名ルチエース,フィガロン),過酸化カルシウム(商品名カルパー),イソプロチオラン(商品名フヂワン,殺菌剤)などで,登録からははずれているが,α‐ナフタレン酢酸がある。』

    わき芽を切らないのは、その生長点や葉で作られたホルモンや養分を根や植物全体に供給するためでも有るだろう。

    無肥料で野菜を育てる自然農法でも、しっかり根を伸ばすことが出来れば、美味しいトマトをつくれることにもなるだろう。

    徒長したトマト苗を『寝かせ植え』をしたことがある。この方法は茎からも根を出させ、全体の根の量を増やすことで、施肥量を少なくすることができる。

    どちらも根に着目した点で面白い。



    色々な野菜の垂直仕立てをしているダンブルドアさんの作物


    道法流トマトの垂直仕立て栽培

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    ●ツルボケしない、実割れが少ない、病虫害も減る!植物ホルモンを活性化させる常識破りの

     仕立てワザ

     

    垂直仕立て栽培では、わき芽は基本的にかきません。

    すべての枝をヒモでギュッと支柱に縛りつけ、枝が垂直に立つように仕立てます。

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    根が切れるのを気にせずに、茎のすぐ脇に支柱を挿してください。

    支柱を立てたら、茎を麻ヒモで8の字に縛って支柱に固定し、

    苗が風で揺れて弱るのを防ぎます。

     

    草丈が25cmくらいに育つと、葉の付け根からわき芽が出てきます。

    いよいよここから枝を縛って、トマトを垂直に仕立てていきます。

    一般的な栽培ではわき芽をかいて1枝1本に仕立てますが、垂直仕立て栽培では

    わき芽をかかず枝にし、すべての枝の先端が上を向くようにヒモで縛りつけます。

     

    縛り方は、8の字縛りではありません。全体にヒモを通して支柱に縛ります。

    ポイントは、枝と支柱に隙間ができないよう、ギュッと縛ること。

    支柱と枝が背中合わせで育つイメージです。

     


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