のじさんの徒然草

200坪の畑に美味しい野菜を育てています。 都会の近くの山に囲まれた菜園の横に秘密基地を建て、田舎暮らしを楽しむ、そんなライフスタイルの情報を発信しています。

Tag:間欠冷蔵処理

夏に、いちご苗を冷やして花芽分化を促すために冷蔵庫を使って「間欠冷蔵処理」を行った。
残念ながら苗作りに失敗して、約40株の内7株だけ生き残った。
最初は、ミニハウス内に定植して置いた。
その後、イチゴのプロの作った短日夜冷処理した苗を頂けることになったので、露地栽培に植え替えて、観察を続けていた。
👇は、露地栽培の「間欠冷蔵処理苗」の7株の内の1株に花が咲いた画像である。
既に、受粉してイチゴになっているものもあった。
たった一株でも、苦労して間欠冷蔵処理したものに、花が咲いたことに感動した。
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今年の、イチゴの間欠冷蔵処理の実験栽培の日程表

イチゴ栽培の今後の日程
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イチゴの間欠冷蔵処理とは?
いちごを12月頃に収穫するために、イチゴ苗を冷蔵庫で冷やして花芽分化を促すという方法がある。
いくつかの条件を満たす必要がある。
①日長が13時間以下(千葉県は8月30日頃)になる頃で、
②冷蔵庫の温度が13℃から15℃で、
③3日間冷やして、つぎに3日間常温で管理する。これを2回から3回繰り返す。
今回は、8月21日~9月8日までとした。


👇は、露地栽培中の間欠冷蔵処理を行った7株の苗である。
花芽が出なかったので、諦めてハウスから露地栽培に移植したものである。
この中の小さい苗が、花を咲かせ実を生らせていたのを見つけたわけである。
手前の立派な苗だけに目が行って、小さな苗は見逃していたようだった。
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出来るだけ根鉢を崩さないように、シャベルで大きく掘り起こして、ハウスに再度移植することにした。
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👇は、すでに花芽分化の処理された苗を植えてある畝の、空いている場所に移植した。
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根鉢のようになっている土を崩さないように、丁寧に移植した。
イチゴの品種は「章姫」である。
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👇は、ミニハウス内の年内収穫を目指しているイチゴの畝である。
苗は、御前崎フルーツファームさんからのプレゼント苗を植えてある。
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👇は、改良ミニハウス内で、冬採りイチゴを栽培している画像である。
今年初めての経験で、どの様に育つのかはやってみないと予想がつかない。

昔、温室栽培している位置の農家さんに冬場の温度はどのくらい必要かと聞いて見たことがある。
その時に、最低温度が5℃以下にならないように、温度を掛けていると聞いたことがあった。
しかし、ビニールハウスは温室では無いので、夜になると外の温度まで下がってしまう。

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👇は、こちらの12月の気温の移り変わりである。最低気温が5℃を下回る日が、殆どである。
ビニールハウスの中で、2重トンネルでどこまで5℃以上をたもてるのか、不安がある。
➡画像転載元
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👇は、現在の最低気温と最高気温である。現在は、11℃~31℃である。
※『イチゴが受精して果実が生長するには、最低気温が5℃以上必要で、昼20~24℃、夜間6~10℃が適温である。』 ➡参考記事
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現在、ビニールハウス内で1重のビニトン栽培をしている。
日中はビニトンの裾を捲り、ハウスの袖を開けている。夕方からハウスの袖を下ろし、ビニトンも裾を閉じている。
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【御前崎フルーツファーム苗】

気温が10℃を下回ってきたら、二重のビニトン栽培に切り替える予定である。
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👇は、朝方の9時半ごろのハウス内の温度である。
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👇は、ブロ友のまる八さんの昨年の12月21日の画像である。➡画像元
【御前崎フルーツファーム苗】
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👇は、春採りの露地栽培のイチゴの畝である。
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👇は、ランナーと枯れた下葉を取り除いたものである。
既にランナーの苗に根が出ているものがあった。
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👇は、枯れた下葉とランナーをカットした苗の生育状態である
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👇は、夏に間欠冷蔵処理をして、失敗に終わった苗である。
ハウス栽培から、露地栽培に切り替えた苗である。
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早めに植え付けたので、苗がしっかりしてきている。
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👇は、露地栽培のイチゴの畝である。
右隣にもう一畝イチゴの畝を作った。
と言うのは、ハウス内で実験栽培していた間欠冷蔵処理した苗が、どうやら失敗したようなので、露地栽培に戻すことにした。

