のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:ハウス内の温床と貯蔵穴 > 芋類の保管と発芽・育苗管理

里芋や秋ジャガイモを保存するために、ハウス内に1mの穴を掘った。
前々から1mの穴を掘りたいと思っていた。
地下1mぐらいだと、極寒期でも9℃ぐらいが最低温度であるとの資料を見た。
その資料は1944年のものだったので70年以上も前なので、現在は温暖化で地中温度も上がっているかもしれない。
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ブドウハウスの中央に、100㎝×80㎝×110㎝の芋類の保存穴を掘り進んでいる。
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最終的には、110㎝まで掘り下げた。
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11月27日の110㎝の底の地温は、約16℃であった。
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千葉県の地中温度の変化(資料は1944年~1948年のもの)
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👇は、110㎝の穴を掘って、土が崩れないように内側からコンパネとトタンで補強した。
後は、何をどのように保管するかを考えて、計画する予定である。
すでに、別の場所の野菜残渣槽で、生姜、蒟蒻、つくね芋、薩摩芋の保存を行っている。


こちらの穴には、里芋と秋ジャガを保存する予定である。
また、実験でサツマイモを保存予定である。
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根菜類の越冬適温
は、以下のようである。
ジャガイモ3.5℃~(参考元
3.5度~4.5度の環境が良い
蒟蒻5.0℃~(参考元適温は、5℃以上
里芋7.0℃~(参考元適温は、7℃~12℃
生姜11℃~(参考元適温は、11℃以上 湿度90%
つくね芋11℃~   適温は、11℃以上 湿度90%
サツマイモ11℃~(参考元)適温13℃~15℃ 10℃以下で低温障害





110㎝の穴を掘ったが、次はどのように保存用の芋を入れていくかである。


👇は、ミニハウス内に、穴を掘って芋用の貯蔵穴を掘った動画。






👇は、プロ農家の保存の様子の記事である。➡転載元
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➡転載元 サツマイモの収穫・貯蔵の心得

『貯蔵方法は、多量の場合には水はけの良い畑を選び、図のように深さ70~80cmの穴を掘り、稲わらを敷き、つるに付いたままの芋を傷つけないよう丁寧に重ね入れ、上にも稲わら、もみ殻を覆います。適温は13度、湿度は90%が目安です。また、初期には呼吸熱が発生しやすいので、筒状の通気筒を差し込んでおくとよいでしょう。これは後に取り外しますが、条件測定のため温度計を取り付けておくとよいでしょう。穴の上には土を盛り上げ、稲わらを覆い雨水が浸入しないよう留意します。』
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そこで、数年前から野菜残渣槽を使って、低温発酵での熱と地温を利用して、芋類の越冬場所として活用している。

今まで、以下のように越冬に成功している。
2020年以前 サトイモ
2021年  ➡サトイモ+生姜
2022年  ➡サトイモ+生姜+蒟蒻+サツマイモ
今年度   ➡生姜+蒟蒻+つくね芋+サツマイモ

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残渣槽の上から、一番深い所までを計測した。
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最大で116㎝である。通常は、100㎝ぐらいまで野菜残渣を入れる。
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👇は、取り出した野菜残渣である。
画像は枯草と先日カットしたサツマイモの蔓であある。
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今年の改善点は、保管する場所を瓦を利用して、土が崩れないようにして保管しやすくした。

ここからは、昨年度の記事である。

昨年の12月から芋類を野菜残渣槽で、越冬できないかどうか実験をしてきた。
今までに、サツマイモを除いて、蒟蒻、里芋、生姜の越冬には成功している。
今回は、サツマイモの越冬に挑戦した。

根菜類の越冬適温は、以下のようである。
ジャガイモ3.5℃~(参考元
3.5度~4.5度の環境が良い
蒟蒻5.0℃~(参考元適温は、5℃~
里芋7.0℃~(参考元適温は、7℃~12℃
生姜11℃~(参考元適温は、11℃~
サツマイモ11℃~(参考元)適温13℃~15℃ 10℃以下で低温障害


👇は、野菜残渣槽である。
ここでは、サトイモ、コンニャク芋、生姜、サツマイモをネットに入れて、1mの深さの所に埋めてある。
2月の極寒期でも、内部温度は12℃ぐらいを保っていた。
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残渣槽の下半分は、馬糞堆肥、籾殻、腐葉土、土等を混ぜ、上半分には野菜残渣を乗せて置いた。
野菜残渣が多すぎると高温発酵してしまうので、適度な量を加減しながら投入した。
👇は、順に掘り出した越冬芋である。
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一番底までの深さは、110cmぐらいであった。土と残渣の層の厚みは、70㎝~90㎝であった。
👇は、生姜である。全体的に傷みは少なく無事に越冬できていた。
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👇は、今回初めて挑戦したサツマイモである。品種は、紅はるかである。
6本中1本は腐ってしまったが、5本は健全に越冬できた。芽が出ていたものが1本あった。
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👇は、無事越冬できたサトイモとこんにゃくである。
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👇は、友人のジャガイモの畝である。
友人のジャガイモ栽培は、ユニークである。
以前私の畑の一部を使って野菜作りした頃に、毎年同じ場所で10年ぐらいジャガイモを作っていた。
連作は、まったく意識しなかった。
そして、もう一つユニークなのは、肥料は鶏糞のみであることだ。
しかも、その施肥量に特徴がある。3㎏/㎡の量である。これは、かなりの量である。友人の野菜作りは、結果主義である。結果が良ければ、都市伝説はあまり気にしない。

