のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Category:果菜類の栽培コーナー > ミニキュウリの自家採種

今回のどかなり千成F4の種の採種は、今年2回目である。
最初25ppmのジベ処理をした時に、花が2,3かしか咲かなかった。
そこで、苗が大きくなってから脇芽も含めて全部の生長点に、50ppmのジベ処理をして人工授粉したものである。
1株全部が雄花しか咲かない雄株になった。
その時に、10本ぐらい人工授粉した。
しかし、気温がまだ低かったのか、最初の7本ぐらいは受粉がうまく行かず、種は採れなかった。
気温が高くなってきたころに、人工授粉した3本のキュウリから正常な種が採れた。

今回は、雄株となった親株を、今度はオーキシンを生長点に掛けた所、雌花が咲きだした。
ただ、下のほうの節には、まだ雄花が咲いていた。
そこで、その雄花を使って、再度人工授粉をした。

👇のキュウリが、下のほうに咲いていた雄花を使って人工授粉したものである。
割って見たら、2本とも受粉して種が出来ていることが、確認できた。
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種を、水を入れたボールに取りだして、水に浮いた種は流した。
👇は、正常な種となった物が水に沈んだものである。
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👇は、2本分の種をキッチンペーパーで水を切って、数えたものである。
2本で、145粒の種が採れた。
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👇は、人工授粉したものと、取り忘れた物(画像右側)である。
取り忘れた物が、自然に受粉しているのではと思って、調べて見た。
最初に、取り残しの物を水を入れ、ボールに取りだしたところ、全部の種が浮いてしまった。
受粉していなかった。
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👇は、受粉した1本のキュウリから採りだした種である。
受粉がうまく行ったのか、1本で110粒の種が採れた。
昨年の秋の種採りと、今年の春の種採りの2回の自家採種を経験した。
雌花しか咲かないミニキュウリの、ジベ処理を使っての自家採種の仕方がなんとなく分かった。
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👇は、どかなり千成F3のジベ処理したキュウリである。
ジベレリン濃度は50ppmで、幼苗では無く親木の頂点や脇芽の頂点にジベ処理したもので、咲かせた雄花を使って自家受粉させたものである。

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👇は、割った中身の画像である。大きくて硬そうな種が見える。
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👇は、2つ目のキュウリを割った中身の画像である。こちらも受粉して出来た種が確認できる。
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👇は、3本目のキュウリである。同じくこちらも受粉した種が確認できる。
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キュウリのジェルを含め、未熟種もすべてボールに取り、水を入れてよく揉み解して、水に浮かんだ未熟な根を洗い流した。
そして、👇が沈んで残った種である。
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少ない粒数に見えるが、4,50粒はあるはずである。
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3本のキュウリの種を採り、こし器に入れて乾かす。
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👇は、一番数の多そうなこし器の種を、トレーを使って10粒ずつに分けて数えた。
109粒の種が採れた。
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今回の結果から分かったことは、ジベレリン処理の濃度は50ppmでも条件が合えば、正常な雄花が咲き、自家受粉させることができるという結果である。
また、幼苗をジベ処理したものでなくとも、親木の頂点の生長点にジベ処理しても、脇芽の生長点にジベ処理して雄花を咲かせても、正常な雄花を咲かせることができるという事である。
ただ、いつでも正常な雄花を咲かせることができるわけでは、無さそうである。

気温が低い時に、ジベ処理で雄花を咲かせても、雄花は受粉できる花粉塊を作り出せないのでは無いかという疑問である。

最初に幼苗の時に25ppmでジベ処理したが、花が2,3花しか咲かなかったので、大きくなったキュウリの生長点や脇芽の生長点に、50ppmでジベ処理をして、株全体を雄株にしてしまったものである。
今回の自家受粉したキュウリは、その雄株に咲いた雄花を使って、人工授粉させてものである。
人工授粉させたのは、かなり暖かくなってきてからである。



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今年は、春早々のどかなり千成F3の幼苗にジベレリン処理をして、雄花を咲かせた。
25ppmのジベレリン濃度では、2,3花しか雄花が咲かなかった。
次に50ppmのジベレリンを脇芽にも噴霧したら、今度は完全に雄株になった。
雄株に咲いた雄花を、雌株の雌花に10花ぐらいに人工授粉した。既に、受粉させた5本を割ってみたが、1粒も種が出来ていなかった。
今回は、残りの物と何もしなかった小さな物も割ってみた。