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ハウス内には、間欠冷蔵処理した苗が8株ほど生き残っていた。
しっかり根付いていたので、丁寧に移植することにした。
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畝に穴を空けて水をたっぷりと掛けた。 
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👇は、改良ミニハウスの中に植え付けた、間欠冷蔵処理した苗である。
冷蔵処理がうまく行っていれば、今頃花芽が出て来てもおかしくない。
しかし冷蔵処理した時の苗が、ほとんど老化苗に近かったので、新葉が出ていなくて休眠状態であったようだ。
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👇は、しっかりと根付いて良い感じの苗になってきているので、根を切らないように周りを丁寧に掘り、土を出来るだけ崩さないように移植することにした。
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👇は、露地に作った畝に移植が完了した画像である。
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👇は、8株全部の移植が完了した画像である。
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最後に、水をたっぷりと掛けた。
左隣の普通栽培の苗と、間欠冷蔵処理した苗と何か違いが出るのかを、観察して行こうと思っている。

御前崎フルーツファームさんの夜冷処理した苗のプレゼント募集に応募したら、運よく当選したので苗を頂けることになった。
その苗を今日移動した改良ミニハウスで育てるために、急遽私の間欠冷蔵処理した苗を移動したわけである。
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👇は、露地栽培のイチゴの畝である。9月27日に植え付けた。
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植えつけてから16日が経過している。
活着して根も伸び始めていることだろう。
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イチゴは、結構肥料食いの様である。
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👇は、株の間に穴を掘って化成肥料を入れて、土を被せた。
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👇は、すでにランナーが伸び始めている。
植え付けた時は、伸びていたランナーは切って植えた。
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植えつけてから新葉がどんどん伸びてきている。
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👇は、夏に間欠冷蔵処理をして、ハウス内に植え付けたイチゴである。
苗がしっかりできていなかったようで、花芽形成がうまく行っていなかったようだ。
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植えつけたのは、9月5日で植え付けてから38日経っている。
しっかりと育っていて、新葉が次から次と出てくるが、花芽は出てきて無い。
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👇は、10月9日に植え付けた四季なりイチゴである。
植え付けてから8日が経っている。花が咲いている。
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👇は、大先輩のビニールハウスを解体した時に、中に植えてあってイチゴに実が着いている株があったので、1株頂いたものである。
四季なりイチゴだったのだろうか。
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根を崩さずにシャベルで大きく掘って土ごとそっと植え付けた。
そのため、葉も萎れることなくうまく移植できた。
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👇は、冷蔵処理したイチゴの全体画像である。
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年内にイチゴを収穫する促成栽培では、冷蔵庫を使ったり、標高の高い場所で育苗することで、早く花芽分化をさせることにできることがわかっている。
平均気温が25℃付近まで下がって、日長時間が短くなると花芽を分化し、温度が12℃~15℃以下となると日長にかかわらず花芽を分化することもわかっている。
このことを踏まえて、間欠冷蔵処理と言う方法があることを知り、冷蔵庫を使って挑戦した。

👇は、その方法で育苗した苗を植えた物である。残念ながら冷蔵庫で15℃前後の温度を一定に保つことはできなかったので、電源を入れたり、切ったりして10℃~20℃ぐらいの大雑把な温度で実験を行った。

イチゴ農家では、苗を冷やした後花芽が実際に分化したかどうかを、顕微鏡で確認して、花芽が形成された苗だけを植え付けるようである。これは、専門家でないとできない話である。

私ができたのは、とりあえず間欠冷蔵処理もどきの実験を行ったわけである。

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花芽分化のための冷蔵処理以前の問題として、苗作りの段階で夏の育苗管理に失敗してしまった。
そのため20株ぐらい冷蔵処理を行ったが、植え付けた後活着して生き残ったのは、7株ぐらいであった。
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👇は、ランナーが出て子苗から根が出ている状態である。
ランナーは母体の栄養分を使うために、カットしたほうが良いという事である。
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画像から見ても、花芽が形成されている苗だとは、とても思われない貧弱なものである。
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👇は、普通栽培のイチゴの畝である。
こちらは、来年の5月ぐらいの収穫を目指しているので、年内に株を充実させたあと、冬の寒さを十分に当てゆっくりと休眠させる。
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こちらの株もランナーが次々と出始めている。
昨年は、苗を増やすためにランナーを切らずにポット苗にして、冬場に温床で育苗して、今年度の春に苗採りを行った。
今年は、ランナーはすべてカットして、株を充実させる計画である。
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畝間は50㎝とゆったりとり、全部で24株を植え付けてある。来年度は、画像左側の畝を苗採り場所として開ける予定である。
今年度1番苗と2番苗を使ってみて、夏に大きくなりすぎて老化苗になってしまった。
そして猛暑の中での苗の管理が非常に難しかった。
来年は、3番苗、4番苗を採って若々しい苗作りを目指そうと考えている。
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👇は、カインズホームに並んでいたイチゴの苗である。さすがにプロの苗作りは凄い。
葉が若々しくて綺麗である。

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苗の状態を見るために、画像を撮らせてもらった。このような苗を作りたい。
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