例えば、ジャガイモ作りには、石灰を撒いたり、鶏糞堆肥はあまりよくないと言われている。
というのは、石灰や鶏糞堆肥はアルカリ性なので、ジャガイモは酸性を好み、アルカリ性が強いとソウカビョウに罹ることがあるからだ。

👇の画像は、男爵を掘り起こしたものである。
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👇の畝には、男爵の残りと、ながさき黄金、グランドペチカが植わっている。
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後で記事にするので、1株ごとにざっとまとめて置いてほしいと頼んだ。
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👇の画像は、一番収量の多かった株のジャガイモである。
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そのジャガイモをお借りして、計測した。肌つやを見ると、つるつるしていて綺麗である。ソウカビョウなんて全く見当たらない。
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袋に入れて1株分の収量を測ったら、1900gであった。
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一番大きそうなジャガイモを測ったら350gほどであった。
こちらのジャガイモの肌もつるつるで綺麗である。
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今年は芋類の越冬保存のために、温床と野菜残渣槽と畑に穴を掘って埋める3つの方法でやっている。

👇は、温床を使ってサツマイモの熟成と越冬保存をしている。
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一昨日からの寒波で、7°cまで下がってしまった。サツマイモは、11度以上の温度が必要で、それ以下だと低温障害を起こし、腐れが出てしまう。
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根菜類の越冬最低温度
ジャガイモ3.5℃~(参考元)、
蒟蒻5.0℃~(参考元)、里芋7.0℃~(参考元)、
生姜11℃~(参考元)、サツマイモ11℃~(参考元



👇は、畑に穴を掘って、サトイモ類を保管している。サトイモは7℃以上の温度が必要である。
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👇は、拡大画像である。食べる時に簡単に掘り出せるように、籾殻と土を半々に混ぜている。雨水が入らないように、ビニールシートで被せ、回りに溝を掘って置いた。
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👇は、本命の越冬用の野菜残渣槽である。層の底の地中を20cmぐらい堀り、籾殻を敷き芋類をネット袋に入れ並べて、その上に腐葉土を60cmぐらい被せた。更にその上に20cmぐらい野菜残渣を乗せた。野菜残渣は、自然発酵で量が減ると野菜残渣を投入して腐らせる。
中に埋めてあるのは、サトイモ、生姜、蒟蒻、サツマイモである。サツマイモは、今年初めてである。
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👇は、ミ二ハウスの中に土を掘って、秋ジャガを埋めてある。土の上に籾殻を被せ、土中が氷点下にならないようにしている。
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内部温度は、5°cぐらいが丁度良い。ジャガイモの貯蔵は、4.5℃~5.5℃の環境が良いと言われている。
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👇は、オカワカメを越冬させている場所だ。
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オカワカメは、比較的寒さに強いと言われている。しかし初めての経験なので、万全の防寒対策をした。防寒キャップの中は、馬糞堆肥+土で盛り上げてある。
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ここからは、冬物野菜の防寒対策である。👇の画像の右側は、エンドウ豆を防虫ネットトンネルで防寒対策している。ほぼ外の環境と同じぐらいである。
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👇は、寒さに弱そうな春菊と子持ち高菜の防寒対策である。不織布で覆った上にビニトンで傍観している。しかしながら、極寒期には凍みてしまって、枯れてしまう確率が高そうである。
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という事で、朝のうちに春菊を収穫して置いた。これが最初で最後の収穫になるかもしれない。
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👇は、日曜日にソラマメの余剰苗を植えた畝である。防寒対策は防寒キャップを被せた。
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👇は、本命のソラマメである。マルチをして植え付けたところに、ビニトンをして、上から防虫ネットで押さえてある。
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👇は、比較的寒さに強そうな大和真菜を植えてある。不織布の上にビニトンを掛け、海苔網で押さえてある。幼苗であるがしっかりの根付いて育っている。
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👇は、寒さには強いほうれん草の第3弾である。ビニトン栽培で、海苔網で押さえてある。
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👇は、超極早生玉ねぎの春一番である。こちらは早採りのためにビニトン栽培をしている。暴風対策として海苔網で押さえてある。
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👇は、凍みてしまうと腐れが入ってしまうキャベツである。不織布を掛けてビニトン栽培している。暴風対策として海苔網で押さえてある。
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まる八さんが送ってくれたサツマイモ。まだ熟成していないという事なので、温床を利用して1か月ぐらい熟成しようと準備した。
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底の方と上の方では、温度が違うので若干高めに設定して、熟成させることにした。プラケースの底に5㎝の厚さの発泡板を敷いた。その上に籾殻を敷き、第1段に紅はるかと安納芋、シルクスウィートをならべた。
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1段目を並べた上からもみ殻を入れて、均した。その上に第2段を並べて同様に籾殻でいっぱいにした。
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👇は、自家産の紅はるかである。来年度の苗作りのための種芋である。今年は、野菜残渣槽でも実験的に種芋を越冬させてある。去年は3品種の苗作りをしたが、安納芋は芽が出る前に腐らせてしまった。シルクスウィートは、10本しか苗が出来なかった。なので、今年は紅はるかだけに絞った。
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👇が、保管の準備が終わった画像である。左が自家産種用で、右がまる八さんから届いた熟成用のサツマイモケースである。
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2練馬大長尻大根 9-1


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