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全部を割ってみたが、種になりかけの未熟なものはあってもほとんど種は無かった。
画像の〇印の物は、種のように見えた。
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拡大してさらに見た。
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しっかりした種だった。
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他にも無いか、中のジェルをかき回して探してみた。
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ほとんど、未熟な種ばかりである。
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種らしきものを取り出して、よく観察した。
最初に見つけた2粒以外は、ペッチャンコで種にはなっていなかった。

雄花は、たくさん出たので1花の雌花に、雄花の花粉塊を2花使って、受粉したりした。
2粒でもちゃんとした種が出来たという事は、受粉はしたわけである。
ただ、花粉の力が弱かったという事だろう。
雄株は、トマトトーンを全部の脇芽に噴霧したので、雌株が咲いてキュウリは次々となった。

しかし、👇の方の節からは、雄花が出ていたので、第1回目に5本の人工授粉したものが、失敗だったので、さらに3,4個人工授粉してある。
まだ、親株は、枯れていないので実験は続いている。
人工授粉の時期が悪かったのかと思って、再度人工授粉を続けた訳である。
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👇は、改良ミニハウス内で作付けしているどかなり千成F3である。
今年は、2つの実験をした。
1つはジベレリンを噴霧して、雄花を咲かせること。
もう1つは雄花しか咲かなくなった雄株にトマトトーンを噴霧して、元の雌株に戻す実験である。
結論としては、どちらもうまく行った。

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👇は、雄花を咲かせたものを使って受粉させたものである。
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👇は、また別株の中段に人工授粉させたものである。
受粉の後肥大が始まったので、上手く受粉が出来ていれば種が採れる。
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👇は、1株だけジベレリンを噴霧して雄株にしたものである。
受粉が終わったので、雄花しか咲かなくなった雄株では、無用の長物である。
そこで、トマトトーンを全ての脇芽の頂点に噴霧したら、予想通り元に戻って雌花しか咲かない雌株になった。
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👇は、幼苗の時に25ppmのジベレリンを噴霧したら雌花があまり咲かなかったので、50ppmに濃度を上げて生長点に噴霧したら今度は、雄花しか咲かない雄株となって、どんどん成長していった。
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下のほうには、すでに雄花の花蕾が出来ていたので、たくさん咲いている。
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👇は、追加で植え付けたものが雌花を咲かせている。
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追加では、5株ぐらい植え付けた。
こちらが一人前の大きな木に生れば、毎日収穫できるようになるだろう。
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👇は、食用のキュウリである。
現在は、毎日採れるだけ生ってはいない。
2日に1回か3日に1回の割合での収穫である。
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👇は、卵と一緒にミニキュウリを収穫したものである。

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👇は、改良ミニハウス内でどかなり千成F3を育てている。
最大の目的は、雄花の咲かない房成ミニキュウリにジベレリン処理で、雄花を咲かせて人工授粉することである。結果は良好で、1株に2個ずつ人工授粉が終わった。
後は、受粉したキュウリが熟成することを待つばかりである。
昨年の経験から、1個でも受粉していれば50粒~60粒の種が採れることがわかっている。
全部で6個以上のキュウリに人工授粉してあるので、種は採れるだろうと確信している。

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👇は、上の方に咲いた雌花に人工授粉してある。
下のほうにやらなかったのは、収穫して食べるためである。
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人工授粉のできる雌株は、5本育てているが1本はこじれてしまって調子が悪い。
4株は人工授粉をすでに終わっている。
そのうちの3株に、2個ずつ人工授粉したキュウリが、順調に肥大していることを確認している。
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👇は、雄株である。ジベ処理をしたら雄花ばかりしか咲かない雄株になってしまった。
他のキュウリよりも、はるかに元気に育っている。
実が生らないわけだから、すべての養分を自分の木を育てるためだけに使っているからであろう。
既に人工授粉は終わっているので、用済みのキュウリとなっている。

昨年の秋にトマトトーンを使って、雄株の生長点に霧吹きで吹きかけたところ、しばらくして雌花を確認した。
残念ながら、その後しばらく経ってから木が枯れてしまった。

今回は、非常に元気に育っているので、去年の残りのトマトトーンがペットボトルに残っていたので、親蔓は摘芯して、下のほうから何本か伸びてきているすべての子蔓の生長点に、トマトトーンを散布した。雌花を咲かせて、キュウリを生らせるためである。
トマトトーンも農薬の一種なので、けちけちしないで新しいものを購入すれば良いのだろうが、効くのかどうかを確かめたいという好奇心もあるので。あえてやってみた。

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👇は、受粉させないでそのまま育てたミニキュウリである。
今年の初物である。
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